紳助のニュースを聞いた時。

私も、社会人にあるまじきアニメを見ていたので仕事を辞めて隠居します。
と言いたいなあ、金があったら。
と思った人が私以外にも絶対いる。


8月17日分。

いつか天魔の黒ウサギ「すれ違いの《課外》授業」
月光様は他校でも有名人らしい。大体わかります。ひそひそ話されてるんですよね。
そんな周囲の評価にも無頓着で、いつだって俺様モードの月光様。月光様に喧嘩を売ろうなんて、大兎くんも身の程を知りましょう。見ろ、月光様と美雷ちゃんの麗しいデート姿を。
あ、うん。UFOキャッチャーは苦手なんですね。いや38回とか普通ですよ。多分。カラオケも苦手ですか。いやそんなことで男の価値は決まりませんよ。不良に絡まれたって、美雷ちゃんがいればイッツオーライ!
月光様・・・あんたは何の役に立ちますか?あいえ、根拠のない自信だけで十分です。優秀な美雷ちゃんがいてよかったね。
一方、幼馴染のプライドかけて、日々エスカレートする遥ちゃんの弁当。クラス中が固唾を飲んで見守る中、その高さは着実に増え続け、満漢全席は目の前。弁当の重さとともに増大する想いの重さはヘビー級。
彼女が何かに取りつかれてるのか、あるいは元々人間じゃないのかもしれないけど、それにしても、いきなり出てきた女の子に横から大兎くんをかっさらわれたら、釈然としないのもよくわかる。
よーし。この調子で、主人公カップルこわしちゃえ。


快盗天使ツインエンジェル〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜「正体不明! 娘のUMAは良いUMA!?」
娘ちゃんは、なぜいつも西条先生の食欲をそそるザリガニを運んでいるのか。それが明らかになったエピソード。
先生、収入増えてもかつかつの生活。生徒にザリガニをたかるとか、一体何のローンを組んだんですか?なぜ地味に嫌な攻撃を繰り出してくる同級生ロボを使うんですか?趣味ですか。文化財保護法の前に敗れ去るところが、変な所はちゃんと社会人な先生です。
ミスティナイト様は、相変わらず冴えないアイデアでエンジェルたちの危機を救う。財力や腕力に頼らない、おばあちゃんの知恵のような生き方をしているあなたが好きです。
オオサンショウウオピータンは可愛かったです。


8月18日分。

Steins;Gate「怨嗟断絶のアポトーシス
久しぶりすぎて泣けてくるダブルトゥットゥルー。
FBはブラウン管だったのか。いやおっさんが女だったのか。いやミスターブラウンがFBだったのか!
と、ちょっと混乱しましたが、どんな事情があったにせよ汚れた仕事をしてきたのだろうから、ミスターブラウンのこの結末は自業自得なのでしょうし、本人もそれを自覚していたのでしょう。可哀そうなのは、綯ちゃんですよ。どんだけ非道なんだSERN。
というか、オカリンてば、今さら思い出したのかクリスの死。それがすべての始まりじゃないですか。どうすんですか。まゆしぃを選ぶのかクリスを選ぶのか。いや、彼なら両方取る。きっとなんとかする。そんなワガママさんこそ、マッドサイエンティストです。
前半でまゆしぃに感情移入させて、彼女の死を修正しなければならない未来として視聴者に植え付け、そのための過程で、今度はクリスの魅力を存分に引き出して、この二者択一の結論に持っていく。上手い構成ですよねぇ。


