継続・終了作品感想3

感想書いてなかったけど見ていた作品もまとめて。
とりあえず、これで終了作品はコンプリートしたかな。
ようやく新作に入れる。

べるぜバブアニメで面白いと思って原作読んで、原作の方が数倍面白いじゃん!と思った作品。
原作の良さを見事に外した脚本でしたが、この原作に出会わせてくれたことに感謝。

ゼロの使い魔結構危機に陥ってもそれほど危機感を感じないところが、逆にゆるく見続けられた
要因かもしれません。でも、あれだけの数のキャラがいたのに、終始主人公カップルを描くのに大半の時間を費やして
いたのがもったいなかった。

テニスの王子様予想通りへんだった。テニスシーンもアレだったが、日常シーン(特に山奥特訓)
の飛ばしっぷりに、テニスというスポーツの奥深さについて改めて考えさせられる問題作であった。

キルミーベイベー殺し屋と忍者という設定が女子高生という設定には敵わないのだと思い知らされた作品。
殺し屋、忍者のスキルが一発芸程度の扱い。
特に何も起こるわけではなく、むしろ女子高生というより、小学生レベルの日常が繰り広げられるのは、
ひとえに折部やすなのせいである。バカ可愛すぎるだろう、やすなちゃん・・・

シンフォギア歌は最高というお話。予想に反して、最後はハッピーに終わってくれてよかった。
フィーネの呪詛にポジティブなメッセージを返した響ちゃんのシーンは、主人公らしくて大変素晴らしかった。
しかし、物語後半はすべてクリスちゃんのけなげさにすべてを持っていかれたと思います。

灼眼のシャナIII原作の終わり方もよかったけど、アニメはアニメらしく、
原作にない幸せなみんなの姿を映し出してくれて大団円。予想以上に満足の行く最終回でした。
今シリーズは、よくぞここまで、というくらいきっちり原作の意図を生かしてくれて、原作以上にうるっと来る場面がたくさんありました。
田中が悠二と別れる場面なんかは、ED曲の入り方が絶妙で、ボロボロ泣きましたよ。
一方で、マージョリーさんのデレが入ってなかったのが不満。あと、ヴィルヘルミナさんの扱い。
というか彼女の描き方が足りなかったせいで、彼女が自分を見つけるシーンがちょっと弱かったかもしれない。
でも、最後のヴィルヘルミナさんは天下無敵にくぁわいかった。
いろいろと端折りまくっているせいで、ラミーさんがリャナンシーに戻る場面なんかは、原作未読の人間には
何がなんだかわからなかったでしょうし、せめて前回の大戦だけでも描いて欲しかったなあ、とも思いましたが、
シャナが出てこない以上、アニメでは無理なんでしょうね。ここまでまとめ上げたことこそ奇跡なのかもしれない。
アニメから原作に入ってハマったこの作品。おかげで、高橋弥七郎という作家を知ることができました。
このアニメに心から感謝。そして、最後まで丁寧に描ききってくれたスタッフに感謝。
スタッフ&キャストのみなさま、長い間ありがとうございました。


3月26日分。

夏目友人帳 肆【最終回】「遠き家路」
ニャンコ先生が怒るのも無理もないくらい、しょっちゅううかつに妖怪に襲われてますよねえ、貴志くん。
残酷なようだけど、幼い貴志くんが感じたとおり、彼がこの家に来なければ、三世子ちゃんが同級生にはやし立てられる
ことも両親が他の子供に気を遣うすることもなかったんですよね。彼女の気持ちはよくわかる。
一方で、そんな家族に遠慮して、ろくに食事もできない貴志くんも気の毒。
こういう誰も悪くはない、みんな悪い事はしていないのに不幸になる状況って哀しいですよねぇ。
でも、今の貴志くんには、何も言わずに傍にいてくれるニャンコ先生がいて、迎えてくれる家族と帰る家がある。
彼だからこそ、その幸福を誰よりも尊ぶことができるんでしょう。
というわけで、何も言うことはありません。
毎回同じことを言っていますが、第4シリーズになっても、まだまだ陰りが見えない安定感。
一体どこまで続くのか、恐ろしいくらいです。
まあ、どこまででもお付き合いする覚悟ですけどね。


男子高校生の日常【最終回】「女子高生は異常 悪魔」
「男子高校生と嘘」「男子高校生とUFO」「男子高校生と店員」「男子高校生と積極性」「男子高校生と絡まれ」
「男子高校生とフランクフルト」「男子高校生と…」「映画女子高生は異常 アークデーモンvsシルバーデビル 祝?卒業!!」

ヨシタケさんは、よくまあそう次から次へと嘘八百を。わかってるならモトハルもどこかで突っ込め。
文学少女の奇矯な行動は既に有名になっていたか。生徒会はリンゴちゃんのSPか。
今までの伏線を拾って、みごとに 綺麗な締めましたね最終回。タダクニくんまで登場という豪華さ。
という夢オチだった。えっと、どこまでが夢だったんですか?けいおんってこういう話だったのか。
結論。バカな話でした。としか言いようがない。
男子高校生がいかに何も考えずに生きてるか、女子高校生がいかに恐ろしい生き物かということが、大変よくわかる作品でした。
日本の将来が不安になりました。
続きがあったら、また付き合ってやってもいいかなと思いました。


3月27日分。

あの夏で待ってる【最終回】「あの夏で待ってる。」
りのんさんかっけー。
檸檬さんは単なるMIBか。しかも哲朗の姉ちゃんの旦那の同僚か。
手に手を取っての逃避行。助ける仲間たち。切ない結末。けれどもハッピーエンド。
なんとも古典的な流れの最終回でした。
この手の話は避けて来たし、こんなみんながみんな善意の塊みたいな爽やかな高校生いねえよ、と思いつつも、結構楽しめました。
結局、SF要素なんて単なる飾りですよ。
もしかしてこの「グローバル」な時代で真のカルチャーギャップを描くためには、もう宇宙人に頼るしかないのだろうか。