前期アニメベスト。
やっと少し落ち着いてきたので、今期半ばに入っての前期振り返り。
1. キルミーベイベー
2. 妖狐×僕SS
3. 男子高校生の日常
自分的ベスト3はこの3本。
妖×僕は、笑わせてホロリとさせる緩急のバランスが良く、
キャラも魅力的で飽きさせない内容、男子高校生は、
TVの前で終始ツッコまなくてはならないという、週初めから
視聴者を疲れさせるひたすら阿呆な内容で、それぞれ楽しませて
くれました。
しかし、それを抑えたのが、キルミーだったりするんだなこれが。
いや、内容の濃さから言ったら、他2本とは明らかに雲泥の差なんだけど、
しょうがないじゃない。なんか変にハマったんだもん。
可愛かったんだもん、やすなちゃんとソーニャちゃん。
見ているだけで、何だか幸せな気持ちになったんだもん。
ということで、そのほか、偽物語や夏目のような安定感抜群の続編もありで、
振り返ってみると、結構充実してたんだなあ。
5月4日&11日分。
◆ZETMAN「アルファス」
ヒーローにはマントが必要か。そんなに大事なのかマント。これだからオタってのは。
という面倒くささ絶好調の高雅くん。
高雅くんは過去も未来もエンドツーエンドで痛い子ですね。
しかし、それについてけちゃう開発員も相当のオタと見た。
「人質」
アルファスさんはいろいろとしがらみが多いわ、決断は苦手だわと、
どうもヒーローとして中途半端なようです。
バットマンと違って、何の権限もないお金持ちはヒーロー向きではないらしい。
5月5日&12日分。
◆Fate/Zero「遠い記憶」
切継さんの始まりの物語。
大好きだった女の子を怪物へと変えた父親を自らの手で葬り去った時、
少年の未来は変わってしまった。
こうやって、無垢で純粋な少年は化物へと成長した。
切継さんもねぇ、あのまま何事もなくあの島で育ってたら、
「やあ。俺の捕った魚食うかいっ☆」とか歯を見せて笑う、
爽やかで生産的な島の青年に育ってたかもしれないのに、
あんな暗い破壊的な男になってしまって、つくづく惜しいなあ。
「正義の在処」
切継さんの物語は続く。
ということで、産みの親ならず、育ての親まで手にかけた切継さん。
ナタリアは、切継の意図に気付かなかったのか。
本来なら間違いなく気付くはずだけど、最後の瞬間、彼女は切継の
師匠ではなく母親になっていた。
だからこそ、両方の解釈が成り立つんじゃなかろうか。
そう原作を読んだ時思ったんですが、アニメではわかりやすく、最後に微笑ませました。
うーん。ここは彼女の表情を見せずに、想像の余地を残していてくれた方が
私は好きでしたね。
アニメでは、そこを見せないと逆に余韻が残らないからじゃないの、
と相方に言われましたが、そういうもんですかね。
◆モーレツ宇宙海賊「打ち上げはジュース」
ジェニー叔父さんの容赦のなさ、大人げなさが光りました。
こんな親戚持つと大変だなぁ。
お姫様は冷静に事態を分析し、女子高生たちががんばって、弁天丸のみなさんまで
サポートしてくださって、少々上手く行きすぎという気もしますが、
叔父さん相手に一矢報いることができてよかった。
巫女さん姿で見得を切るチアキさんが素敵でした。
チアキさんのキレ芸はもはやお約束。お姫様たちのせいで下手に動けば国際問題だし、
女子高生たちは経験不足だし、船長はのん気だし、百合カップルはイチャついてるし、
といろいろと溜まってたんでしょうねぇ。
「四人の絆」
うーん。船長業が大変なのはわかるけど、今回の茉莉香さんのドジは
さすがにいただけない。
グリュンヒルデさんがIDリングを見つけずに、そのまま机の下とか
入り込んだままだったらどうすんだ。
5月6日&13日分。
◆アクエリオンEVOL「はじめての再会」
MIXがさらわれてアンディくんご乱心。悠長に落ち込んでるからこういうことになる。
一方、いつニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ミカゲさんが、
落ち込むゼシカさんを誘惑。お前は本当にフリーダムに生きてるなあ。
理事長が出撃手締めが可愛らしい。
そして、シュレードくんはなんか面白そう、と遠足気分で親友をボコって潜入合体いたしました。
案外ひどいな、親友。
さて、MIXさんのビックバンがバンしてしまいました。
素敵BLフィールド、アルテア界、恐るべし。
「MIX・Y」
なるほど、このためにMIXだけ、ひとりファンキーネームだったのか。
そうこうするうちに、みんな男性化へとまっしぐら。
かと思いきや、単にしゃべりが愉快になっただけのような気がする。
これがユノハさんのイメージする「男」なんでしょうかね?
