最近、一時期に比べてアニメの中での人死にが多いような気がする

のは気のせいだろうか?気のせいかもしれない。
戦争もので人が死ぬのは当然だし、ラブコメやほのぼのギャグで人死にが続出したら製作者の正気を疑うし、ひぐらし的作品があると数を稼ぎやすいだろうしと、そのクールに放送された作品ジャンルによる印象なのかもしれない。
クールごとの作品ジャンル対するメインキャラクターの致死率とか、誰か調べていないものだろうか?


まあ、最近総集編(あるいは半総集編)が多いってのは確かでしょうね。



8月3日分。


ティアーズ・トゥ・ティアラ「帰還」
いまだ就寝中のアロウン様。どんなにゆるい休日でも3週連続寝はないだろう。もしかして最終回のエンドカードで目覚めるのか?と心配しましたが、おいしい場面を待ってただけらしく、クライマックスで完全復活。しかし、アルサルを立派な王様に育てるのがアロウン様の王道だったんですね。確かにアロウン様の足跡を振り返るに、魔王様というより辛抱強い教師のおもむきがありました。オクタヴィアとモルガンは息の合ったコンビネーションを、忘れられつつあったメンツもそれぞれにドラマを見せてくれて、アロウン様不在でも生徒さん達はがんばってました。
一方、ガイウスはこの時点であっけなく脱落。奇矯な所はあったが、まともな理想を持ってた人だったから、すぐに消えるのもうなずける。残る敵は、腐った帝国とその背後にいるアロウン様の宿敵兼お友達。アロウン様の無事を祈りましょう。



シャングリ・ラ「双頭奇譚」
縁は異なもの。國子ちゃんと香凛のつながりから、美邦様や小夜子と対面した國子ちゃんたち。
小夜子は美邦様の神聖性にこだわるあまり、國子ちゃんと姉妹であることを否定してますが、美邦様にとっての本当の幸せは、傍にいてくれる人、損得なしに美邦様を愛してくれる人だと思います。
女王様の意表を突いたのはいいけど、その余裕が揺らがないようでイライラします。女王様は凪子さんの娘とか?



8月5日分。


狼と香辛料II「狼と希望と絶望」
ロレンスさんの勝負の相手は、恋敵ではなく、恋するホロさん本人ですか。その覚悟やよし。カッコイイじゃん、と思った矢先、相手の先制攻撃に不審なくらいキョドってます。そんなんだから、ホロさんにからかわれるだってば。



8月6日分。


PandoraHearts「涙の池」
前向きに見えて実は後ろ向きなオズくんも、エリオットくんに気持ちを吐露して、ちょっと前進したようです。エリオットくんはいいキャラだ。オズさんが思わず敬語を使ってしまうのもわかるくらい、歯に衣着せない、でもまっとうな物言いをする子です。
シャルロットの回想を見るに、ジャックは風来坊のような存在で、グレン・バスカヴィルの気の置けない友であったようです。グレンがおかしくなったのは、アヴィスの意志にあてられたとか?
次回は閑話休題か。それは楽しみ。



NEEDLESSゴルディロックス
イブさんが拉致られた代わりに、ディスクさんが御一行に加わった。敵のスリーサイズをも見抜く心強い仲間の登場に、神父はなにやらみなぎってるようです。しかもアイアンマウンテンの情報を大事なところに蓄えた仲間。このままでは、神父が出血多量で昇天すること必至。恐るべき仲間だ・・・
というのは置いといて、今回はイブを追う敵三人の受難のストーリー。おかげで、三人のキャラと立ち位置がわかりました。超天然のふたりを引き連れて、終始ツッコみ続けなければならないセツナさんの苦労がしのばれる。もし神父がこの三人の追走劇、お色気アソートメントを見たら、間違いなく興奮して息を引き取っただろう。悪役アダムに突っ込んだ酒池肉林ミサイル(思わずコマ送り)。その衝撃の一瞬後に何事もなかったように振る舞っている悪役アダムをちょっと見なおした。なかなかデキる敵のようだ。



大正野球娘。「球は広野を飛び回る」
練習相手は小学生だが、なかなかどうして、素人のお嬢様方には手ごわい相手。おかげで自分たちの弱点もわかってきて、徐々に形になってきたようです(巴さんは学習してないが)。
小梅ちゃんと三郎さんは似合いのカップルだよなあ。



Phantom〜Requiem for the Phantom〜「約束」
つくづく回想、というか総集編の多い作品だ。
キャルもまた、ツヴァイが死んだと思ってたのか。その上、サイスに目をつけられちゃって、アインの悪夢再び。アインさんツヴァイさん、学園ラブコメ(?)やってる場合じゃない。



