感想を書かない作品。
通常感想は書いてませんが、ちゃんと見てる作品も結構あったりします。
私が感想を書かない作品としては、今期で言うとエスロジのように、
視聴するのを純粋に楽しみたい、かつ、あー面白かった癒された、
という感想だけになってしまうもの。
優先度や作品の性質から、リアルタイムからかなり遅れてまとめて見る作品。
今期で言えばピンポン。
そして、selectorのように感想を書きたくない作品。詳しく言えば、
感想を書くのが辛い作品というのもあります。
感想を書くってことは視聴後にもう一度作品に向き合うということで、
自分の中であの感情を追体験するのはしんどい、という作品もあったりするんで。
でも一番多いのは、やっぱ1番目のタイプの作品かな。
ということで、最終回時期のまとめ感想になったりするのです。
6月25日分。
◆ノーゲーム・ノーライフ【最終回】「収束法(ルール・ナンバー10)」
ステフはモルモットだけじゃなく鉄砲玉の役割も担ってるのか。使い勝手のいい下僕だなあ。
いづなちゃんが可愛い。いづなたんと白ちゃんの絡み、たまりません。
空さんはケモミミパラダイズにこだわる人だよね。その信念は大したものだと思う。
クラミーとの戦いに、この勝負も織り込んでたのか。ここまで来たら、先読みは予知と見なされてもいいと思う。
なるほど。16種族すべて合わせないと唯一神に勝てないってことなのか。
そんなわけで、無敵のゲーム能力を持つ空白の戦いを続く、で完。
面白かったですよ。ゲーム内容を完全に把握していたとは言い難かったのですが、
なんだかんだで、そういうもの、と言われると私のようなタイプは、そうなんだー、と
コロっと説得されてしまいます。
空白さんの先読みは、やり過ぎだろうという、というレベルかもしれないけど、
どう考えても不利な状況を覆す空白さんの逆転劇は、単純に見ていて気持ちが良かった。
ふたりのダメ人間さ加減が醸し出すおかしさと、お互いに対する絶対の信頼が対戦相手を
圧倒する小気味よさ、その空気の温かさ。
笑わせて、感心させて、ちょっとじわっとさせる、満足度の高い作品でした。
このラストで二期はないだろう、と言われているようですが、
ぜひ続きを、最終的には16種族が神に挑むまでが見たいので、なんとかなりませんかねぇ。
◆棺姫のチャイカ【最終回】「遺されしもの」
結局、軍人さんたちはなんだかんだ理由をつけて、自分の存在意義である戦争がしたかっただけなんだ。
トールたちと同じ、戦争がなくなって居場所がなくなった人たちというのが哀れですけど、
手段が目的になっちゃうのはどうでしょうねぇ。
アカリちゃんがこんなに感情的に怒ってるの初めてですね。よっぽどショックだったんでしょう。勝手に操られたことが。
そりゃもう。もう一撃で相手を撲殺ですよ・・・こえぇぇ。
フレドリカが無事でよかったけど、これずるくない?保温性だけじゃなく保湿性も高そうだ。
リカルドは完全にトールを圧倒してるのかと思ったけど、実戦で決めるプロはやはり違った。
でも兄様も割といつもギリギリで助かってるイメージがありますよね。
過去を見てるから余計、滅茶苦茶強いわけじゃないみたい、という印象。
トールを助けに行くチャイカちゃん。思いっきり息を吸い込んで飛び込んでいく姿が可愛くて、
人工呼吸シーンというか、キスシーンは、見惚れるくらい美しく詩的な光景で、
なんだか人魚姫が王子様助けたシーンを連想しました。
このままいい雰囲気になるかと思われたが、アカリちゃんしっかり邪魔してくれました。
青のチャイカとリカルドくんの最期もまた、見事に絵になる光景でした。
極悪非道の人非人だったけど、彼らなりに純粋な生き方だったのでしょう。
ジレットさんは生きてますよね?なぜヴィヴィがチャイカに?チャイカは交代制?
というのは、次期に明らかになるのでしょう。
まったく期待していなかったら、思った以上にハマった作品として今期No.1かもしれない。
ファンタジーとしての物語の面白さもさることながら、主役3人のキャラが3人とも大変自分好みで、
久しぶりに初見の好感度が最後まで変わらなかったキャラたちの、淡々とした三角関係を楽しみました。
トールくんが変にモテたりしなかったところもよかった。
二期ももちろん楽しみにしています。さて、原作を買うべきかどうか・・・
6月26日分。
◆エスカ&ロジーのアトリエ【最終回】「私たちの約束です!」
ロジーさん強い。火の王、律儀だなー。
フラメウんちゃんとクローネさんの再会は感動的でした。
ラストがあまりにもあっさりしすぎていて寂しかったけど、「物語には、必ず、続き、があるものですよ」
というクローネさんの言葉を信じよう。エスカちゃんとロジーさんのラブラブはこれからだ!
