最近、悲惨な大規模災害が多いですね。

犠牲者が少しでも抑えられるように、速やかな救助活動が行われるとよいのですが。
しかし、地球の真裏の地震が、ほぼ一日に渡って日本に影響を及ぼすことになろうとは。
自分の地学の知識のなさにびっくりです。


津波と言えば、かなり昔、銀狼怪奇ファイル謎解き回を見ていた時、一番肝心な装置が日本地図に隠されていて、一体何の説明をしているのやらさっぱりだったということを思い出した。
そして、それだけしつこく日本地図を見せられても、そらで日本地図を書けなかった自分の脳みそのゆるやかさにびっくりしたことも思い出した。



2月21日分。


ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド「イノセントブラッド」
ダイジェスト風のオープニングがゾンビ映画のようでひたすら不気味でした。
この作品のヴァンパイアさんは、十字架平気だそうで、教会で殺戮という罰あたりな悲劇が展開される。三枝さんの危機を救ったのがミナさんだったというところが、アキラくんのヒーローとしての限界でしょうか?
自分たちの種を、人に寄生する歪な存在、と突き放して見ることができるところが、ミナさんがヴァンパイアの女王たる所以なのでしょう。自分たちよりも能力が劣る人間がいないと、ヴァンパイアたちは生きていけない。だからこそ、人間をいたぶることで優位性を確認して喜びを覚えるヴァンパイアたちがいる一方で、種を統べるミナさんは、隣人として平和に共存して行こうとするのでしょう。
考えなしの名家のお坊ちゃんが、ヴァンパイアにとって耳触りのよい論理に惹かれたのは納得ですが、西条くんのように、普通の人間なのに組織のシンパになった奴がいるってことが情けないですね。
しかし、早かったなあ、アキラくんとミナさんの和解、アキラくんの帰還。そして、早かったなあ。三枝さんの失恋。アキラくんが名実ともにミナさんのナイトとなって、まるで最終回のような展開でしたが、どうも駆け足の感が否めない。アキラさんが記憶喪失だったせいか、ミナとアキラが特にラブラブ空気のないまま袂を分かって、それが元鞘という印象でして、気持ちがついてけなかった。



2月22日分。


ソ・ラ・ノ・ヲ・ト「電話番・緊急事態宣言ス」
リオさんの料理、まな板入りですか。それはもう、よくある味とかの以前の問題で、料理と銘打つこと自体が間違ってるんじゃないでしょうか。工作ですよそれ。
しかし、この手の便所ネタはギャグだと笑えるんですが、真面目にやられると、ひたすら痛々しいです。



聖痕のクェイサー「漂白の生神女
まふゆさんの超過保護には、燈ちゃんを守ることが自分の存在意義、居場所を得るための方法、と刷り込まれた過去があったんですね。でも、守っているつもりの燈ちゃんが、実はまふゆさんの心の支えとなっていたし、燈ちゃんの叔父さんも、自分の娘のボディガードとしてまふゆちゃんを傍に置いていたわけではなく、自分の娘と同じように大事に思っていてくれた。
美由梨さんは今回も天然を振りまいて楽しませてくれました。初対面の人間に乳吸わせてるし。そして新キャラ、リジーさんはチタニウムの人で、エクスカリバー使いらしい。すいません。なんかその設定だけで笑えるキャラに思えてしまいました。
カーチャさんは相変わらず、直球ど真ん中のプレイをやってるなあ。



2月23日分。


化物語つばさキャット 其ノ伍」
もう一生続きは見られないかとそろそろ思い始めてました。でもこれで終わりじゃないんですよねぇ。
羽川さんは、家庭環境とは別ストレスのせいで、また化け猫になったようです。どんなストレスなのか、良い子はもうわかるよね?阿良々木くんは全然わかってませんけど。
ということで、忍野さん的にも言いたいことがてんこ盛りだが、阿良々木さんの自覚を促すなんてことは無理難題。忍ちゃんが失踪した理由も阿良々木くんにはとんと見当がつきません。忍ちゃんを捜すために、これまで引っかけた女の子たちを総動員するところも、自覚皆無。真宵ちゃんは誤植という技を手に入れ、駿河さんは今時ラブ&ベリーっすか。子供たちに譲ってやれよ。
唐突な「脱げばいいんだな!」には不覚にも吹きました。駿河さんにはいつも意表を突かれるわ。
阿良々木さんの周りはハガキ職人ばかりか。そんな阿良々木くんは、エロ神々しいブラック羽川さんにノックアウト寸前。「僕の羽川は」とか不遜なこと言いやがってますよ、この男。ちょっと頭の悪そうなブラック羽川さんは、隙のない羽川さんと対照的で可愛いですね。
とにかく、鈍さの権化、阿良々木くんには、はっきり言ってやるしかないわけで、さあどうする青少年?ひたぎさんを選んで羽川さんに精神的に殺されるか。羽川さんを選んでひたぎさんにダイレクトに殺されるのか。どちらにしても、自業自得でしかありません。



