今年最後の更新です。

今年一年とろとろと書き続け、最後までとろとろの更新でございます。
多分来年もこんな感じでしょう。開き直って生きてます。
そして、こんな適当な感想を見てくださった方々に、心から感謝いたします。
なんだかんだ言いつつ、本年もいろいろと収穫があった年でした。
来年も良い作品に出会えることを祈って。
みなさま、良いお年を。


12月17日&24日分。

神様はじめました「奈々生、神様をやめる」
人間の常識知らず役立たずの妖怪さんたちに比べて、鞍馬さんの使えることと言ったらない。
キャラソン背負って無駄にポーズつけるところさえ目をつぶれば、やはり彼が一番お買い得だと思います。
奈々生さんは、またひとりで思い込んで逃げ出してしまってます。
こういうところが、この手のヒロインのアイタタな所。まず会話しよう。コミュニケーションしよう。

【最終回】「神様はじめました
奈々生さんがいなくなってテンパってる巴衛さんにスルーされ続ける鞍馬さんが楽しい。
奈々生さんが神楽を踊るシーンは渾身の美しさでした。せっかく人外話なんだから、
こういった演出をもっと見たかったような。
最後はぱーっとにぎやかに。結局巴衛さんは、雪路さんとのことはどうなったんだろう。
うやむやなまま、恋人宣言しちゃっていいのだろうか。
てな感じの、ほのぼの神様話でした。とても少女マンガしてて、奈々生さんの思い込み先行な性格が
少々苦手な部類でしたが、鞍馬さんのおかげで楽しめた。
ということで、もし二期をやることがあったら、ぜひ鞍馬さんをもっと見せていただきたい。


12月18日&25日分。

ヨルムンガンド PERFECT ORDER「ウォーモンガー」
ココさんの武器嫌いは、実はヨナのそれをはるかに凌駕して、恐ろしい企てへと集約されていた。
ココの考え方に同調できず逃げ出したヨナくんを拾ったのがキャスパーさんってのは、皮肉ですよね。
ココのチームがみんな、ココの理想に賛成だということが意外でした。
子供であるヨナより、よっぽど本能と感情に従っている。
大体、武器がない世界なんて、彼らの特性が生かせない世界じゃなかろうか。
大がかりな悪ふざけで自分の力をブックマンに誇示したところがココさんらしい。
そしてブックマンはそれに乗った。
あまりにもココさんの思惑がハマりまくっていて、恐ろしいくらいです。

【最終回】「恥の世紀」
あれから2年経って、世界はそれでも戦争のただ中。
ココの企てにビジネスチャンスを見出して喜ぶキャスパーさんの商人魂に感服。
チェキータさん、ヨナくん好きすぎだ。つくづく年上キラーですよねぇ、ヨナは。
そしてヨナくんはココのところに戻ったのか。結局、何も変わらなかった世界の姿を前に
ヨナくんはココの側につくことにしたってことか。
それとも、チームのみんなと同じに、最後は自分の感情、ココに従っていたいという気持ちに従うことにしたのか。
ヨナくんには、最後まで抗って欲しかった気もします。
とりあえず、何一つ決着はついていないけど、その上での綺麗な終わり方で、不満はありません。
サーカスティックな世界観とキャラたちの軽妙な会話とえげつない殺し合いを楽しめる作品でした。
原作は終わってしまったようですが、この先の物語、あるいはサイドエピソードのようなものはぜひ見せてほしいです。
スタッフ、キャストのみなさま、お疲れさまでした。


12月19日&26日分。

めだかボックス アブノーマル「これにて一件落着!」
名瀬ちゃん、古賀ちゃん大好きすぎる。古賀ちゃんのためなら、今までのポリシーすべてなげうつんですね。
一瞬にして味方を壊滅させる都城さんの破壊力にびっくりです。逆に凄い。
都城さんは、善意が行きすぎておかしくなったタイプか。
そんな都城先輩ですら、めだかちゃん恐すぎて涙目。土下座でごめんなさい。
めだかちゃんはやっぱりすごい。という、いつもながらの結論でハッピーエンド。

