先週の金曜日は誕生日だったので、

新宿に劇場版タイバニを見に行き、ヒーローコンボを頼んでストラップを貰い(バニーちゃん)、
タイバニカフェでドリンクを頼んでコースターを貰い(バニーちゃん、って何このバニーちゃん運)、
スタンプラリーをやってアニメイトでグッズを買って、ポストカードと、サポーターIDと、カードを貰って、
自分への誕生日プレゼントにルーペを買い、相方に魚料理をおごってもらいました。

つまり最後の一行以外は、すべて人様には言えない行動だったわけです。
いい年した女の誕生日の過ごし方はこれでよいのでしょうか、と脳内会議をしたところ、
いいんです!
というゴーサインをもらったので、心おきなく楽しみました。


9月24日分。

TARI TARI【最終回】「晴れたり 泣いたり あとは時々歌ったり」
結局、彼女たちの歌で学校の取り壊しが中止になることもなく、奇跡が起きることもなく、
でも、みんなが爽やかな気持ちで母校を後にすることができた。
それぞれの夢があり、いずれそれを追いかけてバラバラになる彼女たちをひとつにした音楽という存在は、
そのまま、ひと時を過ごした学校という場所を象徴しているようでした。
ただ楽しいからというだけの理由で歌い続けた彼ら。
音楽のプロを目指す学生たちではないからこそ見せることができた、誰でも楽しめる、という音楽の原点の物語で、
まあ、この年になって見ると青臭すぎてイライラする場面もあったものの、青春だなあと微笑ましくもなりました。


はぐれ勇者の鬼畜美学【最終回】「世界が君を見つめてる」
最後の最後で真の黒幕登場という雰囲気です。勇者様のお兄さんらしいですが、
基本全員コナンの犯人みたいなシルエットなので、よくわかりません。
これは、続けます空気を出してるけど実は続きませんので描くのが面倒です、
というスタッフの意思表示なのだろうか。
俺たちのアレイザードはこれからだ、という終わり方は、どう考えても続きそうにない。
だったら、思わせぶりに出てきてなんもしなかった生徒会長とか、省略してもよかったんじゃね?
勇者様の突き抜けたセクハラがなかなか笑えたんですが、一番の収穫はやはり美兎ちゃんだったわ。
うん、可愛かった。せっかく可愛いんだから、万が一続くことになったら、もうちょっと彼女の可愛らしさを頑張って絵にしてください。
と言いたくなるくらい、作画がひどかったなあ。


超訳百人一首 うた恋い。【最終回】「定家と式子 式子内親王中納言定家」
父親に反発して歌の道に背を向けると思いきや、アウトローに憧れて歌の道を目指し、
かと思えば、恋をしたら宮中勤めとか、生き方が刹那的というかミーハーすぎる。
振り回されるお父上が気の毒すぎるのですが、おやっさんのノリが軽いので笑えてきます。
結局、決して結ばれることのないふたりは、歌でごっこ遊びをすることでしか恋心を語ることしかできない。
そして、愛した人とつながっていられた歌で、同じようにさまざまな思いを歌に込めた人々の人生を残していこうとする。
最後に狂言回しであった定家の恋物語を持ってきて、百人一首が編纂された動機と、
この時代の宮廷人にとっての歌の存在意義を改めて印象付けるという、相変わらず見事な構成でした。
わが道を行く才媛たちと、外見内面ともに申し分ないイケメンたち。
特に女性の生き方、恋愛のみならず仕事や結婚であったり、家庭生活であったりを、
数少ない女流歌人の姿から鮮やかに浮かび上がらせたこの作品。
実際のところはどうあれ、それぞれの歌の意味が深く心に残るようなドラマを見せてくれたおかげで、
百人一首をより身近に感じることができました。
まったくノーマークだったこの作品で、毎回ホロッとさせられるとは、驚きです。今期一番の収穫でした。
ぜひ、続編もお願いしたい。


