今期のチェックはなかなかにグダグダだったり。

1回目を見逃したり2回目を見逃したり、かつてないほど混乱しているのは年のせいなんだろうかのう?
前回同様、新規作品は継続するかどうかを分類してみました。
○=継続決定、△=様子見または見ても感想を書かないかも、×=継続なし。


10月8日&15日分。

Fate/Zero「偽りの戦端」
他コンビとと比べると、ウェイバーくんとライダーの組み合わせが予想外に和む。
で、まるっきり対称的なのがキャスターんとこのガイキチコンビ。こういうコンビもいた方がいいんでしょうですけどねぇ。
しかし、これに出てくるおっさんは、ことごとく幼女と仲良しだなあ。

「冬木の地」
そういや、遠坂さんと綺礼さんは組んでるんだった。アサシンがあっさりやられたのは、実は生きてるとか見せサーヴァントとかなのか。でも、綺礼さんは本気で遠坂さんを助けようなんて思っていないような気がするのはなぜだろう。
ああ。やっぱウェイバーくんとライダーさんの会話に癒される。セイバーさん、飛行機に鞍や手綱はありませんて。
いよいよ本格的にサーヴァント戦のようですので、勝敗の行方はともかく、どう見せてくれるのか楽しみです。


C3−シーキューブ−「どこに、なにを、なにか」
お気楽極楽な学園物をやってくれた前半から一転、後半の作風変化にぶったまげた。
なんだ。これはほのぼの路線作品じゃないんですか?和み系を期待していただけに、Fateの内容よりよっぽどキツかったわ。

「彼らの温度の二律背反」
とりあえずひと段落ということらしいですが、ラブコメ系とシリアス系の比重によっては、ついていけなくなりそうです。
フィアちゃんもこのはちゃんも可愛いんだけど、もうちょっと、ほわほわっとした呪い話をてんこ盛りしてくれるといいなぁ。


10月9日&16日分。

機動戦士ガンダムAGE「救世主ガンダム
そろそろガンダムにこだわらなくていいんじゃね?
とはもう今さら言い疲れましたけど、それにしても今回のガンダムはびっくりするくらい一話のツカミが弱い。
キャラクターは地味だわ、戦闘シーン(?)と言えるものがほとんどなくまったく盛り上がりがないとか、ある意味地味で良心的な作りなのかもしれませんが、正直退屈でした。

「AGEの力」
地味で良心的な作りとか言ってすんません。
なんスかあのAGEシステム!ドラえもんのポケット?万能無敵すぎるでしょう。主人公天才すぎるでしょう。
そして、ヒロインはわがまますぎる。
相変わらずキャラクターに魅力が見出せないんですが、AGEシステムをどう使うのかは気になってきた。


ファイ・ブレイン〜神のパズル「賢者の報酬」
物語設定も整ってきてキャラも増えてきて、一話よりも面白かったけど、パズル対決の見せ方が面白くないんですよねぇ。ああ、そうですか。というくらいで危機感を覚えない。

「天才少年の憂鬱」
ノノハちゃんの言うとおり、天才はキャラが立ちすぎてるというか、変な人間ばかりのようです。
今回は、ギヴァーが「窓際の町作り課長」という、視聴者にもわかりやすい背景を持ち、パズル自体がその背景と連動していたせいか、見ていて面白かったです(そしてほろ苦い)。
結局、キーとなるのはソルヴァーよりもむしろパズルを提示するギヴァーのキャラなのかもしれない。


10月10日分。

境界線上のホライゾン「食事場の純情者」
誰も授業を聞いてない自由な校風はもはや学級崩壊ですが、みなさん楽しそうなのでよいのでしょう。
とりあえず、主人公は阿呆のようですので一安心。このままずっと阿呆でいてください。変に欝ったり、ハイパー能力に目覚めたり、二重人格になったりしないといいな。
主人公が安定していれば、キャラクターの数が多くても、設定がまったく把握できなくても、それなりに楽しんで見ていけるもんですから。


侵略!?イカ娘「散歩しなイカ!?」「体操しなイカ!?」「助けなイカ!?」
イカに説教される犬ってのもどうだろう。まあ、いろんな意味で一介の飼い犬がイカちゃんに勝てるわけがないです。そういうイカちゃんも、犬の振り見てわが振りを反省したりして、いろいろ間違ってるけど可愛いのでオッケー!
しかし、ここの地方のラジオ体操は斬新すぎる。イカちゃんじゃないけど、この動きに一体どんな意味があるのだろう。MPを奪う儀式と言われても確かに納得する。
なぜか捺印の怖さをわかっているイカちゃん。相変わらず、妙な知識だけはあるようです。
そして、イカちゃんは、学習能力のない人間どもでも、ちゃんと見守ってくれてるんです。
あれ?侵略者・・・


