今回のSUPER JUMP

表紙で大々的に男祭り!と謳うのはやめていただきたい。恥ずかしくて買えないじゃないか(買ったけど)。
ついでに購入した今回の別冊花ゆめに、「Meine Liebe」という由貴香織里がキャラデザしたゲームのキャストが載ってましたが、
櫻井孝宏関智一保志総一朗石田彰関俊彦子安武人・・・
かき集めればいいってもんじゃないだろうに、と思ったのは私だけではありますまい。



5月25日分。


ウルトラQ「ウニトローダの恩返し」
宇宙人をめぐる下町人情物語。オリジナルのウルトラQは見たことないけど、こういう話って結構ありそう。
ウニとトロが好物のきゅうとな宇宙人をフィーチャリング。変な事件はお任せ、の草刈正雄もノリノリで登場(何故いまどきオープンリール?)。
日本が世界に誇る町工場の技術力を駆使してウニトロの宇宙船を修復し、見事、怪獣サビコングを撃退。ビバ、プロジェクトX!!
「サビコングそーれそれそれ大作戦」とか、ネーミングセンスというものを鼻で笑い飛ばしてるおちゃらけ感はベタだけど楽しかったです。ただし、ウニと徳さん一家の心の交流がおざなりにしか描かれていなかったので、なぜウニがあそこまでやったかという説得力に欠けていたのが残念。
この手の話で必ず泣かせてくれる太田愛の脚本で見たかったな。



攻殻機動隊SAC「孤城落日」
トグサ復活。でも9課ピンチ。ということで総括できる話でした。一回飛ばしたからさっぱり分からないだろうと思ってたのに、そうでもなかったのが良かったような釈然としないような。
うわっ、タチコマ!!老人ホームで働いている?甲斐甲斐しく世話を焼くさまが相変わらずカワイすぎてもう、どうしてくれよう。で、ちゃんと9課のことも憶えてるんだね。
ってことは、これからのタチコマの活躍を期待していいんですか?いいよね?ね?



忘却の旋律「すでに択ばれた遠い道」
ボッカに撃退されて去っていくネズミーマシンをぼんやり見つめる人柱少年、という構図が妙に笑いを誘いました。そこはかとなくコントのオチ風味です。
「一億ドル分、後悔するがいい!」「バブルな奴め」というやり取りも、経済問題に深く切り込んだ今篇にふさわしいやりとりです(この世界にもバブルはあったんだろうか?)。
てか、少年はアイバーマシンだったんですね。なるほど。アイバーマシンって、あんな風に人型でそこらにふらふらしてるんですね(ほらあなたの後ろにもアイバーマシンが・・・)。
そして、女の子戦士の場合は、鳴り響くとき太ももを弾くらしいです。女の太もも=男の二の腕という図式は、非常によく理解できます。セクシュアルというよりセンシュアルという表現が近い部位ですものね。やっぱ男は二の腕だわ。
一方、天才の絵市くんは、ちゃっかり笑えるメッセージを残していました。イラストが現れる絶妙のタイミングといい、脱力系の絵柄といい、遠音の言うとおり彼はまごうかたなき天才です。このオチも含めて、今週は情報量豊富かつスベっている部分が最小限で、大変楽しかったです。



5月24日分。


A15「LOVELOVE?」【九月の空】「ヒットをねらえ!」【おとこー!】
菜摘は壁にぶつかってやけになったのか、ついに大泉とマジ・デート。菜摘と大泉のデートのバックにコスのテーマがかかると、あのスチャラカ・ソングがなんとなくデート・ソングに聞こえるからフシギ。
青年コミックとかギャルゲーとか、オタク丸出しのシミュレーションしか思いつかない大泉。すっかり菜摘のペースに流されっぱなしで、主導権を握ったのは、やっぱやめよ、の部分だけというのが大泉らしい。よくあるさわやか系青春ドキドキラブストーリーになってました。
というか、コスがあれだけ二転三転してるんだから、大泉こそ忙しくてデートどころじゃないような気がしますが。
ノブナガがコスを引き受けたのが特撮ファンだからってのは建前で、本当は菜摘に興味があったからでは?という気もしてきた。



MADLAX「魂言 -soul-」
またもや新しいキャラが二人も登場。もう覚えらんない。
先週に引き続き、マドラックスと探偵エリックはエリエス文字を探して森を行く。マドラックスは、「私は女の子よ」という主張をもって、自分だけ車の中でオヤスミします。女の子の特権をフルに活用。もちろんこの特権は、「女の子=か弱い」という前提があってこそだということは全面的にシカト。彼女はこうやって生き残ってきました。
登場時から死相が出ていたエリックは、エリエス文字の洞窟でお馴染み謎の少年少女と出会い、封印された過去を思い出し、結局死を選ぶ。たまたま死に向かう過去を持っていた彼がこの洞窟(あるいは少年少女)の存在に触発されたのか?それとも、最初からエリエス文字が彼を呼び寄せたのか?
マドラックス、キミが任務に失敗するとはな・・・と言われて、え?マドラックスって任務に失敗したことなかったけ?とちょっとびつくり。毎回人死にが出てるから、失敗続きの印象しかなかったわ。や、失敬失敬。
エリックのマーガレットへの手紙は、マドラックスの手で投函される。マド、マーガレットの名前に薄く反応。マーガレットもパスタ好きであったという新情報も浮上してきたとこだし、もうそろそろ顔合わせしてもいい頃じゃないのか、おふたりさん。



GANTZ「やべェ!」
ふっきれた恵は前向きに生きることを決意し、とうとう待望の好きだー宣言!
加藤を。
玄野、あのさ・・・その女放り出そうよ。誰もキミを責めないと思うよ。うん。いや、マッサージなんかしてる場合じゃなくて、ほら加藤に会った途端、そっちに夢中になってるし。
新たに、族のにーさんたち、ばーちゃんと孫、イケメンとストーカーもゲームのメンツに加わり、鈴木星人をターゲットとして、ゲームスタート。
でも、スーツを忘れて愉快な玄野くん。今日もいい天気。