代官山のいつもの美容院に行った。
駅前に美容院がまたひとつ増えていた。うちの美容師さん曰く、
「そうなんですよ。あそこにもあそこにもあるし、あのマンションなんて
美容院が3軒入っているんですよ?」
すいません。わけがわからない。
「ですよねー。僕が二十年くらい前に初めて自分の店を出したときでさえ、
保健所の人に『これ以上美容院はいらないんだよなあ』って言われたくらいなのに、
今なんてどうなってるのやら」
確かに、東京における美容院の数は異常。
このいくつかでも病院だったら、都民は安心して暮らせるんじゃなかろうかね。
6月18日分。
◆黄昏乙女×アムネジア「紅涙乙女」
貞一くんに、ぱしっと言ってくれた霧江さんが男前すぎる。
妹さん。夕子さんのご遺体を探してあげましょうよ。辛くても。
貞一くんは夕子さんに関係のある人の係累だから、夕子さんが助けてくれたからこそ
産まれた存在だったから、夕子さんが見えたんですね。
夕子さんが、特に負の夕子さんが救われる場面と相まって、
彼女の辛さ、寂しさが報われるような展開に、素直に感動できました。
◆這いよれ!ニャル子さん「星から訪れた迷子」
なんか新しい邪神が来ましたよ。邪神の女の子という言葉にもはや違和感を覚えなくなってます。
しかし、真尋さんはこの間のキスから妙にニャル子さんを意識するようになっちゃって、
完全に精神的に不安定。
まあ、あの連中がうざいのはわかりますよ。うん。でも、この対応は真尋さんらしくない。
と思ったら、オリジナルだったんですね。
6月19日分。
◆ヨルムンガンド「滅びの丘 phase.1」
少女の頃から武器商人エリートらしい振る舞いが板についてるココさん。
バルメさんをこんな風に勧誘してたのか。
ココのチームの出自がバラエティ豊かすぎる。
そして、この作品のトリガーハッピー密度が高すぎる。
ああ。ウゴさんが・・・
6月20日分。
◆LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜「峰不二子という女前編」
へえぇ。ルパン一味の出会いは、すべて不二子さんの観察者の思惑によるものだったのか。
それは初耳。それは原作準拠?それとも、オリジナルでしょうか。
銭形さんが渋いおっさんになり下がってしまったため、笑いを一手に引き受けることとなった
五右衛門さんの姿が眩しい。
◆めだかボックス【最終回】「黒神めだかがいなくても」
喜界島ちゃんがやっぱりかわいいと思います。無理やりいいこと言おうとしているところが
バカくてかわいいと思います。
最終回だと言うのに、めだかちゃんのいない生徒会とは、随分思い切った構成ですね。
めだかちゃんがいなくても、生徒会におけるめだかちゃんの存在感はゆるぎない、ってことですね。
というか、続くのか。
気楽に楽しめましたので、第二期も見ることになりそう。
喜界島ちゃん目当てに。
6月22日分。
◆ZETMAN「赤い杭」
天城社長がクズすぎる。父親としても人間としても。
女の子の言葉じゃないけど、本当に高雅くんはどうするんだろう。両親とも手にかけちゃって。
花子ちゃんはプレイヤーだったのか。やっと家族が出来たはずの人くんの幸せも結局肩すかし。
そんなこんなで、どこにも救いがない方向に向かってて、とてつもなくヘビー。
これはハッピーエンドは絶対なさそうだなあ。
6月23日分。
◆Fate/Zero【最終回】「Fate/Zero」
切継とセイバー。ふたりの主役の物語がついに終焉を迎え、Stay Nightへとバトンが
渡されたわけですが、前回落としたランスロットの場面を(短いながらも)ここに持ってきた
構成には唸りました。
確かに、セイバーを決定的に打ちのめした場面を原作のように配置すると、アニメ版では
翌週まで引っ張ることになり、インパクトが薄れますからね。
