前回に引き続き、

毎回見ていたわけじゃないけど、それなりに見ていて感想を書いてなかった作品について。

ジュエルペット:EDのみならず特別OPとは芸が細かい。キャラクターたちへの愛情と前向きなメッセージに溢れた、キッズ向け作品のお手本のような作りでありながら、大人でも感心させられ勇気づけられるエピソードがいっぱいの作品でした。というか、何度泣かされたか。あかりちゃんとミリアちゃんの対戦なんて号泣。最終回も泣かせてくれた。そして、幸せな気持ちになれました。
「泣いてないよ。これは鼻水だよ」最後にルビーさんの名言が来たし。どうしよう。DVDが欲しくなってきた。
ケロロ軍曹:どうしても最後の方になると息切れ、ネタ切れでイマイチでしたが、やはり最終回には感慨深いものがありました。オタク作品から一般人気へとすそ野を広げ、長く続いた凄い作品だったと思います。
バクマン:ここで終わりですか?とりあえず、続きを楽しみにしています。業界の内幕を描きつつ、夢に向かって全力疾走する少年たちの青春ものとしても楽しめた爽やかな作品でしたが、ヒロインたちがいかにも少年漫画っぽくてどうも好きになれなかったのがちょっと残念。


3月28日分。

レベルEHalf moon...!」
王女の過去や、性格の詳細とか、原作にない部分が割とよく出来ていたと思います。こんな感じだったんだろうろうな、と納得できました。
しかし、クラフトさんの引きずりまわされ具合も描き込むことはないんじゃないか。気の毒に。


3月29日分。

Rio - Rainbow Gate!-【最終回】「レインボーゲート 」
ゲートがオーパーツ超古代文明オーバーテクノロジー
そんな設定今さら出されても、見ている人間には特にどうでもよい。大事なのはリオちゃんが笑顔でいることだ。
ということで、リオとリナが清々しい勝負を終えた後は、勝者が一瞬だけ叶えられる願い。この世界では、願い事は不吉なフラグなんかじゃありません。
世界中に振りまかれたハッピーが起こす世界同時多発ラッキー。大きな幸せから小さな幸せまで、世界中にラッキーライフ。
後日譚もハッピーいっぱいで、ギャグの定番悪役みたいな存在になり下がってしまったカルティアさんや、実はポリスだったミルク侍とか、安心のお約束攻勢。
しっかり作り込んだ物語ももちろん必要だけど、こういうゆるゆるな作品がひとつあって、それが完全無欠のハッピーエンド(続きがありますよ的終わり方は無視)を迎えてくれると、自然と頬が緩みます。
もうちょっとミントちゃんとジャックくんのコンビの活躍が見たかったけど、まあ十分満足できました。いい話だった!


フリージング「Ambush! Ravensborne Nucleochede」
ブリジットさん相手だと狭量な先輩たちも、敵に対峙すると頼もしい味方。
本来パンドラさんたちは、このために日々学園で技を磨いているんですね。それが暇だと有り余るエネルギーをくだらんことに使ってしまうのか。
そう考えると、ノヴァの存在が必要なのかなぁ、と本末転倒なことを考えてしまう。


これはゾンビですか?「ああ、オレのところにいろ!」
バラバラになった相川くんのパーツを探そう!
ってな感じで、ハルナちゃん楽しそうだなあ。そんなにキスしたいか?つなぎ合わせた死体に。
夢の中でも女の子たちに罵倒される相川くん。しかし、ハルナちゃんに叱咤され彼は蘇って、全裸待機。
うーん。いいシーンなんだが、何かがいつも惜しい。
ダブル魔装少女、ミラー演出で変身。キックと言っておいてキックじゃない。
「俺たち、今すげぇかわいいぜ!」
うーん。燃えて萌えるシーンなんだが、何だかやっぱり残念。
そして、メイドセラさんと、吸血忍者メイドオーケストラが、ゾンビ勝負を盛り上げる!
学園妻がトライアングルな残念さをねじ伏せれば、感動的な結末はもうすぐそこ。
そして、ユーちゃんの長台詞。
うん。これぞ間違いなくいいシーンだった。

【最終回】「はい、まだ続きます」
水着だ。これでもかというくらい水着だ。最後に渾身の能天気を持ち込む構成が素晴らしい。織戸も久しぶりだなあ。
吸血忍者は融通利かないもんだと思ってましたが、まさかのアイドル活動とか案外柔軟。つまり、任務ではなくプライベートなら好きなことやっていいのか。
意外と流されやすいセラさんもアイドルとして名乗りを上げ、お祭り騒ぎ大好きハルナさんも加わって、ガチンコアイドル勝負。
ってカオスでしょう。何がどうしてこうなった。
というか、魔力吸引器とかあるなら最初から出そうぜ先生。姑息な後出し後設定ではないですか。この先生も謎だよなぁ。
騒々しい終わり方を迎えるのかと思ったら、最後は意外にほのぼのまったりエンディング。寂しくなるなあ。
ド阿呆なお話でしたが、主人公の性格の良さとあいまって、かなり楽しめた、大好きな作品でした。途中の過激な悲劇に引っ掛かりはもあったものの、そこをあまり長く引きずらないでくれてよかった。
原作が気になるなあ。手を出そうかなあ。