ほのぼのした良いお話でした。みんないい人ばかりで、癒された。
リンカさんとホムンクルス大好きソールさんが自分的には注目キャラだったんで、
ソールさんはもっと見たかったなあ。
あのエンドカードは、次の主役たちにバトンタッチ、ってことなんでしょうかね?
◆風雲維新ダイ☆ショーグン【最終回】「雷雲切り裂け、スサノオ豪天雷神!」
重義との決着は付かず、ありんすの正体も完全にわからないままで終わり?
しかも、結局長崎で終始して、俺たちの江戸はこれからだ!とは。
サービスが売りなので、合体場面とか見られるかと思ったけど、それほどなかったなぁ。
というか、それなりに女の子出てきたのに、最初から一貫して慶一郎くんが霧子ちゃんとしか
フラグが立ってなかったという珍しい話だったような。
泥臭い演出と、お色気ちょっとアクションをゆるゆると楽しむ作品でした。
まあ、それなりに楽しんだけど。むしろ、ノブナガをこんな感じにすべきだったんじゃ・・・
6月27日分。
◆蟲師 続章「蟲語 第二夜」
とりあえず、これが最終回ということになるんでしょうかね。
土井さんは久しぶりにお姿を拝見してちょっと感動。
土井さんというともう、マクロスしか浮かばない年寄りですから。
土井さんの「花惑い」に関する枝の色のコメントに、はっとさせられました。
こういう裏話は大変興味深いのですが、やっぱ本放送が見たいですね。
8月24日は遠いなあ。
◆シドニアの騎士【最終回】「帰艦」
とりあえず、ガウナに一矢報いるような作戦の成功という、明るいエピソードで締めてくれてよかった。
特に、谷風くんが徐々に理解者を増やして終わったところが救いだったかな。
谷風くんはある種の最終兵器として育てられて、嫉妬や忌避の感情を向けられながらも
愚直にシドニアの盾になろうとして、それでも理解してくれるのは一握りでと、
谷風くんがけなげ過ぎて、終始いらっとして見ていたところがありましたから。
岐神くんみたいなのがいるから余計にそう思うなあ。もう谷風くん、人が好すぎるよ。
お前は天使様かっ!
かなりシビアなSFアクションものという物語の面白さはあるものの、
状況が絶望的すぎて結構見ているのが辛い話でした。
原作はまだ続いているようですので、もし二期があれば見るだろうとは思いますが、
二期でもハッピーな状況は期待できなさそうだなあ。
6月28日分
◆メカクシティアクターズ【最終回】「サマータイムレコード」
エネちゃんは、人間状態でもやっぱ貴音ちゃんだ。強いわ。
しかし、なぜ貴音ちゃんがエネちゃんの能力をデジタル世界外でも使えたのかよくわからない。
マリーちゃんは、この世界を何度も繰り返してるのか。こちらの世界に戻ってきた後、
彼らに出会って、何度も生贄をささげてきたということ?
蛇は別に化け物をこの世界に取り戻さなくても、このまま何度も繰り返しても
構わなかったからアヤノちゃんが死んでも気にしなかった。
でも、死んで向こうでアヤノちゃんに会ったシンタロウくんが、
受け継いだ今までの記憶をすべてアヤノちゃんに伝えさせて、
その願いは女王の力を使わなくても叶えることができるからと
マリーちゃんにみんな言い聞かせて、遥さんの願いがみんなを集まらせて、
先生は向こうでお母さんに合わせて蛇の居場所をなくして、
マリーちゃんが母親を取り戻す代わりにみんなをこの世界にとどめて、
コノハくんの願いがヒヨリちゃんを生き返らせたということ?
コノハさんと遥さんは別の存在だったの?
シンタロウくんは、この周回になるまで記憶が表面化しないように仕組んだ?
なんだかわからんうちにハッピーエンドか。まあハッピーエンドならよかったんじゃないのかな。
うん。元から好きな人たちにはそれほど評判が良くないようですが、
知らない自分はわけがわからないなりに、結構楽しめました。
むしろこういった作品において、ベストな形での表現方法だったんじゃないかと
思うんですが、まあそれはそれ。
最後が拍子抜けな終わり方でしたが、ハッピーエンド好きなのでオールオーケー。
キドさんが可愛かった。
◆魔法科高校の劣等生「九校戦編VI」
お兄様が何かやるたびに、ドヤ顔の深雪さんが映っているような気がして気になってしゃーない。
妨害工作してるのは背後で賭博やってる奴らなのか。ボスが司波さん兄妹に関連してるのかしら。
通常なら、まるでコスプレだな、ってなコメントになるところを、まるでファッションショーだな、
で収めるところが、お兄様の上品な所で、さすがお兄様です!と傍で見上げながら言ってみたい。
今私は猛烈に深雪ちゃんごっこがしたい。
◆それでも世界は美しい【最終回】「帰還」
今回はまた力の入った変則的な構成で、え?エンド?あれ?、とちょっと戸惑いました。
リビとキトラは意気投合したのか。ニケのことさえなけりゃ、仕事のできる人間は話も合うのでしょう。
ばば様の雨の歌は、ニケちゃんの歌とは違って、歴史を感じさせるような曲調で、
ばば様、綺麗な歌声ですなぁ。
その頃、晴れの大国は、バルドのおしろ、が支配していた。男性陣は軒並み幸せそう。
女性陣もゆるいなぁ。なにより、じーさまたちが絶頂期。
バルドさんの意趣返しは、見事でございます。城がバルド色だ。
でもさあ、宰相がこんな美人局みたいなことやってていいの?
