6月終了アニメ私的ベスト。

1. あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
2. 俺たちに翼はない

あの花は、特に派手な演出はなくても、視聴者をシンクロさせるキャラクターの感情の振り幅で、突出した印象を残してくれました。
俺翼は、個性的なキャラクターの楽しさに加え、構成の仕掛けにやられました。
この2作品以外もそれぞれ面白かったんですが、横並びで特にこれ!と言えるものがなかったので、とりあえずこの2作品のみ。
今期は、タイバニやシュタゲのように前期から安定した面白さを見せてくれる作品があり、新作もなかなか期待の持てそうなラインナップなんで、前期を上回るシーズンであることを期待してます。


7月12日分。

神様ドォルズ「神様の特訓」
詩緒ちゃんと一緒にいるククリの姿は、よく訓練されたペット然としていて可愛いんですが、一体何者なのか。何を目的として存在しているのか。どんな感情を持っているのか、あるいは持っていないのかわからないので、少々不気味さも感じさせる存在です。
匡平くんがククリを操っていた昔に、阿幾が暴走してそれがトラウマになったというところなんでしょうね。


7月13日分。

猫神やおよろず「貧乏神インスペクト+」
原作未読。
さすが八百万の国。日本にはいろんな神様がいるもんですね。そして、猫神の繭さんは女の子神様にモテモテらしい。
予想通りのゆるゆるしたお話のようで、ゆるゆる見てました。感想は書かないかもしれませんが、切ることもないと思います。


いつか天魔の黒ウサギ「900秒の放課後〈前篇〉」
原作未読。
なんだ。主人公はゾンビか。最近人気のジャンルだよね。ゾンビ物。
さて。どうしましょうね。キャラクター的に総じて惹かれるものがない。むしろ、少々苛立たせてくれる感触なんで、微妙なところです。
もうちょっと見てみて、これが良い中二方向へ向かうかどうかを見極めるべきなのかもしれない。


7月14日分。

Steins;Gate「亡環上のネクローシス
2036年でSERNってば、まんまとディストピア作ってやがったようです。確かに、時を支配することができれば、世界を支配するのもわけないですけどね。
バイト戦士の父がタイムマシンを残したということは、やはり正体はオカリンラボの一員、ダルくんと思っていいのでしょうか?そう考えると、ダルくんとバイト戦士のシーンに別の意味が見えてきて、感慨深い。つか、ダルくん自重。
しかし、お父さんは過去の秋葉原にいます。とか言われたら、なんかいやだ。なんか見てはいけない姿を見てしまいそうだから、やっぱお父さんに会うのやめるわ・・・
という気持ちになります。私なら。
ラボは本当にロクなものを作ってなかったんだなあ。でもそのままの方がよかったのになあ。
それぞれ正体を明かすバイト戦士とクリスに乗じて正体を明かし、ばっさりシカトされたオカリンの残念さが久しぶりに微笑ましい。相変わらずまゆしぃは発想がぶっ飛んだ傑物という印象で、比べるとオカリンの常識人ぶりが際立ってました。


バカとテストと召喚獣にっ!「僕と浴衣とお祭り騒ぎっ!」
女の子たちの逆鱗に触れて、臨死体験させる程度の軽い罰ですむわけがない。明久や雄二がこんな良い目ばかり見るわけばない。と、本人たちも含め誰もが思うわけで、機会をとらえて俊敏に行動する女の子たちの電光石火の早業には、いつもながら感心します。
常在戦場状態の彼女たちは、一体何と闘ってるんだ?
しかし、明久くんとムッツリーニの女装は違和感なさすぎます。秀吉くんは別静物として、雄二くんの目を覆いたくなるような姿が気の毒すぎるけど、男としてはこれでまともなんでしょうね。
お前はもうなんでもいいんだな、という必死さが見えた浴衣の小畑さんがいい味出してきました。観客もですが。司会者の冷静さが清々しかった。
包丁を遣わなくても人って殺せるんですよねー。


7月15日分。

セイクリッドセブン「ルリ色の絆」
豪華でいいなあ、お嬢様が理事長の学校。
17年前の隕石によって不思議な力を得た人間たちは、力をコントロールできるかどうかで、ヨシとアシにわかれるのか。いや、鬼瓦が変化したところを見ると、人間だけではないらしい。
お嬢様の事情を知ってほだされた主人公は、力を貸すことになってスカイダイビングに挑戦だ!という、アルマくん十番勝負みたいな展開。毎回お嬢様に石をもらわんと変身できないものなのか。不便ですね。
なるほど。お嬢様は昔アルマくんに助けられた経験があって、それでこんなに絶大な信頼を寄せているのですね。


ダンタリアンの書架仕掛け絵本
原作未読。
ダリアンはテンプレ的タカビー幼女、ヒューイは常識的でそれなりに大人で冷めててと、ありがちな分、特に展開が読めない組み合わせではない。悪くはないんだけど。
よくわからんのですが、つまりダリアンは禁書の妖精さんとかなんとかでしょうか。本を使ったバトル物になるのか、話の方向性の判断がつかない段階なので、もう1回くらい見てみます。


BLOOD-C「きみがため」
小夜ちゃんのファザコンっぷりが凄まじくて正直ヒくわ。
お母さんは古きものに敗れたのか。何なんでしょうねこの古きもの。そして、次々に出てくるイケメンと小夜ちゃんの恋の行方は。ということはあまり興味がない。
だが、あのクールなお父様ですら赤面させる小夜さんの歌は非常に気になった。


輪るピングドラム「危険な生存戦略
朝食の席で女王様から突然下される生存戦略命令。たまには二男に最後までしゃべらせてやりましょうよ、ペンギンさん。長男はイケメン設定なのか。
などとのほほんと見ていたら、最後にかなり不穏な空気が漂ってまいりました。二話にしてストーカー女の話とか、それはないですよね?なんか事情があるんですよね?どうしよう。
とりあえず、ペンギンのかうぁいらしさで癒されて見ないふりをしよう。