2月24日分。


バカとテストと召喚獣「暴走と迷宮と召喚獣補完計画」
どっから手をつけたらいいのかわからないくらい、小ネタいっぱいの回で妙なノリが楽しかったです。でも最後はみんな仲良く補習というところが和ませる。明久くんの召喚獣は可愛いよなぁ。



2月25日分。


おおかみかくし「錯綜」
嫦娥町用語をちょっとだけみんなに紹介するぞ!みたいな回でした。
櫛名田さんはカリビトで、カリビトがカミビトを狩ることが神落としということになるのでしょうか。カミビトは、人と異なる種だけど、その本性が顕在化しなければ普通人と変わらない生活を送れるらしい。オチビトってのがパンピーのことなんでしょうか?
で、バイオリンの先生は白狼様。一回死んだ人が白狼様とかになるんでしょうか?生贄みたいなもの?
製薬会社の男は見るからに悪い奴なんだけど、櫛名田さんのお父さんは信じちゃいましたねぇ。



2月26日分。


とある科学の超電磁砲「声」
固法先輩は大食い系女子でしたか。佐天さん、相変わらず縁の下で苦労してますね。
飾利ちゃんは、昔の自分と重ねて春上さんを助けたいと思ってる。黒子さんは、飾利ちゃんの傍から危険を取り除きたい。それぞれの真摯な想いがすれ違っているところがもどかしい。
そして、またもチャイルドエラーというキーワードが浮上してきました。木山先生の実験で昏睡状態に陥った子供の思念を、春上さんは感じることができるということなんでしょうか?
テレスティーナさんの残念インテリアに見惚れる美琴さんが相変わらず残念な感じでした。



デュラララ!!「南柯之夢」
ドタチン、インデックス読んでだよね?
素敵で無敵なカップル、セルティちゃんと新羅の痴話喧嘩とその顛末。セルティちゃんの料理は新羅にしか食べられないと思います。そんなところもステキ。露西亜寿司完食してたから、新羅は結構なんでもいいんじゃないか?とか考えちゃいいけません。
この町の人間はみんな何かを探している。探し物は見つかったり見つからなかったり。探し物が見つからなくても、別の大事なものを見つけたり。見つけても望んでいた結果を得られなかったり。
さまざまな人間模様が「さがしもの」という切ないキーワードで結ばれたせいなのか、セルティのナレーションが穏やかで幸せそうだったせいなのか、背景に流れる音楽の妙なのか、あのファンキーな原作でよくもここまで、と思えるくらい、妙にしっとりとした後味を胸に残す一本に仕上がっていました。



戦う司書 The Book of Bantorra「空と結末と彼女の世界」
この世界はお前のものだ。どこにでも行けるし何だってできる。すべてをなくしても。
多分、国を奪われた幼い時に父親に言われた言葉なのでしょう。それがノロティという人間を形作り、彼女の行動原理となってきた。すべて自分のものなら、憎む理由はない。不可能なこともない。だから、誰も殺さない。だから、できるまで諦めない。
ただし、その世界で生きて、心に消えない傷を負ったアーキットのような人間には、自分の傷を消してくれない限り、自分を救ってくれない限り、それは単に傲慢な物言いでしかない。一方で、無償の好意を、無限の愛を注いでくれるノロティを憎むこともできない。アーキットにとってノロティは、まさに神のような存在だったのかもしれません。アーキットの憎悪の原因を作ったのが、今はもういないモッカニアさんだったってことが、よけいやり場のない怒りに油を注いだのかもしれません。
楽園管理者に挑むエンリケさんはカッコよかったんですが、俺からノロティをとったら何も残らない、って、悲しいけどすごい惚気を聞かされたような気がします。エンリケさんとオリビアさん。やるべきことを終えて、愛する人を失って空虚な表情を宿すふたりは、これからどうなるのでしょう?
そして、ハミュッツさんの自殺願望はどこから来たのでしょう。本になって楽園に復讐でもする気でしょうか?