9月25日分。

黒子のバスケ【最終回】「オレとおまえのバスケ」
一応、相方に原作は借りた。
黄瀬くん、緑間くんあたりまでは、ちょっとキャラに癖はあるが、割と爽やかにスポーツ物してるという印象だったんですが、
どんどん雲行きが怪しくなり、赤司様で完全に能力者バトルへと移行する布石が打たれた。
というところまで読みました。
いやもう既に能力者バトルだろうという説もあるでしょうが、宇宙とか時空とか関わってこないうちはまだまだ。
まあそれはおいといて、とりあえず、アニメ化が原作を超えたんじゃないかという稀有な例ですね。
原作ではそんなに試合の迫力を体感できなかったんですが、アニメでは、完全に音速くらいブッちぎってるだろうお前ら、
という動きでした。
最終回前の海常・桐皇戦なんてその最たるもので、思わず息止めて見入ってしまった。
肝心の黒子くんは主にぼーっとしてましたが、そんなところが黒子らしい。
とりあえず、いいもん見せてもらった。I.Gはがんばってるなあ。最近ジリオンを見返したばかりだから、よけいに感慨深かったです。
続きは間違いなく作られるでしょうから、楽しみにしてます。


9月26日分。

だから僕は、Hができない。【最終回】「だからHがどうとか言うな」
幼馴染じゃ、なんでいけないんでしょう。
気持ちがリサラに行っているのがわかっているから、単なる言い訳にしか聞こえなかったのが残念。
まあ、女の子たちにここまでやってもらえて良介さんも想い残すことはないだろう。
と思ったら、生きてました。そして、リサラちゃんが良介さん一本釣り。
結局リサラさんたちは、正式に人間界のシステムに組み込まれることになった、って
それって単なる喜び組ですよね。これはオリジナル展開なのだろうか。
基本的に、エロは正義、エロは力!というバカ理論が清々しい作品だったので、
最後までそのおバカな空気を貫いて欲しかったですね。
シリアス部分でテンション下がってしまった。


貧乏神が!【最終回】「それもう答え出てるだろ」
石蕗ってば、なんだかんだ言って市子さんのことよく見てるじゃないか。
そんな風に、ちょっといい雰囲気になると思いきや、市子さんは結局紅葉さんの方に向かっちゃったので、進展なし。
つまりは、そういうお話だったわけだ。
うーん。悪くはなかったんだけど、随所に挟まれるパロディが生きてなかったというか、
ダダ滑りだったというか、かえってテンポを壊していたような気がします。
原作通りなのかもしれませんが、それさえなければもっとすっきり見られたのになあ。


9月27日分。

恋と選挙とチョコレート【最終回】「投票!」
衣更ちゃんの、ビリ引くの得意ですから、がちょっと悲しかった。
結局、一部のキャラしか活躍せずに、広い範囲での交流もなかったせいか、
大島くんの、学園の生徒がみんな好きだ、演説は、唐突感が否めませんでした。
これで当選しちゃうのは釈然としない。
当初期待した選挙活動からどんどん離れて、最後の方は過去清算、告白大会みたいになっていて、もったいなかった。
元ネタを知らないのでなんとも言えませんが、もしかしたら、2クール使った方がよかった作品だったのかもしれない。


この中に1人、妹がいる!【最終回】「妹はずっと、そばにいた」
最後は随分駆け足で、雅さんが妹さんだとわかる過程に盛り上がりがなかった。
これも、原作を上手く配分できなかったとか、オリジナル展開だった例なのだろうか。
省吾さんのホモ疑惑がすっかり公然の秘密になっているのはいいとして(いいんだ)、
いろいろと中途半端なまま終わったせいか、こんな頼りない後継ぎで大丈夫なのか?という
帝野グループの将来への不安だけが残りました。


9月28日分。

カンピオーネ!【最終回】「神殺しの物語」
一度戦ったことのある奴は仲間か。草薙くんってば、めっきり主人公らしいですね。
これを見てからにしろ、ってキスを女神さんに見せつけるのはどうだろう主人公。
そして、キスのオンパレード。最後にエリカさんが本妻の貫禄を見せつけるキスでフィナーレ。
と思ったら、アテナさんが持って行きやがった。
そりゃ妹はイラっと来ますよね。
ということで、神々の背景の物語を使っての攻略戦は面白くもあったんですが、今ひとつ絵的な盛り上がりに欠けていました。
私はエリカさんよりリリアナさんの方が好みだったので、もっとリリアナさんが活躍してくれたなら印象は違ったかもしれない。


