新ドラマ。

今期もまったくチェックできてない中で、唯一期待して見た名探偵の掟は、かなり微妙です。
名探偵小説というジャンルをメタに料理したパロディだけに、映像化するのは難しい内容だろうとは思ってましたが、案の定、完全にスベっちゃってる印象。
いかにもコメディですという演出ではなく、もっと淡々とやった方がかえってよかったんじゃなかろうか?



4月23日分。


東のエデン「レイトショーの夜に」
とりあえずわかったことを総合すると、誰かがランダムに12人の人間をセレソンとして選び、膨大な資金とノーブレス携帯を与えてて、ノーブレスオブリッジ遂行という名目の国家変革活動を強制した挙句、資金を使い果たせばサポーターがセレソンを消しにくる、という感じ。
背後にいるのは暇な資産家か、犯罪者か、テロリスト集団か。単なる暇つぶしなのか、何らかの目的があるのか。セレソンの選択基準は何か。サポーターとは何者か。タッキーはサポーターなのか。彼は何をしようとしていたのか。自らの記憶を消さなくてはならないくらい忘れてしまいたいこと、あるいは忘れなくてはならないことがあったのか。
と謎はいっぱい。おうちがショッピングモールというのは、面白そうだが羨ましくはないですね。



PandoraHearts「朝日影の場所」
不謹慎に楽しそうなブレイクさんが素敵です。ハリネズミチェインがキモかわいいです。しかし、一番力が入っていたのは、泣いているアリスちゃんの可愛らしさ描写でした。



Phantom〜Requiem for the Phantom〜「暗殺」
マフィアのボスって、孫の誕生日プレゼントを買うのにモールまで行くものなのだろうか?取り寄せるとか、専門店とかに行きゃいいのに。
なんで暗殺者ふたりで爽やかカップルみたいなデートしてるのかと思ったら、下調べだったんですね。大した演技力です。アインさん。比べて、ツヴァイさんがダメ出しされてますが、まあこんなもんでしょ。
ずっとひとりで暗殺を請け負ってきたアインにとって、ツヴァイという仲間の存在は新鮮な体験だったに違いない、と思ったら、急成長を見せるツヴァイの姿にここまでに至る自分の姿が見て、恐怖にも似た感情を覚えたらしい。ツヴァイが今のままのスピードで成長を続けたら、彼を通して、自分自身のたどり着く先まで見ることになってしまうのではないか、という恐れ。でもツヴァイさんは、普通の女の子のように演技していたアインの姿に心が揺れてしまったようです。微妙にすれ違ってしまうところは、ふたりの経験の違いなのか、パーソナリティの違いなのか、それとも男女の差なのか。



4月24日分。


ハヤテのごとく!!「君は僕に似ている」
女の子が主役のイベントなので、女の子たち大活躍。
チョコ作りをアイテム合成とか悪魔合体のノリで乗り切ろうとするナギちゃん。そう言えば、壊滅的に料理が下手なんだったっけ(チョコを溶かす段階だけで徹夜するというのは、料理以前の問題ですが)。ヒナギクさんってハムスターと初対面でしたっけ?複雑な心境のくせにハムちゃんをハヤテのもとへ行かせるとは、ヒナギクさんも人が好い。マリアさん・・・。もしかして灰色の青春を通り過ぎてきたんですか。ハヤテさんの邪気のないひとことひとことが、マリアさんの胸をえぐり続ける。微妙な年頃の女性の扱いには気をつけましょうね。きっと神父さんもマリアさん的な感じで妖精さん、いえ幽霊になったんでしょうねえ。



クイーンズブレイド「艶襲〜歴戦の傭兵」
いきなりドロレスを持ってくるとは、想定内でも予想外の展開。もしかしてクイーンズレイドって、こんな感じの勝負になるんですか?リスティに置いてかれて、彼女に頼りっぱなしだったお嬢なレイナさんも、成長せざるを得ないでしょう。



戦国BASARA「揺れる緋の華 悲を呼ぶ信義 」
神経極太そうな武将ばかりの中で、浅井さんは珍しく神経質っぽい。こういう人は周りに翻弄されて、無残な最期を迎えるんだろうなあ、と気の毒になってくる。単純な真田さんは、すっかり佐助×かすが、幸せになれよ!ムードになってますね。佐助さん。面白いのはわかりますが、真田さんを弄るのもほどほどに。武田さんをはじめとして、みんなして伊達さんを鉄砲玉扱いしてるところが笑えます。そして、どこかで執事とかやってそうな悪魔的な光秀さんに、ちょっとオトメ心がドキドキです。
今回初登場の家康は、どっかの巨大ロボもので見たようなタイプだなあ、と思ったら、本当にロボットが出てくる模様。私の中の戦国乱世の歴史に、新たな1ページが刻まれそうです。



4月25日分。


真マジンガー 衝撃!Z編「激突! 機械獣VSマジンガー
周囲の被害を恐れて動けない甲児さんに比べて、あしゅら男爵倒すために発破を使うファンキーなじいちゃんの方が、完全に主役的目立ち方。ロケットパンチに乗ってくるおじいちゃんの姿に、高齢化社会のひとつの理想を見た。



アスラクライン「行き場を無くした想い」
黒崎先輩と拝金主義者の第二生徒会長のギスギスした人間関係が微笑ましくて大好きです。ドビュッシーのようなペットが欲しいです。



07-GHOST「無垢なる我子よ光と眠れ」
ミカゲくんのピンチはひっぱりっぱなしで、テイトさんを取り巻く教会の呑気な日常が続く。教会の正体もやってることもテイトくんの存在意義もまだ霧の中というもどかしい展開です。



戦場のヴァルキュリア「束の間の休日」
必死でキツネの弁護に回ってるウェルキンさんの好感度アップ。軍功などまったく考えていないウェルキンの欲のなさには、アリシアさんも呆然。結果的には正規軍についていかなくてよかったわけですが、前回の功績があるとはいえ、第7小隊の猛者たちが大人しくウェルキンに従っているのがちょっと違和感。ファルディオさんたちの小隊が、展望の暗い作戦に参加しようというのも唐突だったなあ。ファルディオさんの立ち位置がイマイチわからんのですが、アリシアに気があって構ってるんでしょうかね?
グレゴール将軍の囮を使って敵を叩くという作戦は、確実に効果があるのかもしれませんが、もう少し効率的なリソースの使い方を考えた方がいいような気もします。最終決戦というわけでもあるまいし、最初から味方を捨て駒にすること前提で戦うのってどうよ?



4月26日分。

夏のあらし!「想い出がいっぱい」
昔のあらしさんを知る人の登場で、あらしさんの粗雑さが次々に浮かび上がってきます。暗い時代でも明るく生きていただろうあらしさんの姿が想像できるだけに、あらしさんが早いうちにその生涯を断たれたことを思うと、切なくなってきますね。
塩の人はいつになったら塩をもらえるのだろう?