柿の種。

mesmerizing2010-02-13

なんかすいませんねぇ、と言っているように見えたので、いえいえこちらこそ、と言いつつ食べる前に撮った。
いや、それだけなんですけど。



2月11日分。


おおかみかくし「恋」
暑さが長引いて、八朔が不作なんで町は大変。八朔は食欲を抑えるための代用みたいなものですか。んで、ヒロくんの匂いが、そういった人々を狂わせるのだろうか。ともかく、やっと一話とつながってくれた。長かったなあ。
末摘花さんは、自分の欲望が恋だと思ってた。思い込もうとしていた。まあ、性欲と食欲には大して違いがないと言われればそれまでですが、どんなに可愛い子相手でも、お付き合い初日から、殺されてもいいよね?と言われて、もちろんさ!とサムズアップする男子はまずいないだろう。普通ドンびくわ。自覚のない異形ほど、恐ろしいものはないなぁ。
そしていよいよヒロインの登場。ヒロくんてば、櫛名田さんに当たってどうする。それヒロインだから。あんたを助けてくれたんだから。ああ、じれったい。現代っ子だったら、このくらいの状況すんなり飲み込んでくれ。



2月12日分。


とある科学の超電磁砲「盛夏祭」
常盤台の盛夏祭はメイドがデフォの視聴者に優しいイベント。なんて中途半端な丈のメイド服だ!と相方が憤慨していましたが、私はそれよりお嬢様学校でメイドの恰好させる学園の方針の方が疑問です。下々の気持ちを理解できるようにということでしょううか?
メイドつながりで土御門妹がゲストな上、上条さんまで出てきちゃうという豪華な顔ぶれなのに、一番心に残ったのは、時と場所を選ばず食らいまくるインデックスちゃんの姿でした。あっぱれ。
美琴さんって、そういやバイオリン弾けたんでしたね。巫女みこメイドみたくなってる婚后さんは相変わらず単純ですが、案外かいがいしく子供の世話を焼いてるじゃないですか。うん。真のお嬢様はこうじゃなくちゃね。戦利品をこっそりのぞいてほくそ笑む固法先輩が素敵。佐天さんは、しっかりしてるわ、人の気持ちを思いやれるわ、器用だわと、能力関係なけりゃ、この中で最強だよなぁ。
って、生えてるのか!その花は、地肌から生えてるものなのか、飾利ちゃん!?



デュラララ!!「東奔西走」
今回は、最近相棒にも進出している太田愛脚本ですね(少女誘拐の話は泣けました)。
世に名高いらしいカズターノ事件をドタチンを語り部にして展開。不法滞在者の拉致に人身売買と、警察がどこからツッコんだらいいのか途方にくれそうになる犯罪目白押しの状況なのに、妙な爽やかさが残ったのは、渡草とカズターノの魂レベルの絆(それを感じてるのは渡草だけだろうけど)と、それを守ろうとするドタチンの男気に感銘を受けたせいでしょうか?それとも、新羅の家庭的なボケのおかげで、セルティちゃんの大鎌の代わりに電撃拷問が来ちゃったせいでしょうか?勤勉な犯罪者トリオがまたも登場してますが、そんなに犯罪予定入れるならまず真面目に働けお前ら。
そして、ダラーズという組織が、おぼろげながら視聴者にも見えてきたわけです。



戦う司書 The Book of Bantorra「弔鐘と本と死にたがりの少年」
今のままでは100年経っても武装司書になれない、と言われたノロティちゃんメインのお話。
だよなぁ、ノロティちゃんの正義の味方思想は、図書館の在り方とは相反するものだよなぁ。と思ってましたが、どうも彼女もそう単純なキャラではないようです。この世界のすべては私の世界、と言うノロティちゃん。普通に考えると大した俺様思想だけど、ノロティちゃんが言うと、荒ぶる神じゃなくて爽やかで自愛深い神のように思える。でも神は神。自分とその他を切り離して、第三者の視点で世界を見ているのだと考えると、同時に背筋が寒くなってきます。背景がわからないながらも、楽園管理者の唯一の敵となり得た、と言われても納得できます。エンリケさんが読んでいるのは、アーキットの本?
リビアの一件を機に、記憶を取り戻した肉たちが反乱を起こし、図書館が神溺教団を圧倒した形になったはずなのに、各国が図書館に反旗を翻し始めた。背後にいるのが楽園管理者だというのは、ハミュッツとのやりとりからも納得できるのですが、じゃあどうやったのかと言うと、図書館と神溺教団とのつながりを暴露しただけじゃ、神溺教団側につくわけがないですよねぇ。となると、もうひとつ、ハミュッツが指摘した「天国のことをバラした」という方なんでしょうか?楽園管理者は自らの地位に固執しているわけではなさそうだし。大体、「天国」が何なのか、なぜ本が必要なのか、なぜ特定の本じゃなきゃいけないのか、とか謎すぎる。現世の住人は、「天国」の住人にとっての家畜みたいなもんなんでしょうか。