じょしらく【最終回】「キャラつぶし」「アキバぶる」「ちょいたし講釈」
最後にテコ入れキャラを出してどうする。
全体的に悪くはなかったけど、差し障りのない会話だったせいか、期待していたほどのパンチや毒はなかったなあ。


9月29日分。

DOG DAYS´【最終回】「Summer Memories」
勇者様たちのこの世界で最後のお仕事は、一日をみんなと楽しく過ごすこと。
クー様とお風呂に入るシンクさん。女の子たちとベッドでくつろくシンクさん。
こんなんしても、まったくえっちい感がなく微笑ましいという、完全健全作品。
ベッキーすごい美人、とか何のてらいもなく素直に口に出せる勇者様のおかげでしょうねぇ。
結局英雄王さまご夫婦は残ってるのか。魔王様相変わらずのようです。
いつでも会えることはわかっているのに、勇者様御一行の旅立ちに寂しさを覚えたのは、この作品との別れだからなんでしょうね。
最後までふわふわなサイドストーリーの連続という、恐るべき本編でしたが、
第一期のシリアス続きの終わり方に不満があったので、全編たわいもないエピソードで通してくれた今期は、私的には大満足です。
特に、新キャラであるクー様の可愛らしさと、英雄王ご夫婦の微笑ましい関係は、見てて頬が緩みましたともさ。
さすがに三期目はないでしょうが、こんな感じで和み系物語を展開してくれるなら、大歓迎です。


ココロコネクト【最終回】「この五人がいれば」
かなり欝な場面も多かったんですが、5人の関係をとことんまで掘り下げるふうせんかずらさんのしつこさに、思わず見続けてしまった。
そして、なんでこの5人が選ばれたのか、見続けるうちに段々わかってきました。
彼らの性格、背景、関係は、いろいろと特殊すぎる。普通の高校生5人組じゃこうはいかんだろう。
結局ふうせんかずらさんは何生物で、何をしたかったのかは、明かされないままなんだろうか?
そこが気になるので、もし続きをやるのであれば、多分見てしまうでしょう。


ソードアート・オンライン「奈落の淵」
うおい。なんでいきなり料理マンガっスか?前回の哀切極まりないラストはなんだったん?
しかも、話がいきなりつり球になってるし、キリトさんヌシ様から逃げ遅れてるし。つか、アスナさんひどい。
ニシダさんのように、単に巻き込まれただけの気の毒な関係者もたくさんいるんだろうなあ。
しかし、アスナさんが語るキリトさんへの想いは、単なるのろけですね。ニシダさん、お気の毒です。
そんな前半とは打って変わって、後半は、キリトさんとアスナさんの最強コンビが繰り出す、息のあった攻撃の見事さに見惚れました。
クラインたちもここまで生き残ってるだけあって、結構やりますねぇ。


9月30日分。

境界線上のホライゾンII【最終回】「境渡りの欲深き者達」
前期同様、完全にこの作品の世界を理解しているとは言えなかったんですが、
それでも惹きつけられるくらい、見事に畳みかけるような画面の連続でした。
特に、点蔵さんが、主役の全裸男よりよっぽどヒーローしていて、惚れました。
というか、とりあえずそろそろパンツはきましょうか。


トータル・イクリプス 「衛士の一分」
頭に血が上ったユウヤさんを、一瞬で黙らせるラトロワ中佐はここでもカッコいいですな。
いけ好かないところはありますが、ジャール大隊の行動は、上官が駆け引きやってるだけの最低最悪のソ連軍の汚名を雪ぐくらいの活躍でした。
結局は、立場の違いなんでしょうね。
部下を使い捨てにしか思っていない連中と違って、もし状況が違ったらもっとユウヤさんたちと分かり合えたに違いない。