そして、リビくんが忙しくて寂しいニケちゃんの歌で、晴れの大国は久しぶりの雨模様。
アメフラシってどのくらいの範囲で有効なんでしょうね?心情が雨で国中にダダ漏れ。
きっと城下の人々は雨が降るたびに、ああまた王宮でなんかあったな、とか思うのだろうか。
そして、最後は白馬の王子様のお迎え。ふたりのラブラブな場面で幕。
と、本当に王道のラブストーリーでした。話自体も全体のトーンも、懐かしさを感じさせる拵え。
晴れの大国の陰鬱な王宮に、雨の公国のニケが太陽を運んでくるという皮肉なお話。
そしてニケもまた、晴れの国で彼女自身の太陽を見つける。いわばウィンウィンの関係?
結構早いうちにお互いがお互いに好意を持ってくれたおかげで、
くっつくかくっつかないかとやきもきすることなく見られたのもよかった。
ニケ役の前田さんは新人さんらしいですが、ニケちゃんの男らしさと可愛らしさを十分に
表現していたし、何よりニケちゃんの歌がよかった。これからの活躍に期待。
原作はまだ続いているみたいなので、機会があれば、この先のふたりの物語を見てみたいですね。
6月29日分。
◆キャプテン・アース「バクの街」
アマラさん、ノリノリで実況の巻。
クミコお嬢さん、気の毒だよなあ。結局、自分の境遇から逃げるために死を選ぶしかなかった。
つまりバクくんが、お嬢さんたちを含めて死んだ麻野田組の全員を再生したってことか。
バクのシギュラリティは、壊れてしまったもののイメージを元に戻して固定する、
ということでよいのだろうか。
彼の意思次第で消えてしまったようなので、それが本来の実体を伴ったものではなさそう。
こうして、バクもまた地球に絶望したことになるけど、彼はお嬢さんが絶望した世界への絶望、
もっと言えば、お嬢さんがいないことへの絶望なので、地球から搾取することを目的にするより
自分が消滅できる機会を求めて行くんだろうなあ。
アマラ、モコ、ジン、アイは同じタイプっぽいけど、リン、バク、セツナはちょっと違う。
そう言えば、リンのシンギュラリティってなんだっけ?速く移動できるってこと?
◆彼女がフラグをおられたら【最終回】「彼がフラグをおられたら」
当初期待したライトコメディとは違って結構重い話が背景にあったので
ちょっと引きましたが、女の子たちが可愛くていい子ばかりだったので見ていた
って感じかな。
ハーレムでありながら、誰ともくっつく可能性がなさそうなのが意外だった。
ぼーっと見てたら、話のスケールと説明内容がどんどん大きくなっていたので、
途中からは脱落気味でしたが、ただただ女の子が可愛かった。
つか、菜波ちゃんはねーちゃんだったというのがショックでした。
一番好きだったんだけどな。
6月30日分。
◆弱虫ペダル【最終回】「総北の魂」
え?ここで終わり?
他のスポーツものと違って、どこ対どこではなく最初から最後まで全員参加だから
切りどころが難しいですよね。
原作にどれだけ忠実なのかわかりませんが、恋、いや濃いスポーツものだったなあ。
とにかく、暑苦しいまでのキャラクターたちと、そこまでショックを受けるか?
といった感じの感情の起伏でお腹いっぱいになりました。
いえ、面白かったんですけどね。
私的には、御堂筋くんが終始素晴らしいエンターテイナーで、目を奪われました。
勝負の決着も気になるので、もちろん二期も楽しみにしております。
7月1日分。
◆ソウルイーターノット!【最終回】「魂の共鳴!」
ついに来ました。つぐみちゃんとめめちゃんのキス!
いや、違う。それが目的じゃなかったわ。結局、つぐみちゃんのハーレムエンドだったわ。
まあ、そんなとこだよな。
というか、シュタイン博士の解毒剤あんま役に立たなかったような。
あ、シド先生生き返った。つかゾンビになった。
ふわふわした女の子たちの、ほわほわした友情物語で微笑ましく見守らせていただきました。
ソウルイーターのキャラたちを久しぶりに見れて、懐かしかったし、
概ね緩めに楽しませていただきました。