新型インフルって別に空気感染するわけじゃないし、

結局、飛行機に一緒に乗り合わせたくらいじゃ伝染らないってことで、あの大仰な検査は無意味だったんじゃ?
と相方に言ったら、
「うん。むしろ、パンをくわえながら走ってる人とぶつかったりする方が危険だと思う」
古き良き出会いのシチュエーションが危機に!!



5月18日分。

ティアーズ・トゥ・ティアラコロッセオ
アロウン様、黙ってられないモルガンを持てあまあし、鉱山妖精には悪人顔を指摘される。魔王業に子守りが伴うなんてのは、アロウン様くらいでしょう。オクタヴィアさんは、アロウン様と敵対するより仲間になった方がよいのではないでしょうか。まっとうすぎる人なんで。



シャングリ・ラ「悲愴恩讐」
女王様の下僕が迎えに来たので、國子ちゃんは急転直下の収容所生活。そんな環境でもいつもと変わらず、しぶとく生き残る國子さんに拍手。一方の女王様は、ハーケンクロイツ背負ってないのが不思議なくらいの、絵に描いたように悪趣味な軍服姿で、國子ちゃんとは好対照でした。いまだにこの女王様が何者なのかよくわからんし、メデューサくんが突然反乱を起こした理由もよくわからんですが、ちびっ子トレーダーの苛立つ姿は小気味よい光景でした。
今回のEDは特別編なんでしょうか、それとも新ED?



宇宙をかける少女「白銀の追跡」
どこもかしこも大騒ぎだってのに、寛ぎの空間を演出してるつつじさん。でも、獅子堂家長女に気押されてる姿は、やっぱり小市民。分不相応の野望を抱いていた割に、うろたえたり、すぐに乗せられちゃったりするところが可愛らしい。しかし、学園都市の人たちって全然目立たないし、印象薄いですよねぇ。まあそれを言ったら、秋葉たちトリオといつきさんを取り巻く人間関係以外、割とどうでもいい扱いかもしれない。



5月21日分。


東のエデンブラックスワン舞う」
ジュイスさんって、結構毒舌ですよね。アウトサイドよりもジュイスの正体の方が気になる。
S女対タッキー。セレソン同士の攻防は、お互い権力を使いまくり。イリュージョンの小道具まで動員できちゃうジュイスもすごいが、きちんと飛行できちゃうイリュージョンの技術の方がびっくりです。豆柴といい、タッキーは、つくづく羽に縁があるようです。ジョニーちょんぎり社長は、見境のない快楽殺人者じゃなかったようで、ちょっと安心した。セレソンに選ばれる人間たちは、自分なりの理想社会を描ける人なんでしょうね。
そしてタッキーのロクでもない過去がまたひとつ明らかに。タッキーは本当に何やりたかったんだ?



PandoraHearts「隠者の問いかけ」
お嬢様とブレイクさんがとても楽しそうです。レイヴンっていい玩具だなあ。10年間いたぶられつづけたんだろうなあ。
今回の演出も、凝っていたけどきちんとキャラクターの心情と話運びに沿ったもので、よかったです。わかりやすかった。



Phantom〜Requiem for the Phantom〜「急変」
クロウディア姐さん、やってくれました。見事にサイスを追い落としてくれました。マグワイヤさんは本当にクロウディアのこの動きに気づいてないんだろうか。だとしたら、かなり無能じゃないですか?
そして、ツヴァイくんも、メデタく過去を思い出しました。でも、クロウディアさんが言うように何食わぬ顔で故郷に帰ることなんてできませんし、アインを見捨てることもできない。クロウディアの思惑通り、ツヴァイはもはや人形ではなくなったようですが、アインを選び、クロウディアから逃げるという方向へと向かってしまったようです。クロウディアさんには不本意な結果に見えますが、もしかしたら、これも織り込み済みだったんじゃないかとも思えます。



5月22日分。


ハヤテのごとく!!「シラヌイがやってきた」
かわゆい子猫の襲来に、ナギちゃんの種も割れ、マリアさんを魔女扱いする(なんか納得)。
そんなちっさい子に嫉妬するタマは確かにおとなげないが、タマがあんな獣ずれした生き物になったのも、もとはと言えば、ナギちゃんの教育のせいなんですよね。ナギさん、あんた虎になにやらせてんですか?なんだか黒そうなシラヌイより、私はタマを応援します。
伊澄ちゃん、洋服姿もなかなかよいじゃないですか。



