いまさらですが、前期のアニメ私的ベスト。

1. 戦国BASARA
2. 夏のあらし


前期終了作品が少なかったせいもありますが、この二作品がぶっちぎりで、後は、まあ面白かった、から、うーん、のレンジに収まったという印象。
作品全体の出来のせいか、または最終回自体の出来のせいか、最終回を見ても特に感慨を覚えなかった作品が多く、さみしい気持ちになったのがこの二作品だけだったのが残念でした。




7月13日分&20日分。


ティアーズ・トゥ・ティアラ「カンディド」
アルサルくん、マジでバカだなあ。姿形も声も、君の仇はアロウン様じゃないだろうが。というより、きっとカンディド発動がスイッチとなって我を忘れるように洗脳されてたんでしょうね、謎の敵に。これがアロウン様の旧友だったりしますかね。


「戦う理由」
オガムじいさんは龍だったのか。ミルガズィアさんみたいなもんか。
アロウン様とアルサルの不在を補うリアンノンの姿がけなげです。アロウン様がいなくても、ゲール族の士気が衰えることはない。アロウン様が育ててきた種が花開いたようです。



シャングリ・ラ「迷走敗退」
アトラスに住む人々は善良なのかもしれないけれど、外のことは何も知らず、自分の無知も知らないからこそ無責任に批判できる。そんな姿を見せつけられちゃ、國子ちゃんも複雑だろう。しかし、メデューサは女王様の叔父さんが作ったシステムだったんですね。彼はメデューサを使って何をしたかったんだろう。メデューサを野に放って大丈夫なんだろうか?


「狂乱樹獄」
とうとうミーコさんが・・・。美邦様もかわいそうだし、女王様の優位は揺らぐことがないように見えるのがイラつきます。ヒルコ様の依り代をミーコさんにしちゃって、美邦様が変わったように、ヒルコ様も変わりそう。



7月15日分。


狼と香辛料II「狼と嵐の前の静寂」
耳がしょんぼりたれちゃってるホロに、一体誰が抵抗できよう。しかも、相手はロレンス。賢狼ホロさんにとっては赤子の手をひねるようなものです。まあロレンスさんも、ホロのために一生懸命ヨイツを探そうとしているわけですから、もう少しお手柔らかにしてあげてもいいかも。



7月16日分。


PandoraHearts「英雄と少年」
ピンチをチャンスに変えるとは、さすがレイムさん。伊達にいつも面倒な仕事ばかり押し付けられてる苦労人やってるわけじゃない。オズの出現を利用して、オズをパンドラの英雄に祭り上げ、パンドラの意思を統一してしまいました。そんで、非常によくある話ですが、ジャックはグレンの友達だったようです。なんか次回が面白そう。



NEEDLESS「照山最次」
缶詰?シメオンはニードレス狩って、能力を詰め込むつもりでしょうか?
山田少年、雑用係、つまりパシリ決定。そして現れる、新たな刺客。これがまた、背中に夜露死苦を背負った、絵に描いたように頭の悪そうなお兄さん。対する神父さまは、味方を盾に取られても動じない。何でこいつが神父なんだろう。というか、じいさんも丈夫だな。
結局勝負は、人違いでした。ごめん。で終わるのでした。ああああ。大人げなくてものを考えないで拳で会話しかできない人たちばかりだなあ。こうして、山田くんの常識が逆に痛々しく感じられるくらい揃いも揃ってダメ人間コレクションの教会に、新たに残念な人、内田くんが加わったのでした。



大正野球娘。「娘九つの場を占めて」
お嬢様たちの初めての試合相手は、岩崎といい高原といい、厭な男ばかりそろってるなあ。でもこんなもんなんでしょうね、この時代の男性の、というか世の中の常識ってのは。



Phantom〜Requiem for the Phantom〜「告白」
いくらマグワイヤとの約束があっても、なんとかしようとすればごまかせるはずなのに、キャルを手放せないツヴァイ。とうとう、キャルのいる世界、まっとうな人生に戻りたかったのだと初めて自覚したツヴァイ。「あたしが行くから。レイジの方が行くから」「俺が行く。戻らせてくれ。キャルのいる世界に」というやりとりが、実現することのない約束を交わしているようで、切なかったです。