10月11日分。

ベン・トー「ネバれ、納豆オクラ丼ぶっかけチーズトッピング弁当 440kcal」
原作既読。これをアニメ化すること自体おかしいんじゃないか?という声も(私から)ありつつ、弁当担当作監がいるとわかった時点で、もしかして本気なんじゃないかと思い始めた。
そして、OPでウィザードが弁当喰いだした時点で、本気なのかもしれんと確信した。このOP、曲も演出も素敵すぎてシビれた。
しかし、自分の記憶にエールを送り続ける佐藤くんとか、映像でこそ笑えるシーンって案外あるもんなんですね。弁当の見た目も悪くないし、揚げ物好きじゃない私でもお腹が空いてくるような原作の弁当描写をいかに映像化するかに期待してます。
先輩にフォーカスしたEDもよいです。うん。やっぱり先輩は一番可愛い。そして、予告への入り方も新しい。
後は白粉さんの作品と石岡くんエピソードを見せるかどうかで変態度が違ってくると思うのですが、果たしてガッツリやるつもりなのか(やらんでいい)。


10月12日分。

未来日記「サインアップ」
原作未読。これも友達がいない物語ですか。
未来の書いてある日記なんてつまらない、とか思わずに、超勝ち組!とか喜んじゃう時点で、この主人公にドン引いた。とにかく病んでる。主人公もヒロインも病みまくってる。
デウスは主人公の空想の産物なんですよね?ファーストってことは、この世界は明らかに彼が作った世界というわけで、彼の意志次第でなんとでもできるんじゃないかと思ってしまうのですが。
そして、お互いの顔を知らない日記所有者たちって、アニメじゃ視聴者に声でわかっちゃうんじゃないかと思いましたが、「誰か」ってのはそれほど重要じゃなく、そこでの駆け引きが重要ということなんでしょうか?
消えすぎな通り魔のパートが一番面白かった。


世界一初恋2「A good beginning makes a good ending.」
特に目新しいものもなく、そんなことも期待していない安心の二期目。
編集の仕事って大変だなあ。純文と少女マンガじゃ勝手が違うんでしょうね。
高野さんはメチャクチャいい上司なんだし、恋人としてもいい男じゃん。小野寺くん、こんだけいろいろぶっちゃけて覚えてないとか、吉野先生同様、あんたもかなりのビッチだわ。


マケン姫っ!「女の子はすごいんです」
原作未読。これは一話を見逃してしまったため、二話が初見です。
今期のバカ乳枠だという理解で間違ってませんでしょうか?
とりあえず、主人公がスケベなバカであることはわかった。赤裸々スケベな主人公って、最近では珍しいかもしれない。そして、ヒロインも印象は悪くない。後はどんだけバカをやってくれるかです。


10月13日分。

UN-GO「舞踏会の殺人」
なんだかとってもスタイリッシュ。安吾先生も、自分の作品がよもやこんなことになるとは思ってなかったに違いない。ちなみに、原作(というか原案?)未読です。
ミステリ仕立てなので退屈することはないと思いますが、どこに落とし込もうとしているのか見えないファンタジー風味なのが、不安でもあり期待できるところでもあるかもしれない。


ギルティクラウン「発生:genesis
クラウンって道化ことなのかと思ってたけど王冠の方だったのか。
設定的には、第二次大戦後の日本みたいな状況らしい。自分の国の現状に満足できなくて何かしたくてでも何をしたらいいのかわからなくて忸怩たる思いを抱いて生きている若者が主人公。まあ、現代日本に通じるところがあるかもしれない。
いかにもチューニな雰囲気ですが、それに付き物のけれん味が少々足りないような気がします。上手く加速していけば面白くなりそうなんで、ちょっと期待。


僕は友達が少ない「僕達は友達が出来ない(´・ω・`)
オンラインゲームで友達を作ろうと言う発想がそもそも間違ってないだろうか?学生さんなんだから学校で目の前の人間と友達になれよ。
という常識は通用しない人たちらしい。何しろお嬢さんたちは、友達作るどころか人間関係を極限まで悪化させてますから。彼女たちには、リアルだけじゃなくバーチャルでも友達作るのは難しいらしい。
人間の醜い本性が垣間見えただけで、始まる前に終わった第一次友達作戦。そして主人公は完全に背景でした。
ギャルゲイメージの性別逆転画面は結構楽しめましたが、友達とエア恋人では果てしなくジャンル違うと思うんです。