【最終回】「グッドルーザー球磨川 第マイナス十二槽生徒会を死刑執行する」
ハッピーエンドだったはずだ。
しかし、真の最終回はめだかちゃんも人吉くんも関係ない、球磨川先輩オンステージ。
ボーナストラックらしいですが、OPまで特別編となると、
もしかして真の主役は球磨川先輩なのではという気がしてくる。
そしてグッドルーザー球磨川さんは、女子のパンツのために立ち上がった。
めだかちゃんたちの力も思いっきり人外レベルだったけど、色を操るとか
オールフィクションとか、完全にメタ方向の能力ではないですか。
アブノーマルってレベルじゃねーぞこれ。見事に別アニメになってた。
シュールな話だったなあ。めだかちゃんの物語が全部吹き飛んだ。
もし三期をやることになったら、球磨川先輩が主役になるんだろうか。


12月20日分。

PSYCHO-PASS「聖者の晩餐」
泉宮寺さんは、璃華子さん程度のサイコパスじゃ太刀打ちできない類の、熟練のサイコパスでした。
せっかく狡噛さんのファンが出来たのに、槙島さんは狡噛さん気がある女なんざ許しませんでした。
朱ちゃんの友達の不運さに合掌。
槙島さんは執行対象じゃないらしい。つまりシステムに対する矛盾する存在なのか。
シビュラシステム、ダメじゃん。まあ、完璧なシステムなんかないんでしょうね。
そんな槙島さんをどうやって裁くか。シビュラシステムの欠陥をどうやって証明するのか。
そして朱ちゃんサイコパス係数は、果たして数値ほど正常なのか。
というところが、これから注目すべき点でしょうか。どんどん悲惨なことになってくんだろうなあ。


ロボティクス・ノーツ「フラグは達成されました」
いきなりのフラウさんのヨダレ顔に驚いた。
対戦監視してたと思ったらウイルスに感染してた。でワロタ。
フラウさん、本日も飛ばしております。下手な芸人よりよっぽど面白いわこの人。
キルバラ上位三人は既に死人だったとか、またぞろホラーな状況。
加えて、ついに明かされたガンヴァレルの最終回が惨すぎる。これは作品の芸風と完全に違うでしょう。
実際放送されたら、別の意味で伝説の作品になっていただろう。
君島さんがここにメッセージを託したということなんだろうか?


12月21日&28日分。

「K」「Adolf-K-Weismann」
伏見さんは周囲に何が起こって気にせず、美咲くんとのお遊び興じてます。一途ですね。
白銀の王と無色の王が入れ替わってて、狐は無色の王ですか。そうですか。
で、黄金の王はあの日本人か。
って、これ1クールなんだ・・・

【最終回】「King」
私はこの3カ月何を見てたんだ。何をしたかったんだこの話は。なんだったんだ、この赤色エンド。
本当に中身がすっかすかで、今年一番のびっくり作品だった。
作画や動きだけ真面目に作ってるから、余計に性質が悪い。
とにかくものすごく豪華なパッケージだけの作品。いわゆるプロモーションアニメ?
そして、続編をやるのか。何をやるんだこれから・・・
あ、でもクロちゃんは可愛かった。クロちゃんと一言様の話をやってくれるなら見る。


絶園のテンペスト「しばし天の祝福より遠ざかれり・・・」
ミサイルでわざわざ供物届けてくれる、はじまりの樹さんの気遣いに感動。
本当に葉風ちゃん時間を超えてきた途端、吉野も真広も死んじゃった?
これはいきなりの展開すぎる。左門さん同様、視聴者ぼーぜん。
はじまりの樹はどんだけ葉風ちゃんフリークなんだか。
いつの間にか姫様のパシリになってる左門さんの、これからの活躍に期待します。


12月22日分。

リトルバスターズ!「無限に続く青い空を」
なぜこの4人でアイドルデビューすると思った西園さん。
そして、なぜ短歌に挑戦しようと思った恭介さん。
西園さんに双子の妹さんでもいたんでしょうかね。ドッペルじゃないですよね、この話的に。


