客層を知りたくなる時。

この間の相方との会話。
「そういや、池袋の映画館のそらおととバサラやってるとこで・・・」
へぇ、そらおととバサラって二本立てなのか。
「なわけあるかっ!別々にやってるのっ!同じ映画館でっ!」
ですよねー。
一瞬、なんて斬新なビジネスモデルなんだろうと感心してしまった。


6月27日分。

神のみぞ知るセカイII【最終回】「サマーウォーズ
にーさまがよっきゅん好きという設定は、まだ出て来てませんでしたっけ?
これで、なぜ神ともあろうお方が、デッサン狂いのヒロインに心酔しているのかがよくわかりましたね。
嘘です。よくわかりませんでした。よっきゅんの言動にちゃぶ台をひっくり返したくなったのは、私の心が汚れているからでしょうか。
しかし、歌を歌いながらお料理するエルシィちゃんの殺人的な可愛らしさはどうだ。
ラストハーフは、神にーさま劇場。落としてきた女の子たちはモブ扱いで、にーさまオールスターズののギャルゲ論で幕を閉じる。
らしいっちゃらしい締め方でした。
そしてEDでは、まだ出ていない女の子たちがぞろぞろで、三期決定のような雰囲気。
今期もエルシィちゃんの可愛らしさを堪能させていただきましたので、次期も楽しみにしています。
つーづーけっ。


戦国乙女〜桃色パラドックス〜【最終回】「陽光乙女」
まったりのんびりと、前回の危機が嘘のよう。だがしかし、伊達先生はせっかく一件落着したはずの雰囲気をぶち壊す、空気の読めない教育者。
お屋形の有難いお言葉に、「上手くいかないことを人や世の中のせいにしてきた」伊達先生も、目を覚まさせられる、と。
うん。いい年して、そんなお子ちゃまメンタリティだったんですかあなた。かなりヤバいぞ、この教師。
恋敵と相成ったアケリンとイエヤスちゃんの間に流れる空気が怖い。アケリンは伊達先生にもおちょくられてるし、真面目さんすぎるぞっ。
そして、元の世界に戻ったヒデヨシちゃんと伊達先生。うーむ。一話の印象とは違って、ヒデヨシちゃんのお友達が女子高生コスプレしたアケリンとイエヤスちゃんにしか見えないから不思議。
結局、犬はなんだったんですか。深紅の甲冑はなんだったんですか。
よくわからないことは多々あれど、下手に真面目に戦国をなぞることなく、独自のハッピー世界でハッピーエンドを築いてくれた、ゆるふわ戦国物語に和ませていただきました。
これは続かないよね?


聖痕のクェイサーII【最終回】「平穏は終わり、運命の歯車は回りだす」
朝の一杯だ!と男の乳を吸う坊主。
いえこっちは全然構わないんですけどね。ここまで来たらもうなんでも日常。
男を抱きしめたりして、ツンドラ坊主、優しいじゃん。じゃなくて、ラストにしてこっち路線へ変更か?それならそれでバッチコーイ!
軌道修正しましたけどね。当然。
そして、ここで思わぬ伏兵。会長のしもべ、地味子な南美さんは、神罰執行人だったらしい。会長を文字通り喰ってます。その上、真冬ちゃんにまで、その魔の手が伸びる。
ヴァンパイアになった真冬ちゃん、つえぇ。真冬ちゃんにやられる坊主というのも、なかなかにレアな見ものです。
しかし、乳のストックならある!とばかりに、久々のテレサ(の乳)登場。みなぎりました。テレサの出番終わり。短かっ。
戦いはこれからだエンドで、懐かしいキャラが続々登場して、盛り上がった!が終わった!
これはもう、どう考えても続きやりますよーという空気。確かに前半はバトルらしいものはあったけど、後半は完全にギャグ一辺倒でしたからね。そろそろ戦わないと、自分たちの設定を忘れそうだったのでしょう。アトス内も分裂しているようだし、問題山積。今度再開したら、やたら深刻な内容になるんじゃないか。
という心配はいらないでしょうね。うん。前期同様楽しませてくれたこの作品。三期も楽しみにしています。