バカとテストと召喚獣にっ!「僕とのぞきと遥かなる桃源郷っ!」
嘘予告がカッコよすぎる、と思ったけど、本編も負けていなかった。
魂で会話するくらいいたぶられても諦めない。それが男(バカ)だ。前回に引き続き、セリフの混乱で追い詰められ、醜い争いを繰り広げている明久くんと雄二くんですが、傷つけあうこと、それが青春だ。
合言葉は、ヴァルハラで会おう。Cクラス、そしてBクラスも味方についた。そう。不可能かもしれないとわかっていても、光の射す方向へと進むのが青春だ。のぞき冤罪を晴らすとか、そんな小さなことに拘泥していた中で、ようやく見つけた本当の自分の気持ち。
純粋に、欲望のために女子風呂をのぞきたいだけ。それこそが、明久を動かす、唯一の原動力。
一途な久保くんまでが、Aクラスを率いて参戦したとき、かつてない感動が胸の内に広がる!
あーうん。まあ立派だったよみんな。結果は問題じゃない。ひとつのことに全力を傾ける。それこそが青春だ。青春って便利なワードだなぁ。
EDがいろいろと印象的でした。


8月19日分。

セイクリッドセブン「真実のヨシアシ」
え、いきなり終わった?あるいは最終回?と誰もが思ったED曲からのOP。
なるほど、最初からOPとEDはどちらにも使える曲にしていたのか。
まだ物語の行方がわからない時点では、あの抑えた旧OP曲で主役二人以外のキャラクターの印象をニュートラルに保つ演出。そして悪役が誰かはっきりした時点で、ドラマチックな曲調の旧ED曲に合わせて、それぞれの個性を明確に示す演出を被せる。
道理で旧ED曲は、ドラマチックな曲調の割には演出が中途半端だったわけだ。歌詞を1番から2番へと変えることによって、旧EDから新EDへつなげた。また、何のために戦うのか、というナイトくんの問いかけによって、これまで状況に流されて戦ってきたアルマくんのヒーローとして自覚を促したように、新OP曲は、旧ED曲より力強い歌詞になっている。
惜しむらくは、1クール内でこれをやったってことかもしれない。これが2クールで、アルマくんとお嬢様の絆がもうちょっと見えるようなエピソードがたくさんあれば、もっとこの構成が生きたろうに。
ということはすっ飛ばして、今回のワタクシ的ポイントは、研美さん、本性現すの巻。これを待ってました。いや。どんなに爽やかポーズをしても、あからさまに怪しいでしょう。研美さん。
このまんまコスく悪いところを全開にしてください。で、無様に敗れてください。それこそ私が待ち望んでいた悪役です。間違ってもいい人になったりしないでくださいねっ。


ダンタリアンの書架焚書官」
あれ?主役が変わってる。
誰かを傷つけるだろうことを知らなかったとはいえ、幸せだった頃の幻影に生きていたメイベル。それが彼女にとって健全なことではないのを一番よくわかっていたのは、幼い妹だったんですね。賢い子だ。
焚書官さんが連れてる女の子もダリアンちゃんを同じ原書の元ですか。必殺技は、ダリアンちゃんのとこに比べて随分ダイナミックだし、詠唱しないし、迫力がある。すっきりコンパクトにまとめた必殺技は、とっても視聴者フレンドリー。ヒューイもこういうの使えばいいのに。
こっちのコンビの方が、キャラ的にも面白そうだなあ。


輪るピングドラム「Mでつながる私とあなた」
うーん、これはまた重い方向に来たなあ。
芋果ちゃんに何かあるんだろうとは思ってたけど、結局失くした姉の代わりになれば、両親の仲が修復されて、自分が愛されるだろうという、一途な想いからでしたか。
この母親が問題ありすぎでしょう。失くした子供を忘れられないのもわかるけど、生きてる子供にも目を向けましょう。そして、多蕗も気付け。自分の言葉がどれだけ芋果ちゃんを縛っているのかを。
しかし、この状態が生存戦略とどうつながるのかわかりません。亡くなった芋果ちゃんのお姉さんの日記にどんな秘密があるのか。高倉家と荻野目家はどこかで接点があったのだろうというは推測できるんですがね。
そして、黒ペンギンの飼い主が一体何をしようとしているかもわからない。彼女の記憶削除兵器は、一体何なのか。