8月7日分。


ハヤテのごとく!!「王者をねらえ」
たまに生き方を反省する。自分なんか毎日毎時間ですが。
ゲームしてアニメ見てマンガ読んで爆睡。そんな憧れの生活を送るナギさんだけに、大型家電量販店に連れていった結果は推して知るべし。光の速さで迷子になった。しかも、実は怖い迷子センターの現状を垣間見た後に、あからさまな宣伝が待っていようとは予想外の展開。ハヤテトレーディングカードってそんなに子供たちに浸透してるものだったのか。国民的な人気があるのか。
二本目。爆笑がプレゼントって、すごいプレッシャーだよなあ。ネタをマリアさんに求めるハヤテさんとナギさんは、さすがわかってらっしゃる。トップをねらえで、天の声の価値が初めて活かされたような気がします。



8月8日分。


CANAAN「LOVE&PEACE」
無口なお姉さんは、声が音響兵器だったんですね。カナンの名前の由来が切ない。
リャン・チーに対するアルファルドの「お前は何がしたい?」が絶妙なツッコミで、思わず拍手。



真マジンガー 衝撃!Z編「遺恨!くろがね屋の一番長い日 前編」
ブロッケン伯爵の首でサッカーというのは、かなりギリギリなブラックジョークなのか、サッカーの由来に対するリスペクトなのか。あしゅら男爵の入浴姿などというマニアックなサービスを見せられることになるとは思わなかった。こんなん原作にもあったんでしょうか?女湯でホントにいいのか?
あしゅら男爵が味方になった展開にも驚いたが、それ以上に、剣鉄也ってグレートマジンガーの人じゃなかったっけ?



懺・さよなら絶望先生マディソン郡のはしか」「夜の多角形」「ライ麦畑で見逃してパート2」
肉人形の遊び方ってなんですか!?と叫んだものの、別にその方法を微に入り細に入り知りたかったわけでは・・・



うみねこのなく頃に 「EpisodeII-I middle game」
それぞれの場面が断片的すぎて全体像は見えないものの、今回はインターバル的なストーリーでちょっと安心。
ジョージとシャノンの可愛らしいデート。どれほど歪んでいても、シャノンにとってはあの島の館が世界のすべてだった。けれども、ジョージと少しでも長くいるために、ベアトリーチェと契約をしたということなのでしょう。つまり、ベアトリーチェの口車に乗せられて彼女を解放し、悲劇のきっかけを作ることになったのか。でも、シャノンとベアトリーチェはすっかりお友達感覚。沖縄土産を喜ぶとは意外と庶民的ですね、ベアトリーチェさん。ベアトさんはお見合いオバさんなのかと思ってたら、赤い糸切り属性ですか。リナインバースかお前は。
バンドのボーカルに対するコメントが、お歌お上手でした、というカノンくんのずれっぷりに脱力です。



戦場のヴァルキュリア「涙」
イサラの後釜はザカですか。それは、能力的な面でも精神的な意味でも心強い人材が入ったものです。でも、レジスタンスの方はいいのか?いやそれより、第七小隊故郷奪還作戦がこんな簡単に成功しちゃっていいんですか、マクシミリアンさん?
ファルディオは、アリシアヴァルキュリア人であることに気づいたようです。恋心と学術的な興味のせめぎ合いというところなんでしょうか?彼もアリシアの気持ちがどこに向いているか気づいているしょうに。ウェルキンとアリシアはやっと手をつなぎました。あー、イライラする。最終回までにキスくらいする仲になるんだろうか?どっちかというと、イサラとラマールの恋の行方が見たかったなぁ・・・



8月9日分。


プリンセスラバー!「湯けむりポロリとラッキースケベ
オーソドックスな物語を積み重ねていくのかと思っていた本作品ですが、いきなりのツイストをかましやがった。何アニメが始まったのかと思ったわ。
哲平さん主催のパーティは、なんと温泉旅行。お金持ち連中に庶民の生活を体験させるためという名目と、エピソードバランス的な実利を兼ねた素晴らしい哲平君の心遣い。てっきり、桁外れの富豪たちを引き連れた哲平くんの武勇伝になるのだと思ったら、別方向の武勇伝でした。哲平さんがこの作品でこれほど生き生きと、頼もしく見えるのは初めて。お前ってそういう男だったんだなぁ。
みずからをラッキースケベと称する哲平さんですが、それはラッキーにならないというフラグ。彼の妄想は天空を駆け巡るが(邪魔な湯気まで装備しているところが良心の表れか)、相手はのぞき犯を惨殺刑とかに処す気満々のアクティブ少女たち。案の定、見るからにダメそうな仲間たちが次々と脱落していく地獄絵図は、カイジさんがいたような気までしてくるくらいの極限状況。手に汗握る悲劇の連続。というか、この温泉旅館、なんでこんなにトラップあるの?
女の子たちがお互い哲平に対する気持ちを自覚していて、協定を結ぶなんて、なんて斬新かつ爽やかな展開なんでしょう。この作品に限っては、ドロドロはなさそうですね。
とにかく、とてつもなく自由だった。感動した!