3月31日分。

夢喰いメリー夢魔
誰かを犠牲にしなければ誰かが犠牲になる。夢路がその究極の選択に向き合わなくてはならなくなったことで、ぼんやりした物語にようやく緊張感が生まれたような気がします。
とはいえ、ここで夢路くんの活躍ですか?勇魚ちゃんののお父さんが助けに来てくれると思ってたんですがねぇ。


4月1日分。

GOSICK「そのドリルは雄弁に愛を語る」
警部さんって、昔は普通の美形だったんですね。むしろ髪型でキャラが立ったんだから、ヴィクトリカちゃんに感謝してもいいくらいかもしれない。実際、ヴィクトリカちゃんの要求ってのは、警部が揶揄するのも無理ないくらい、典型的な子ども発想の嫌がらせ。あの頃の彼女は、本当に何もわかっていない子どもだったんだなぁ。
警部とジャクリーヌは、きっかけがなかったためにすれ違ってしまった。お互いを思い出すとき、もう1つの人生の可能性にほろ苦さを覚えながら、それでもまだ、お互いを大切に想っている。それもまた良い関係なのかもしれません。ジャクリーヌさんの旦那さんも良さそうな人だし。
そして警部はきっと、ヴィクトリカが昔のヴィクトリカとは違うことにも気付いている。だから九条くんを彼女の傍に行かせたんでしょうね。


とある魔術の禁書目録II【最終回】「武装集団(スキルアウト)」
いやいやいや。もうこれ原作未読者にわからせる気ないだろう。既読者にとっては原作名場面集。
そうなんだな?結局は、このシーンを映像化してみたいのでやってみました、な作品という理解で正しかったんだな?
まあ、そう考えるとアリ。なのかなぁ・・・。それだったら、作画は超絶レベルにして欲しかったもんだ。
ま、アクセラさんが美鈴さんに引き倒される図を見られてよかったと思うべきだ。うん。可愛かった。


4月2日分。

DOG DAYS「勇者誕生!」
こんにちワン、な犬耳とお菓子の名前の国名、というところでまず何かが引っかかる。勇者召喚。ただし犬が。
賢い犬だなあ・・・。
戦は犬猫運動会。怪我がないようにルールに則って戦争。ただし、負けるとみんな
「しょんぼりしてしまいます」
うん・・・。それは困ったね・・・・・
これは土曜朝アニメではないですよね?爛れた心に突き刺さるくらい楽しい仲間がポポポポーン。
さあ、どうする?
とりあえずちょっと考えさせてください。


4月3日分。

STAR DRIVER 輝きのタクト【最終回】「僕たちのアプリボワゼ」
「意味わかんねぇよ」
タクトくん、視聴者の気持ちを代弁してくれてありがとう。過去を繰り返して修正するとか、見た目は若いけど過去にこだわるあたり、本当に精神が年寄りだったんだなあ、タクトパパ。
敵がみんな味方になるのは燃える展開でしたし、ワクワクしたけど、なんで彼らは動けるの?というか、なんでタクトくんが勝てたのかわからん。
とりあえず、息子が親父を超えたとき、新たな時代は始まるのだ、という古典的な結末でした。
そして、最後まで影が薄かったスガタくん。この人の存在価値が最後までわからんかったわ。
と思いつつ、取り残されたワコさんのモノローグと男ふたりのエンディング光景に、ああそうですか。そういうことですか、という気持ちになりました。うん。見守ってあげててください、ワコさん。
そして、人生と言う冒険はつづく。
ああ、サカナちゃん。
自分としては、最初にサカナちゃんが醸し出す怪しげな雰囲気に惹かれたこともあって、彼女が消えてからはちょっと物足りなかった。キャラクターが多数出てきたわりには、活躍の場が少なかったような気がするし、中途半端な扱いだった感が否めません。
とはいえ、タクトくんは今時珍しく、落ち込んだり悩んだりせずに、ひたすら勇気と勢いと根性で敵を蹴散らした好感度の高いお気楽主人公だったし、カナコさんは最後までカッコよかったし、サカナちゃんを含め、この3人のキャラだけでも見る価値はありました。最後も爽やかだったし、見ていて損をした、という気持ちにはなりませんでした。
スタッフ、キャストのみなさま。半年間、お疲れさまでした。


花咲くいろは「十六歳、春、まだつぼみ」
コーンスープは最初からコップに移して飲みましょう。
ヒロインはなんだかんだで夢見がち。手堅く働いてとか言ってるけど、今はそれすら骨な時代だぞ。理不尽な親に対する一種の防御機能としてこういう性格が形成されたんだとわかってても、どうも好きになれない主人公の妄想癖と性格。
これはパスかな。