8月20日分。

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%「Eternity Love」
お泊りイベント!そして一番はしゃいでるのは学園長だ!学園長の財力には、毎度驚かされますわ。
友千香ちゃんは、いつの間にかちゃっかりコンビを見つけてたんですね。彼女もいろいろあるんだろうけど、のびのびと学園生活満喫しているように見えます。この子、きっといいアイドルになれるぞ。
春海ちゃんに真っ先にアプローチしたオトヤくんは、相変わらず爽やか少年すぎる。消えたような見えたトキヤくんとのフラグもいきなり修復されたし、レンさんも接近と、春海ちゃん、予想通り逆ハー状態全開。真斗くんと那月さんも時間の問題だろうけど、翔くんのアプローチって、その手のイベントがなかったせいか想像できない。これから何かあるのだろうか?
そして、まさかのクップルーさん擬人化。お前も春海ちゃん狙いだったとはびっくりだ。



8月22日分。

異国迷路のクロワーゼ「子供部屋 "Chambre d'enfant"」
どーもっ。クローデル家のカミーユに告白された方、クロードです!
えっ!告白されたのか!仲良かったんだなあ、昔は。社会的な階級に引き裂かれたタイプか。
アリスちゃんはその点、無邪気だなあ。本当に、小さな頃から想像力の豊かな子だったんですね。それで湯音ちゃんにこれほど夢中になったのか。この子は上流階級の淑女の枠にはまらずに、誰に否定されようとも自分の道を見つける、というか見つけて欲しいタイプです。
結局自分の立場からはみ出ることができなかったカミーユさんには、アリスちゃんと湯音ちゃんの姿が眩しく見えるのでしょうね。自分には手に入れることはできなかったものを手に入れようとしている少女たち、自分の周りに引かれた線を軽々と飛び越えようとする少女たちが。
というか、オスカーさん、せめて店番くらいしてやれよ。


夏目友人帳 参「子狐のとけい」
あらヒノエさん、お久しぶり。 ニャンコ先生のお見舞いという名目で懐かしい妖怪たちが集まって宴会。ニャンコ先生は人気があるのかないのかわからん。
今回は、相変わらず貴志くん一筋の子狐くん再登場。
塞神様の言うとおり、人間と妖怪の時間は絶対的な尺度が違う。
だからこそ多分、命に対する考え方も、生活に対する考え方も違う。
それは絶対的な違いではあるけれども、お互いの時間が交錯した時、同じ時間を共有し、同じ想い出を共有する。
子狐が言いたかったのは、そういうことなんじゃないかと思います。
たとえ自分と貴志がまったく違う存在でも、貴志と一緒にいる時間は楽しくて、そうやって想い出を作ることで、一瞬だけでも彼らの間に横たわる違いを超えることができる。それだけで十分。
きっと恐ろしく長い時間を過ごしてきただろう塞神と子狐の邂逅もまた、そういうことだったのかもしれない。塞神様が子狐を助けたのは、彼の人生の中で一瞬に過ぎない時間を過ごした子狐との想い出が、彼の心を捉えたからなんじゃないかと思います。


魔乳秘剣帳「おっぱい小僧」
人死にが出るとは、この話らしくない妙にシリアスな展開。
桜花さんは本当に魔乳の手先なのか。彼女の過去に何があったのか。そして、楓ちゃんの影は、このままどんどん薄くなってしまうのか。
次回はバカ乳話であることを望む。


