今期新アニメOP。

今期は、突出した印象を残すOPはないんですが、その中でも戦う司書バウハウス的なおしゃれデザイン構図が好きです。
後は、作品内容とぴったりのカオスな状況が、ポップな曲調とマッチしてるそらのおとしものと、恋姫無双のレトロな曲調に乗った、良くも悪くもダサい感じが好きです。
レールガンは当然のごとく質が高いんですが、物足りなく感じるのは、期待値が高すぎるせいなんでしょうか。



10月20日分。


真・恋姫†無双「公孫賛、袁紹と雌雄を決するのこと」
昔の友達の名前なんて覚えたないよなぁ。と、まったく誰だったか思い出せない公孫賛を見ながら思いました。
家宝を売っぱらった友達を笑って許せる劉備さん、尊敬します。対して、憩いの合間に人生やってる袁紹さんちは、仲間に対する思いやり的なものが決定的に欠けているところが、見てて楽しい。いくら退屈しのぎとはいえ、なぜか自分自身に対するイメージの方が大の勝負を続ける袁紹さんの根性、おバカ加減は見上げたものです。そらばば様も感動するわ。
しかし一番の感動ポイントはやはり、あの趙雲様をさえヒかせる公孫賛さんの影の薄さ。次回登場時まで覚えている自信は全くないですが、とりあえず一瞬の記憶には残りました。



クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者「炎情!燃え上がる因縁」
エリナの精神攻撃にニクス完敗。もとが他人頼みの力なわけだし、根本的な強さを得たわけじゃないからこの敗北も当然ですけど、つくづく情けない。ナナエルが神々しく見えるメルファは末期です。そんな怪しげな宗教に頼ってないで、もう少し世俗に揉まれて常識を身につけてください。リスティも、女王様の手先になって悪趣味な服を着せられてる姿は目も当てられない。
変わらぬ妖しさが頼もしいエキドナさんに期待しよう。



10月22日分。


NEEDLESSレジスタンス」
1話が始まる前の物語。こっちは姉ちゃんが裏切り者だってわかってるんで、レジスタンスさんたちが気の毒になってくる。でもまあ、こうやって見ても、姉ちゃんが山田くんを疎ましく思ってたわけじゃないような気がします。彼女なりの葛藤があったのだと思いたい。だからそう簡単に山田くんを殺してもいないのでしょう。多分。



10月23日分。


戦う司書 The Book of Bantorra「夕方とシロンとコリオ」
男の尻をなでまわす女はダメですか。そうですか。
幸せな恋人たちがシロンに生きる意味を与えて、コリオが生きる理由を与えた。少女は未来の少年に支えられて生き、未来の少年を支えるために生きた。少年は過去の少女を救い、彼女に救われた。シロンが見た未来とコリオが見た過去は、同じ地平上に存在する。大切な人が大切な人を失った場所。それは、シロンが死んだ場所でありコリオが死んだ場所。
結局、過去が先だったのか、未来が先だったのか。シロンが見た未来から神溺教団がすべて意図し、それをシロンが促したのか、因果関係がわけわからんくなりました。
現在よりも輝く過去がある。ハミュッツさんが言っていたのは、まさにこのことなんでしょう。死んだ人が本になるこの世界では、こんな風に生死など意味がなく、現在と過去の物語がリアルタイムで絡み合って語られるものなのでしょうか。
涙を誘われる美しい恋物語の裏で、ハミュッツさんと変態美学男の美しくもない闘いが繰り広げられててドン引き。そして、ヴォルケンとミレぽんの普通さが、異常に浮いてました。



とある科学の超電磁砲「都市伝説」
上条さんやっと本格進出という感じですが、私的にはどーでもいー。まあ、とにかく話が動き出した感があります(らぶこめ風味ですが)。
当然、木山先生も登場。木山先生のキャラクター、描き込んでるなあ。まあ、掘り下げればいろいろと面白そうな人ではありますよね。



キディ・ガーランド「甘い、罠」
狙ってるなあ。やらないか、とか声ネタとか油谷さんとか。声変換なんて、罠になってないですよね?あのままだったら生きていけなかった、とか言いなさんなクフィーユ。総じて、やりたいことをやった回だったようです。
EDクレジットもしっかりダブルキャストになってましたね。しかし、ふたりの戦いは予告が終わっても終わらない。このまま次回まで持ち越してくれたら嬉しいんですが、どうでしょう。



10月24日分。


テガミバチ「ラグのディンゴ
危機の演出にはガイチュウの登場、というのがちょっとパターンすぎじゃないですか?
ラグの心眼が見せた思い出の数々は、別れに彩られている。こんな小さな子が、身を切られるような別れを繰り返してきたということが哀しいですね。「お前がさよならに悲しむなら、お前の傍にいる」映し出された思い出の中から、ラグの気持ちを感じ取ってくれたニッチ。さみしがり屋のラグくんにも、容赦ない優しい一言をくれる、頼もしい相棒が出来たようです。
ニッチさんはただの人間じゃないどころか、伝説の生き物だったようですが、どっちにしても、ディンゴって人間でもよかったんですね。



生徒会の一存「創作する生徒会」
超展開すぎてワロタw
またまた会長さんの思いつきが、キーくんを危機に陥れる。ラノベ書くのはそんな簡単なことじゃないのですが、みなさん、好き勝手言ってます。
深夏さんの中二設定バトル漫画では、いきなり現れたエコーオブデスという兄が衝撃を与え、真冬ちゃんのお陰で、エコーオブデス兄さんとのめくるめく愛欲の日々が、別種の笑撃を盛り上げる。実際、ここまで書き込めるなんて、才能あるよキーくん。なんて女子に優しい生徒会でしょう。女王様の下僕キーくんには、私も体の震えがとまりませんでした。
いや、キーくんの妄想自体もしょーもないので(生徒会に住むな生徒会に)、特に彼が可哀そうだと思いません。分相応の扱いです。女子に囲まれるからには、これくらいのこと覚悟しておきましょう。
くりむちゃんの妄想は、いろんな意味で力入ってて感心しました(GONZOさんありがとう)。
でも結局、人はそう簡単に変われない。という結論がなんか安心感。



うみねこのなく頃に 「EpisodeIII-VI promotion」
ベアトさんはすっかりバトラのペースにはまってしまい、バトラに認められる魔女になるまで修行に励むことにした。もう、完全にバトラの言うなりですよね。さすがタラシの父親の血を引くだけあって、ベアトを完全否定した直後に優しい言葉をかけるという高等テクニックを駆使。バトラの飴と鞭はしょんぼりベアトに希望を与え、前向きに努力しようと思わせます。バトラに翻弄されているベアトさんの姿が、なんともいじらしい。
これってもう、好きな彼のために素直な女の子になります的な恋愛道の初期段階と思っていいですよね?密かにベアトを助けるロノウエさんの姿が、お嬢様の恋を応援する執事さんのように頼もしく映る。そして、想いの大切さを知ってしまったベアトさんは、ジョージとシャノンの恋も守ろうとする。ああ、ベアトさんったら、めっきり正義の味方。死地に赴くようなベアトさんの姿は、ヒーローそのもの。がんばれベアトさん。小娘にばばぁパワーの恐ろしさを見せつけてやれ。
こうなって初めて、兄弟への接し方を後悔しているクラウスさんの姿が哀しかった。