そうですか。実はシュレードさんのこと、極楽トンボとか思ってましたか。
いや実際、ひとりでポエムってるお気楽な奴なんですけどね。
嬉々として、ボーイズ合体とかやってる奴なんですけどね。
アンディくんは、覚悟を決めてBL方向に舵を切るかと思いきや、
やはり女性がいいらしく、勢いでプチブラックホール生成。
シュレードさん、流れでそのブラックホールを射出。
たまには常識とかにも気を使おうよ、みんな。
そして、司令がまた呆けたファンタジーを語ってましたが、
要約すると、私はとっても長生きです、というだけで、特に
何か驚異の事実が語られたわけではないような
アマタくんの父親は、不動さんとかミカゲさん?あるいはアポロ?
5月7日&14日分。
◆黄昏乙女×アムネジア「憧憬乙女」
霧江さんを使ってみんなで遊ぼうの巻。
生真面目な霧江さんと元気なももえちゃんの組み合わせが和む。
貞一くんが夕子さんとよろしくやってる間に、この組み合わせで
癒されました。
霧江さんの妹姿は狙いすぎです。そりゃ人体模型も身を乗り出すわ。
「復讐乙女」
これまではなんだかドタバタが目立って、怪談の「空気」が顔を出すくらいだったのに、
今回は、恐怖の度合いがかなり怪談してました。
それが本当の怪異現象ではなく、人間の恐怖が作り出した空気であり、
その恐慌状態を鎮めたのが死者だったというのが、なんとも皮肉。
結局、死者より恐いのは生者と言うことですよね。
つか、この空気の中で、ひたすら猫耳メイドな霧江さんが浮いてました。
◆這いよれ!ニャル子さん「大いなるXの陰謀」
ニャル子さんには悪いが、真尋さんとハス太くんの組み合わせもいいなあ。
ああでも、真尋くんに頭をなでられているニャル子さんも可愛いのう。
ハス太くんもニャル子さんに負けず劣らず押せ押せですが、
邪神はみなさんこんなにアグレッシヴなんでしょうか。
「マーケットの中の戦争」
拳で語り合うニャル子さんとクー子さんが熱い。
と思ったら、クー子さんチョロすぎるよ。
細かいネタはわからんけど、基本、緊迫した状況でも背景がくだらないという芸風らしい。
ゲーム開発って大変なんだよ、という話だったわけで。
さすが真尋さんのお母様は、使うフォークのバリエーションも豊富らしい。
というか、なぜそうもフォークにこだわる?
それぞれの欲望が交差する海辺、温泉。ついに真尋さんは大人になってしまうんだなあ。
5月8日分。
◆ヨルムンガンド「Vein」
ヨナがココの所へ来た経緯がわかりました。ほとんど人質ですね。
ココさんのところは、兄妹ともに小さなときから武器商人の生活が
日常だったらしいです。
口癖といい、つかみどころのない態度といい、偽悪的な振る舞いといい、
実によく似たおふたりでした。
5月9日分。
◆これはゾンビですか? OF THE DEAD「ちゃうねん、勝てててん」
ゾンビのくせに爽やかな高校生活を送る相川さん。
ミストルティン先生も復活して、人生バラ色のはずですが、
そろそろ不吉な影が迫ってきたりする頃合いです。
とりあえず、この作品の半分は相川くんの女装で出来ています。
吐血男もリスメガロも、アニメにするとウザさ5割増しだった。
◆LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜「愛の牢獄」
今度は百合話。さすが不二子さんの守備範囲に死角はない。
あいや、さすがにホモさんは相手ではその魅力も通じないらしい。
ホモさんは本当に女性に厳しい。そして、女子高生は男に厳しい。
とか思ってたら、また途中で録画が切れてしまった・・・
◆めだかボックス「わかってもらおーなんて思ってないよ」
あたしもあたしが大好きー!という不知火ちゃんの心地よい返しが心に残りました。
金の亡者じゃなく生者ならいいというめだかさんの理屈はわかりませんが、
札束のプールは魅力的ですよねぇ。
競泳部の3人の関係が、なんだか微笑ましかったです。
ということで、意外性なく、喜界島さんが会計になったようです。