最後まで夢の中に生きていた雁夜おじさんが痛すぎる。
全裸王と綺礼さんは楽しそうだなあ。しかし、とりあえず服着ましょうか、
とさすがの綺礼さんも思ったんだろうなあ。
綺礼を凜ちゃんの後見人にする時臣さんは、本当に愚かな人だったんですねぇ。
ウェイバーちゃんはきっといい男になるだろう。世界一の漢を傍で見ていたんだから。
そして、ずっと誰かを救いたいと思っていた切継さんは、やっと本当に誰かを救うことができた。
もしあそこで士郎くんに会わなかったら、彼の心は本当に終わってしまっていたんだろう。
士郎くんはそうやって、切継とそして後にはセイバーに救いをもたらした。
彼の言葉でセイバーの頭上に光が射した場面が象徴的でした。まさにヒーローですよ。
そらもう、ウザくもなるわ。
士郎くん、ウザいとか思ってゴメン。こんなもん背負わされちゃ、ウザくもなるわ。
今ならStay Nightをダイジェストで見てもいい(全部見るとウザいので)。
原作を読んだときも思ったけど、つくづく士郎くんや凛ちゃんが気の毒になりました。
こんな風に、大人になりきれない大人たちが手前勝手なことをやった結果の尻拭いを
させられることになったわけか。
そう考えると、理想ばかり追いかけて現実と向き合うことができない人たちをよそに、
しっかり自分の弱さと向き合ったウェイバーちゃんは、成長という結果を得たのですから、
腐れ聖杯の導きはフェアだったのかもしれない。
とにかく、始まる前から安全牌確実の第二期でしたが、想像以上にしっかりと、限られた枠の中で
原作の良さを最大限に生かすことが出来たアニメ版だったと思います。
ドラマチックで濃密な、絶望と希望の物語を堪能しました。
スタッフ、キャストのみなさま。楽しませていただいてありがとうございました。
◆モーレツ宇宙海賊「開催!海賊会議」
ルカさん、楽しそうなバカンス過ごしてたんだすねぇ。男性を意識してらっしゃる方だったとは意外。
しかし、なぜに白メーテル。ケインさんが双子ってのは反則でしょうが。
宇宙には、いろんな海賊がいるもんだ。そして、電子戦担当者がいろいろと上級者すぎる。
茉莉香ちゃんの父親はこんな自分勝手な親なわけです。気の毒に。
6月24日分。
◆アクエリオンEVOL【最終回】「LOVE」
モロイさんがとってつけたように活躍するのかと思ったら理事長が持っていきやがった。
しかも、無理やりカップリングしていきやがった。お見合いおばさんかあんたは。
シュレードさんは、最後までBL魂を忘れなかった。つか、やっぱり出てきたかお前は。
なんか懐かしい人々が、現れましたな。トーマさんがすっかり味方づらしてるのが笑えます。
そして、すっかり忘れてたけどヒーローヒロインだったらしい、アマタくんとミコノさんに
ようやくカグラとゼシカを言いくるめられるような見せ場が。って今さらですけどね。
愛の彼方へ行っちまえ!
とかなんとかやりながら、ミカゲは司令に取り込まれ、概ねハッピーエンドへと
なだれ込んだわけです。
うん。それはいいんだ。だけどなんか、すっきりしない。
多分、キャラが多すぎたのかなあ。大体、前作のアポロ、シルヴィ、シリウスに当たる
アマタ、ミコノ、カイエンの印象が恐ろしく薄い。カイエンさんなんか、BL要素でしか
思い出せん。
アマタ、ミコノの物語より、アンディ、MIXの方がドラマを感じたし、それ以外のキャラで
も中途半端に影の薄いモロイとか、もっと面白い扱いがあったろうに。
一番印象が強かったのが、病弱キャラを笑いにまで高めた魂の芸術家、シュレード様
だったってどういうことよ。
カップルで言ったら、個人的には、随分早い段階で消費されたユノハとジンがベストだったしなあ。
なんか、キャラを描くより、必要以上に言葉遊びに終始して、キャラが振り回された印象なんですよねぇ。
ということで、惜しいわあ。惜しかったわあ。