ソードアート・オンライン【最終回】「世界の種子」
リアルでもキリトさんに挑むとは、須郷さん意外に根性あるなと思ったら、あっさり負けた。
でも、イっちゃってる具合はリアルでも素敵でした。
そして、予想に反して、案外簡単にアスナさん帰還。最後は懐かしい人たちが勢ぞろい。
というか、結構いろんな人が出てきた割には、結局はキリトさんとアスナさんの物語だったんだなあ。
萱場の残した種子によって、オンラインゲームの選択肢が広がったという、オンラインゲーム天国ができたわけでした。
今度こそ、本当に純粋にみんなで力を合わせてゲームの攻略を楽しめるんですね。
キリトさん、最後に何を言ったんでしょうかね。前期OPはやっぱよかったなあ。
全体的にすごく駆け足な印象で、キャラクターが多い割に彼らが活かされていた印象が薄いのは、
アニメのアレンジのせいなんでしょうか。原作ではもっといろいろ描かれているのだとしたら、ちょっと残念です。
とはいえ、楽しめたことは確かです。この先の物語があるのなら、見てみたいと思うくらいには。


12月23日&30日分。

マギ「決意と決別」
アリババくんは戦う前から負けとる。精神的に負けとる。
てな感じでしたが、カシムのことで180度転換。修行モードに入ったようです。ようやく主人公らしくなったか?
いやでも、やっぱモっさんカッケえ。シンドバッドさんよりカッコいいってどうよ?
シンドバッドさんは煌帝国のタカビー姫を攻略する自信満々。部下ふたりを呆れさせるしょうもない奴ですから。
カシムさんは、政府側と反政府側両方に投資する銀行屋にすっかりやられてるようです。
銀行屋さんがいかに恐ろしい存在かということを教えているのですね。この作品は。


コード:ブレイカー「魔王・神と人・見守る桜」
大神さん、桜さん、人見さんの戦いと、刻くんと父親の対峙。
前者がそれぞれ自分の信念に従ってる一方、後者はその状況を生み出した人間とその息子ってのが、なんとも皮肉な構図です。
待ってました平家先輩。やっぱ阻止してくれましたか。単なる変態ではなかったんですね。
正直もう、そっちかな、くらいに傾きつつあったんで、よかったです。

【最終回】「神と咲く花」
人見さんを安らかに逝かせてあげればいいのに、総理の外道っぷりが凄い。
結局、人見さんは桜さんと大神さんの捨て駒だったということか。つくづく救われない、哀しい話です。
今期中二枠の中でも、最もオーソドックスなスタイルで安心感のある作品でした。
特に桜ちゃんの好感の持てるヒロインで、最後まで可愛かったのはポイントが高かった。
総理の計画はなんだったのか。平家先輩は何を考えているのか。など、謎は残ったままなので、
この先も見てみたいですね。


イクシオン サーガ DT「BE(Behavioral Examination)」
DT監視作戦と称して、己がキャバクラ欲求を満たしたいだけのギュスターヴと阻止係KT。
このふたり、いいコンビすぎる。なにこのモノローグ音読会話。何この適当アフレコ。息ぴったりだな。
ライバルを失ってみなどこか寂しそ・・・ED様はしゃいでました。
うん。ED主役にはならないってみんな知ってる。


トータル・イクリプス【最終回】「白い闇」
途中から本数オーバーもあって感想書いてませんでしたが、息詰まる展開(特に終盤)と
息抜き回の落差で目が離せませんでした。
特にデレが始まってからの中尉が秀逸。全方位に焼きもち焼いて、心休まる時がない中尉の
可愛らしさが素晴らしかった。同時に、ユウヤさんの人間的成長も感動的でした。
結局、特に解決と言える解決は、戦況にもラブコメ部分にもなし。
シリーズものだからしょうがないんでしょうけど、その点でもやもやしたのだけが残念でした。