7月17日分。


化物語まよいマイマイ 其ノ壹」
今回はまた、ほとんど阿良々木くんとひたぎさんの会話だけで構成されているという、この作品のエッセンス的なお話。というか、ひたぎさん、デレはどこに行った?前回のラストが嘘のようにまたツンに戻ってますよね?あるいは、攻撃的にデレてますよね?嫁き遅れのメンヘル処女って、そんなエラそうにリアクション封じの形容しなくたって・・・。確かに口下手ですよね、ひたぎさんって。口下手の定義を根底から覆すような、過激な下手具合です。



ハヤテのごとく!!「スターダストメモリー
ヒナギクちゃん、ハムちゃんとハヤテくんふたりきりにさせてあげるなんて、つくづくいい人だ。ハムちゃんも、命からがら逃げきったかいがあったってもんだ。でも、スポーツカーが大したことないんじゃなくて、ハヤテさんが大したことあるんだということに気が付いてください。
そして、ナギ母は幼いナギちゃんのツッコミをごまかしていました、という衝撃の過去映像。異常に賢い子供を持つと母は苦労するなあ。そんな思い出に浸るナギちゃんの姿に、そう言えば、ナギちゃんご両親がいないんだよなあ、ということを思い出しました。周りが賑やかすぎて忘れてた。



7月18日分。


CANAAN「阿断事」
なるほど。カナンさんやその敵の異常能力者は、生物兵器の犠牲者か。カナンさんの姿に気後れしてしまうマリアちゃんの反応はもっともですが、カナンさん。ちょっと可哀そう。



真マジンガー 衝撃!Z編「発掘!戦闘頭脳ケドラ!」
OP変わって、グレートマジンガーまで出てます?あしゅら男爵にご案内されちゃった新展開では、女将さんが母親でかつ夫殺しだったことを知って、兜さんちの御兄弟は家出を決意。さもありなん。そのおかげで、やっと甲児くんとさやかちゃんのランデブーを見ることができたんですが、このふたりと言えば、始終喧嘩してたってイメージがあるので、普通に仲良くやってる姿が残念。



懺・さよなら絶望先生 「×の悲劇」「私は日本には帰りません そういう決心をできませんでした」「ドクトル・カホゴ」「
過保護社会に対するイラつき。よーくわかります。もう、なんでこんなにお子様社会なんでしょうね。この国は。
メリー×マスという発想に頭が下がりました。



うみねこのなく頃に 「EpisodeI-III dubious move」
マリアちゃん、生き生きと怖いです。お母さんの束縛から逃れられたから、ちょっと浮かれてます?ナツヒさんが殺されずにすんだのは、ジェシカちゃんがあげたお守りのおかげってことも考えられるが、そんなもの犯人が気にするもんでしょうかね?お守りに犠牲者発信機でも入っていたんでしょうか?持ってる持ってないが生死の分かれ目になるんなら、マリアちゃんが犠牲者選んでたってことになりそう。
エバさんと秀吉さん、案外いい夫婦じゃないか、と思った途端、殺されちゃいました。つまり、実はいい人じゃん、とか思わせたら、即フラグという方式のようです。



戦場のヴァルキュリア「語られなかった想い」
大尉とラルゴのあいだにはそんな過去があったんですねえ。新兵時代のバーロット大尉が初々しくていいですね。ラマールくんはすっかりイサラちゃんに手綱を握られてるなあ。このふたりはもう、鉄板でしょう.
せっかくアリシアが勇気をを出して、絶好の告白の機会を作ってくれたのに、ウェルキンのチキン野郎。どうしようもないなあ、この男は。



7月19日分。

プリンセスラバー!「剣と舞踏会」
天然なお姫様とのお付き合いは、健康な青年男子には辛いことが多々あるようです。
哲平は、彼らしい前向きさでシルヴィアの頑なな心も溶かしました。見下されてもくさらず、卑屈にもならず、努力を続ける男シンデレラぶりが哲平くんの魅力。与えられた場所で居場所を見つけるために、できることを精一杯やる姿は清々しい。
第一関門は切りぬけましたが、すぐにさらなる困難が待ち受ける。この手の作品にしては、主人公の哲平くんが驚くほど好青年なんで、モテモテ状態でも彼ならしょうがないと納得して見られるのがグッド。後は、お決まりの女の子選びにどう対応してくれるかが、彼の好感度がアップするかダウンするかの分かれ目になるでしょう。