クイーンズブレイド「降臨〜光明の天使」
ナナエルさんって、結構強かったんだなあ。
さすがにナナエルさんの横暴ぶりには、上司からも懲戒処分が下りますが、その任務もふわふわな感じで切り抜けるナナエルさんの奔放さ。ついに最終処分として、レイナに同行することになりました。というか、天使長さん。こんな奴を同行させるのは、レイナへの嫌がらせなんじゃないかと。



戦国BASARA「血風大伽藍! 小十郎絶体絶命」
伊達さんの部下にしては、珍しく堅気っぽい片倉さん。それゆえにうっすーいキャラでしたが、ここで見せ場を作ってもらいました。電撃ばりばりの姿を見せてくださいました。伊達には雑兵なんざひとりもいねえんだよ!は、カッコよかったです。まともな人ゆえにハラハラしましたが、ちゃんと生き残ってよかった。
とりあえず、みなさん発破使いすぎ。伊達さんのところの兵隊、しぶとすぎ。



5月23日分。


真マジンガー 衝撃!Z編「誕生!あしゅら男爵!」
あの女に気をつけろと敵にまで忠告される最強の女と情けないヒーロー。確かに、ドクターヘルの配下はすべて錦織さんに逆らえないってんだから、先見の明ありのようですが、実は楽しんで下僕づくりをしてたんじゃないか?さやかちゃんにまで助けられて、甲児くんって本当にいいところなし。



07-GHOST「翼に喰われた魂は愛しい我が子の夢を見る?」
案の定、アヤナミさんはミカゲをみすみす逃がしたわけではなく、ずっとテイトか家族かの決断を迫っていたようです。ミカゲが屈託なく過ごしているところを見ると、テイトの危機にその決断を思い出して、その答えに沿って行動するように暗示をかけられてるんでしょうね。



戦場のヴァルキュリア「ダルクスの災厄」
義勇軍と帝国の総大将に遭遇は、何事もなく終わって拍子抜け。てっきり戦闘になるのかと思ったんですが、アリシアとファルディオが密室に一緒に閉じ込められるイベントになってしまいました。しかも、年頃の男女がふたりで話す話題は、ウェルキンがいかに変な奴かということなので色気のかけらもない。何のフラグも生成されませんでした。あんたらどんだけウェルキンが好きなんだ?
ファルディオがこだわってた割には、遺跡の謎もすっかり忘れてるし、とかげの親子がかわいいのお、というだけの話。結局、ウェルキンさんが朴念仁の割には美人の彼女がいて、ふられたということが判明しただけです。当のウェルキンも、助けだしたふたりに聞くことはトカゲの生態とかだし、だめだこの人たち。
敵の魔女さんはヴァルキュリア人なんでしょうか。



5月24日分。


夏のあらし!勝手にしやがれ
よくある転校性ってやつです。入れ替わりより、あの階段からあんな落ち方して無事でいる方が不思議です。そろそろ塩の人の正体を明かしてください。



『BLACK BLOOD BROTHERS11 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生―』(あざの 耕平)/富士見ファンタジア文庫
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とうとう終わりですか・・・。それぞれのキャラクターが収まるべきところに収まり、最後は予想通りと予想外が入り混じり、でも最後まで燃えさせてくれる話でした。大満足です。ああ、いいもの読ませてもらった。と心の底から思わせてくれました。特に、ここしばらく精彩に欠けていた古参のケイン、龍王、「ゼルマン」に、ここぞという場面で、見せ場を作ってもらえたことが嬉しかった。
Dクラッカーズでも思ったけど、この作者の作品は、キャラ萌えで読むというより、話運びの面白さ、息つかせぬ戦闘で引き込んでくれる、熱くて誠実な物語ですよねぇ。あざとさに欠けるところが、売りという点では弱いのかなと思う。もったいないなあ。こんなに面白いのに。
私はジロー、アリス、カーサ、ケインの昔話が好きだったので(携帯の待ち受けもS5表紙イラスト)、欲を言えば、彼らの話をもっと読みたかったですね。Dクラッカーズもそうだけど、これも続編とか作れそうな終わり方なので、それを期待しつつ、とりあえずは新作を待ってます。お疲れ様でした。