前期アニメ私的ベスト3。

今さらですが。

1. マジェスティックプリンス
2. 幻影ヲ駆ケル太陽
3. 進撃の巨人

二期にわたって楽しませてくれたマジェプリは、物語の背景はきちんと描き、
目を奪われるバトルシーンを盛り込みながらも、同時にキャラクターの個性が際立つセリフやエピソードで、
全員に好感が持ってしまうような話運びが見事で、緩急に富んだ物語を楽しませてくれました。
幻影は、最初の暗い始まりで躓きましたが、物語が進むに連れてどんどん引きこまれていって、思わぬ収穫。
タロット云々は単なるガジェットに過ぎなくて、本当に描きたかったのは、分かり合えないとわかっていても、
それでも分かり合おうとする人と人との関係だったのかもしれません。
特に、この手の話にありがちな「トラウマ持ち最強」へのアンチテーゼとも言えるるなちゃんの存在意義。
何も背負うものがないからこそ、るなちゃんの存在が必要だったという話に、ああなるほど、と目からウロコでした。
進撃は1位にしようかかなり迷いましたし、いくら原作の力が凄かったとはいえ、
それを十二分以上に活かしたのであろうと思えるアニメ化も見事だったと思うのですが、
私はやっぱりオリジナルで感動させてくれた作品を推したかったということです。
これ以外にも戦勇の怒涛の展開、急転直下の結末も楽しめたし、有頂天家族には泣かされて、
振り返ってみると、バラエティに富んだ、なかなかよいシーズンでした。


11月5日分。

東京レイヴンズRAVEN"s NEST -絆-」
冬児さんは学生生活を謳歌してらっしゃるようて、おかげで春虎くんはとばっちりを受けまくってるだけです。
まあ、馬鹿だけど春虎くんはこの中ではかなりの常識人なので、しょうがない。
コンちゃんかわいい。


11月6日分。

京騒戯画「若き三男の悩みと始まりと終わり」
八勢ちゃんも明恵くんも、置いて行かれた迷子の子どもたちは、みんなひたすら迎えが来るのを待っている。
一方、鞍馬さんはそれを待たずに、自ら迎えにいこうとしているってことなんだろうか。
明恵さんが待っていたものは阿吽で、それはとっくに来ていたということ。
そして、三人が待ち望んでいる迎えも、コトちゃんが連れてきているんじゃなかろうか。


11月7日分。

サムライフラメンコ「正義とは」
正義くんのおじいちゃん罪深い。ここまでお膳立てされて、思い出を補強されちゃ、
正義くんも突っ走るしかない。いや、突っ走らないで少し考えよう。
ガールのガジェットは日々進化するなあ。


11月8日分。

フリージング ヴァイブレーション「Marionettes」
これがサテラ先輩にトラウマを植えつけた奴か。そしてまだ自分のもの気分か。
この弟かなりヤバい。そして、お姉ちゃんもこれを知ってるのか。まあ知ってるわな。
ルイスの申し出を蹴ったカズヤさん、今期初めてカッコ良かったです。


勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。「勇者になれなかった彼女もしぶしぶ就職していました。」
アイリちゃんは、ブラックに入っちゃったのか。
勇者の勉強しかしてなかった世間知らずじゃしょうがないんだろうけど、切ない。
ロンリーアイが可愛いので、ロンリーアイの人権も守ってほしい。
なんかアマダが卑怯なこといろいろやってるんだろうなあ、というのはわかる。


革命機ヴァルヴレイヴ「情報原子の深淵」
なるほど。ヴァルヴは人間を食うのか。そしてハルトくんはエルフくんを食ってたのか。
ヴァルヴガールには不味そうとか言われている人なのに。ごちそうさまでした。
ハーノインさんがいきなりの活躍。この作品でいきなり活躍しだすと死ぬの法則発動。
うーん。ハーノインさんがそんなにイクスアインさんと仲良かったっていう印象がない
(というよりカルルスタインの人たちの出番自体、本当に少なかったんだけど)ので
唐突に感じたなあ。
まあそれを言うなら、前回のマリエちゃんとショーコさんも、そこまで仲良かったのか
という印象だったけど。
カインさんは何かに乗っ取られている可能性大ですね。


キルラキル「気分次第で責めないで」
猿投山くん、あっという間に負けたかと思ったけど、こんな逆転があるとは。
伊達に四天王じゃないってことか。
アイロンかけられてる鮮血さんが、いい感じにおっさんでした。


11月9日分。

<物語>シリーズセカンドシーズンしのぶタイム其ノ參」
少女と幼女と童女に囲まれたこの状況を主のために活かす、という忍さんの気の利かせ方は間違っています。
本当に曇りのないロリコンですよね、暦くん。この人がひたぎさんと付き合ってるのが不思議でたまらないわ。
暦さんの変態っぷりが光りまくってて、主人公としてかなりマズい。


ログ・ホライズン「決意」
今まで遠慮と躊躇が勝っていたシロエさんの転機。
決意を固めたシロエさん、遠慮を捨てたシロエさんが本領発揮すると、本当にカッコイイ。
頭のいい人だけに、言葉に説得力がある。
ただ、彼の意図がまっとうなものだけに、この先待ち構える困難は容易に予想できますし、
途中で挫折したりしないだろうか、あるいは理に引っ張られすぎないだろうかと心配になります。