地デジカめ。

うちのマンションのプロバイダが変わったせいで、TVKが映らなくなった。
おいおいおい。
とりあえずMXで補完していくけど、またスケジュールを組み直さなきゃならん。


7月10日分。

魔乳秘剣帳「千房 離反す」
原作未読。
さすが今期の乳枠、どこまで乳にこだわるのだというくらい、端から端まで乳尽くし。
貧乳は人に非ずとか。乳格差を如実に打ち出した恐るべき設定。乳狩りとか、打ち乳とか、たまには尻や太もものことも考えてやれ、というくらい乳にこだわってますね。
豊胸術を広めて回る話、と聞くといい話のような気がしてきた。
これは継続すべき乳なのかどうか、もう少し見てから判断します。


異国迷路のクロワーゼ「チーズ"Fromage"」
異国の地で、必死にその土地の風習を覚えようとする湯音ちゃんが微笑ましい。その気持ちを汲んでくれるクロードくんは、本当に出来た子だ。
湯音ちゃんの一生懸命さに、オスカーさんとクロードくんの優しさと辛抱強さ。異文化交流のメンバーとしては、これ以上ないほど最高の、奇跡的な組み合わせですねぇ。


7月11日分。

夏目友人帳 参「浮春の郷」
いつも猫じゃらしで遊んでもらってるのか、ニャンコ先生よ。
カナワが異郷の扉を開いたその先の風景、サグメが枝へと変化するシュールさも含めて艶やかでした。
これほどまでの異形のものを受け入れるだけでなく、叩いて被ってジャンケンポン!をするレイコさんがお見事すぎる。そして、叩かれてるカナワが可愛すぎる。彼が入口を見つけることができるまで長らえるように、レイコさんは名前で縛った。優しいなあ、レイコさん。
「お前には、よき人間の友人がいるようだな」
カナワの言葉は、レイコさんの孤独を浮かび上がらせる。
同じように孤独に過ごし、友達との距離感もまだつかめない貴志くんだけど、レイコさんのように躊躇うこともなく、この世界にいたいと思える。そう思える友達や家族がいる。
せめて貴志くんだけは、幸せでよかった。


快盗天使ツインエンジェル〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜「盗難注意! うばわれたポケてん」
胸の間に物をしまおうと思っても、なぜか物体はスルーして落ちる。
あれ?なんで涙が出てくるんだろう・・・?
最近、乳格差がどこでも問題になってるんだろうなあ。
敵はしゃべりに特徴のあるお嬢様と、目を覆いたくなるくらい下僕な下僕。しかし、協力者をわざわざ助けるところを見ると、お嬢様、案外いい奴なのかもしれない。
いくらお腹がすいてても、社会人は歩いてるロブスターを食べようとは思いません。この担任が何かダメな人だということだけはわかった。


7月12日分。

TIGER & BUNNY「The Sky's the limit...(限界は空高くに…)」
今回、珍しく作画が良くて逆にびっくりした。
いつまで続くんだこのなごやかカップル作戦。なんでだろうなぁ。しょっちゅうぶつかり合っていた頃の方が、感情的だった分ふたりの距離が近かったし、コンビとしても息が合っていた気がする。今は、表面的には穏やかだけど、よそよそしい印象。
というのは置いといて、今回はスカイハイさん回。
公園で犬の散歩をする好青年。自分を高める努力を怠らず、ずっと夜中のパトロールも続ける、キングオブヒーローにふさわしい、眩しいくらいの出来すぎくんなのに、たかが2位に陥落しただけで、背を向ける世間の冷たいこと。底辺から4位に上がっただけでちやほやされてるおじさんの扱いとは対照的。「世間」のひとりとして、こういった扱いは大いに反省します。
しかも、スカイハイさんのスランプの原因が、またみんなの期待に応えられなかったら、という恐れで委縮しているというところが、泣けてくるくらい真面目くん。ああもう、けなげすぎる。壁に刺さってるところも可愛いよ。
一方、オンザ調子のタイバニコンビ。洗剤のCMとか、正月アニメのゲスト声優とか、バニーちゃんの「抱かれたい男グラビア」とか誰得の世界。こういうの楓ちゃん的にはどうなんでしょう?ちなみに雑誌社は、なぜここで水着姿のおじさんを無理やり入れようと思ったし。
だがしかし、落ち込むスカイハイさんに恋の予感。ここで色めき立ったのが女子3人(もういいです3人で)。古今東西、女子は恋のアドバイスが大好物。恋バナに興味なんかないと思ってたキッドちゃんまで身を乗り出して来たのが微笑ましかったです。
この3人の女子会はいいなあ。毎週見せてくれないかなあ。
ちなみに、相変わらずおじさんに対して辛辣な言葉を吐くローズちゃんに安心しました。すっかり骨抜きにされたわけじゃないようだ。
そして、3人のアドバイスを受けても、空回りするスカイハイさんが初々しくてまた可愛いっ。ありがとう。そし・・・と得意の一言まで止めてしまう女の子の支配力(また明日。明日また、で復活したが)。実は恋した相手は、アンドロイドだったのです。ロトワングという名前が出てきたところを見ると、メトロポリスのマリアのパロなんでしょうね。
もうここらへんで切ない。しかも、バニーちゃんの両親の研究が元になっていたというところに、波乱の予感。ついにバニーちゃんの両親の死の真相が明らかになるのか?どうも、ロクな研究してなかったんじゃね?両親実は悪い奴?バニーちゃん実はこの両親の子じゃないんじゃないか?
バニーちゃんが元研究員とお話をしている向こうで、おじさんがアンドロイドに片手で持っていかれている姿が、実にシュールでした。ああ、頭をぶつけるのはやめたげて!おじさん、さらにバカになっちゃう!でもおじさんを壁にぶつけてみたい、と思って自覚する。自分、やっぱおじさん大好きみたい。
結局、恋した人から(一方的にだけど)力を得たことで、それと知らずにその人を手にかけてしまったスカイハイさん。古典中の古典とも言える悲恋物語。スカイハイさんは、多分ずっとベンチで待ち続けるのでしょう。そして、会えなかったことに意気消沈し、でもきっとどこかでまた会えると希望をもって、前向きに生きていくのでしょう。
そのことだけが救いです。好きな人を自分の手で破壊してしまったのだと知るより、ずっといい。
そして、ベンさんが示唆するおじさんの能力消失の可能性。
能力にコンプレックスがあった子供が、人を助けるという生きがいを得てここまできたのに、そこで能力を取り上げられるとか、あんまりじゃない?
今回は、大事な人を手にかけたスカイハイさんも、せっかく得た安らぎを失いそうなバニーちゃんも、天国から落とされたおじさんも、みんなかわいそうでした。
しかし、バニーちゃんの過去の悲劇がおじさんに明かされたタイミングといい、今回の能力消失の兆候が明らかになったタイミングといい、普通なら2、3話かけて引っ張り続けるネタを、惜しげもなく消化してしまう贅沢な展開に改めて感嘆します。毎回毎回、次がどうなるんだろうとドキドキさせるのは、キャラの魅力ももちろんですが、話運びの無駄のなさも大きいですね。