8月23日分。

TIGER & BUNNY「Heaven helps those who help themselves.(天は自ら助くる者を助く)」
さて、自爆の連続の末、見事殺人犯の地位にまで上り詰めたタイガーさん。すごく悪そうな顔してる手配書の写真は、寝起きに撮ったのかしら。
おじさんの情報は、マーベリックさんの部下がネットから削除したらしい。大変だなあ、マーベリックさんの思いつき実行部隊も。いるいる。こういう、
お前がやれよ。なんでこっちがあんたのいい加減なプランの尻拭いしなきゃならないんだよ、
と言いたくなるタイプの上司。
おじさん追撃隊となったヒーローズ。一番乗りでノリノリなスカイハイさんは、本当に人の話を聞かない人です。あんまり深く考えずに行動するところはタイガーさんに似ているかもしれない。
折紙さんは、紙にも化けられたのか。牛角さん、親友設定・・・。
ああ、ローズちゃんまで。「往生際の悪い男ね。私から逃げられると思ってるの」「俺だって逃げたくて逃げてるわけじゃねぇンだよ」そのやりとりは、もっと甘いムードで聞きたかったよ。
「バーでチップやったじゃねーか」とか、バニーちゃんだったら、うわ自分で言ったよ、とツッコんでくれるだろうに。「素敵なタオルあげただろう」って、本当にそう思ってるのか。思ってるんだろうなあ。でも今思えば、ダサい名前入りタオルでよかったんですよね。記憶を取り戻す手掛かりになる。
というか、おじさんがローズちゃんにいろいろやってあげたこと覚えてるってことは、ローズちゃんに慕われているという自覚はあると思っていいのか?期待していいのか?
で、追撃隊ラストを飾るのは、全力で禍々しい偽タイガーさん。カッコいいことはカッコいいが、カッコよすぎて正義の壊し屋、というダサいネーミングは似合わなそう。中身はアンドロイドなんでしょうね。
そしておじさんの危機に颯爽と現れたのが、正義のルナちゃん。
っっっカッコよすぎるだろがっっ!きみーがきーっと王子様ー、と歌いたくなるくらい、キモいコスプレなのに雰囲気超イケメン。相変わらず何を言ってるのか、脳みそカニ玉のおじさんどころか視聴者にすらわかりませんが、今すぐタナトスの声に従ってもいいと思ってしまいました。
さて、さすがのおじさんも、マーベリック氏のインタビューを見て、ハメられたことに気付いたようです。そんなときに現れた第二のナイトが、ベンさん。
おじさんがベンさんの車のナンバーを覚えていたことに驚いた。そして、ベンさんがずっとワイルドタイガーのカードと糞スーツを持ち歩いていたことに泣けてきた。
ああ、この人もブレない人だなぁ。トップマグの頃から今まで、この人が守ってくれていたおかげでワイルドタイガーはどれだけ救われていたんだろう。この人だけは、無事でいて欲しいなあ。
そして、第三のナイトが多分、楓ちゃんでしょう。やっとお父さんがワイルドタイガーであることを知らされた楓ちゃん。思い立ったら即座に動く行動力はお父さん譲りなのでしょうが、マーベリックさんに接触して、上手く誤魔化したところはお父さんよりはるかに頭がいい。彼女のコピー能力は、きっとタイガーさんを救うはず。
まあ、おじさんの「秘策」というのはあまり信じないとしても、ヒーローズもおじさんに負けず劣らず単純だから、なんとかなりそう。
しかし、もっと逃亡者の悲哀を描くのかと思ってたら、鬱状態を長く引きずらないところがこの作品らしい。ベンさんとのシーンで陽の光が射すとか、わかりやすくシンプルな演出も、いつも以上にドラマチックな効果を与えてました。
何より、こんな状況でも暗くならず、諦めず、常に前を向くおじさんの打たれ強さが、この作品のトーンをポジティブなものにしている。バニーちゃんが無事だったと安心するおじさんの姿に、この人は本当に骨の髄までヒーローなんだなぁ、と改めて感心してしまった。
アンドロイドとか、タオルとか、糞スーツとか、どんな小物でも後で必ず役に立っているのが嬉しい。
ちなみに、今回は不思議なくらい作画が良くて、逆にビビった。


神様ドォルズ「神様の役割」
台風イベントで水着の機会を創出するとは思わなかった。
とっさにククリを動かして、日々乃さんを助けるまでに成長した詩緒ちゃんがすごい。
もしかして、日々乃さんも阿幾くんに惹かれかけてるのでしょうかね、あの先生のように。