6月28日分。

TIGER & BUNNY「Confidence is a plant of slow growth.(信頼という木は大きくなるのが遅い木である)」
あいつを・・・あの街を、頼む・・・
とか言って死んだらどうしようとか、間違った緊張感がありましたが、タイガーさんタフだなあ。しかもハンドレッドパワーの思わぬ底力をご披露。
待機の女子三人にもお仕事があってよかった。このふたりめんどくさっ、という気持ちもわかりますが、唯一常識的な女子として、がんばってください。ローズさん。
というか、もしかしてこのヒーローメンツで、まともなツッコミ役ってローズちゃんしかいないんじゃないか?
天然なキッド、折紙、スカーイハーイ、ツッコむ気のない牛角さんに、計算ボケのファイアーさん。バニーちゃんだってツッコミやってるけど、基本は育ちの良い坊ちゃんなので、天然の気があるし。
タイガーさんの説教役として、確実に地歩を固めつつあるローズちゃん。そのキツい言葉は、おじさんへの愛情の裏返しだと思うものの、ツッコミ役と相まって、妙に姐さん的風格が漂いだしているのが心配。まだ女子高生なのにねぇ。
しかしまあ、今回はおじさんがいやっほう!すぎました。
超聴覚が作戦だってのはわかったけど、そんなんバニーちゃんだって信じないよう、とか思ったらまんまと信じておじさんの作戦勝ち。
そうか。バニーちゃんって、途中ですねちゃったけど、根は素直なお坊ちゃんなんだなあ。さすがタイガーさん、バニーちゃんことをよくわかっている。
そして、ジェイクさんがその心を疑うこともないくらい、バニーちゃんはブレなくおじさんの言葉を信じたんだろうなぁ。
「べ、別におじさんのこと信じたわけじゃないですからねっ」
とか心の中で言い訳してたりしたら、ジェイクの能力が羨ましすぎる。
きょとんとしたバニーちゃんの顔なんていう、珍しいものも見れました。そして、畳みかけるようにおじさんの名前呼びからの、今回のサブタイトル。
挫けそうになったバニーちゃんを、タイガーさんがしっかり支えて、発破をかけて、その戦いを見守る。
バニーちゃんは、そんなタイガーさんを信じ、ジェイクを殺すこともなかった。
ふたりはようやくお互いの信頼を得て、真のパートナーとなった。
反発する関係から、お互いを認める関係へ。バディものの基本ですな。
マーべリックさんは一体どこまで想定してこのふたりを組ませたんでしょうねえ。
ちなみに、ツッコミどころは多々ありますよ。
ハンドレッドパワーでそんなことできるんなら、前の怪我のとき使えばよかったんじゃね?とか、3人の美女があっちう間にパワードスーツを無力化したこととか。
でも、まいっか、と思ってしまうのは、後味最高だからなんでしょうね。
まあ、ジェイクが本当に犯人だったのか、だったらなぜ犯行に及んだのか、なぜバニーちゃんの記憶は混乱していたのか、つかレジェンド一体どうやってジェイクを捕まえたのよ、とか謎はてんこ盛りですが、さすがにこれは解決してくれるだろう。くれるよな?
多重能力者はやっぱレアらしいから、ジェイクはレジェンドに逮捕された後、後天的に誰かにその力を与えられたとかなのかもしれない。
次回からは、仕切り直しの新展開ですが、まさかデレたバニーちゃんがいきなりベタベタすることもなかろう。
というか、次はラブ米ですかラブ米ですね期待してよかですよね?


世界一初恋【最終回】「After a storm comes a calm.」
今さら出てきて、人のもん取んじゃね、とか、横澤さん、とうとう本性を現しやがったぜ。
猫拾うとか、高野さんは典型的少女マンガの王子様ですな。
作家さんに励まされて、高野さんに褒められて、小野寺くん、マンガから離れかけていた心が揺らぐ。と、仕事面で運気上昇。
そして恋愛面も、と言いたいとこですが、ここまでいい雰囲気になってながら、なぜ恋愛感情を認めないのだろうなあ、小野寺くんは。なんか高野さんが気の毒だわ。
そんなこんなで、中途半端に終わりよった。小野寺くんの二股疑惑も晴れてないし、まだ横澤さんが虎視眈々と狙ってるし、くっついたという実感もなかったので、ちょっともやもやした気分。
とりあえず、純情ロマンチカに続き、驚異の安定感で安心して見ることができるBLでございました。3カップルの中では、小野寺くんのとこが恋愛面でも仕事面でも面白かったですね。
続きも見てみたいな。というか、やるんでしょう、多分。