既に週一ペースになってますが、二月は変則更新でいきます。

この時期いつも忙しいけど、今年はまたすごいです。きっとどこもこんな風に人手不足なんだろうなあ。
いえ、仕事があるだけ有難いです。はい。



2月14日分&21日分。


ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜「四つの刺客」
何度も挟まるCMのファティナが哀れすぎて泣けてきます・・・
カーヤはニーバと行動してたのか。じゃあ、カイちゃんは本当にカーヤとは関係ないのか。
ニーバ兄貴は、女の子にひどいことしてます。しかも、ジルのようにカーヤさんの料理を上手く表現する繊細さもない。ストレートにまずいはないだろう?実はすごいダメ兄貴だったんだなあ。でも、実はカーヤに惹かれてたりしません?


「常春の館」
タイトル聞くだに呑気なロケーション。そして、そこにはアーメイやカリーが生きてる、まさに楽園世界。みんな風呂入ったり賭けごとしたりとのんびり過ごす。幻の塔に上るには鍵を探さにゃならんが、何しろ懐かしいものが次々出てくるような環境なので、お片付けのセオリーとして、つい感慨にふけってしまいます。そして何よりも、もう会えない人々と、当たり前のように過ごせる楽しい時間を手放したくない。ヘナロがアミナの命を受けて、目的をもってこの一行に参加していたことがわかったよりも、パズズの娘だということとにびっくりです。娘に愛していなかったと言い、消える瞬間まで娘を追い詰めるパズズの非情さ。決して悪い子ではないだろうと思えるだけに、こんな風に突き放されるヘナロの気持ちを考えると切ないです。
そしてもうひとり切ないのは、誰も会いに来ないウラーゴン。どうしようもなく小物だが、この人も根っからの悪人というわけではないんだよなぁ。部下にも見捨てられ、カリーをママだと思い込んでる実はパズズが放った危険な刺客を背負ってとぼとぼ歩く姿が哀れで、キュンと来た。
アーメイもカリーも、余裕のない戦闘の中であっという間に逝ってしまった人たち。カリーと別れたくなかったから、鍵を見つけたことを黙っていたウトゥの気持ちもよくわかる。けれども、ウトゥとファティナは覚悟を決めてカリーに別れを言うことができたし、アーメイはアーメイらしく、ジルたちの背中を押してくれた。
前期で引っ掛かっていた人々との別れのやり直しをしてくれた、贅沢なエピソードでした。生きている者の足を引っ張らずに、潔い別れを見せてくれたアーメイとカリーに泣けてきた。特に、犬死にの印象が強かったカリーにも、ちゃんとこんな役割を用意していくれていたことに感心しました。



2月16日分。


ソウルイーター「退魔の波長〜猛攻、怒りの魔人狩り?〜」
マカが自分のために来てくれたことに呆然とするクロナ。そして、死武専の人間はメデューサに手を出せないというオトナたちの契約を、そんなこと知るかっ!で蹴り飛ばす、怒りに燃えたマカさんの姿にマリー先生も呆然。うんうん。ブチ切れたマカちゃんは、頼もしい。
マカをかばって倒れたクロナがの姿に、怒りで負の感情に飲み込まれるマカに比べ、自分の子供を傷つけながら、心底楽しそうに微笑むメデューサの化け物じみた姿に戦慄。しかし、圧倒的に思えたメデューサの支配力の中で、マリー先生の癒しの波長はシュタイン先生とマカちゃんに届く。そして、マカさん、メデューサ倒しちゃいましたよ。
聖母のように黒い空気を浄化したマリー先生もマカちゃんの退魔の波長も凄すぎます。鬼神だって倒せそうに思えるんですけど。
次はブラックスターのリベンジマッチですね。



キャシャーン Sins「誰がために花は咲く」
お前生きてたのか、ドゥーン。
キャシャーンたちは、やっとルナにやっと会えたが、癒しの存在はただそこにいるだけ。太陽が花を咲かせても、太陽にその意思がないように、ルナにも誰かを救う気持ちはない。飽きれば捨てるだけ。神聖な意味を付加するのは恩恵を受け取る側。非人間的なルナの姿に違和感が膨らむキャシャーン。そして、ルナのために戦い倒れたドゥーンを冷たく拒絶するルナの姿の恐ろしさに、キャシャーンはさすがに怒りを覚える。見返りを求めず、ルナという名の太陽が存在するだけで生きている意味があったドゥーンは、背を向けた太陽の姿を目に焼き付けて逝く。一方、ブライキングボスは、ずっと手下たちの墓を作っていた。散っていった存在を忘れないために。まるで正反対の印象を与える、善と悪の象徴、ルナとブライキングボス。
これが本当に昔どおりのルナなのだとしたら、キャシャーンがルナを殺した理由もわかるような気がします。彼がもう一度、確かな意思でルナを殺すこともありそうです。



続 夏目友人帳「呼んではならぬ」
貴志さんに蹴っ飛ばされたニャンコ先生がかわいい。
隙だらけの貴志さんを説教するニャンコ先生の怒り方に、ニャンコ先生の愛情を感じます。心配してるんだよね。妖怪が見えない貴志なんて、寂しいだけだもんね。巻き込まれるために、わざと多軌さんに名前を呼ばせたんでしょ?そんなニャンコ先生を抱きしめたくなる気持ち、よーくわかりますよ多軌さん(しかし、先生はそれを誤解してる。貴志さんはそれに輪をかけて誤解してる)。結局、ニャンコ先生が何しても、どんな姿でも、貴志には面白いんでしょうね。
友人帳を宝物だと言ってくれた多軌さんに、改めて友人帳の意味に気づかされる貴志くん。確かにそれは、祖母の形見というだけでなく、彼に新しい世界への扉を開いてくれた、かけがえのない宝物だった。最初は半ば義務のように友人帳と付き合っていた貴志は、そこからさまざまな縁を得ることになった。その証拠に、貴志にもニャンコ先生にも、また新しい友人が出来た。ちょび髭はついにちょび扱いになってしまってますが、新たなレギュラーになるのでしょうか?



宇宙をかける少女「神々の闘い」
ブレインコロニー同士のプロレスはスケールが違うなあ。見てる方の感覚おかしくなるのも無理はない。見たとおりに表現したら、デカいもんの取っ組み合い、としか言いようなないし。
秋葉さんは五里霧中だったんですが、獅子堂家の皆々様は、すでにすべて承知だったらしい。しゃべってることは全く理解できないが、桜ちゃん凄い。そのしゃべってることを理解できる風音姉ちゃん凄い。高嶺姉ちゃん強い。天下の獅子堂家は、秋葉さんがコンプレックスを感じるだけの人材を揃えているようです。
一方、凍死寸前で使えない状態だったくせに、氷が溶けた途端、幾何級数的に増長し続けるレオパルド。陽の光を制した僕は無敵!とか言ってるけど、前回尻尾巻いて太陽から逃げてましたよね。ソウルシャウトは反物質砲らしいのですが、こいつの場合はそんな高級なもんじゃなく、単なるノリと勢い砲にしか見えない。ほっといたら因果地平までつけ上がるとこでしたが、ここでまたでっかい敵が現れました。どんだけあるんだ、人格崩壊した人工知能。レオパルドがお子ちゃま扱いされていたとこ見ると、ブレインコロニー業界でも、わがまま坊主として認識されているらしい。
人類の敵とかいうネルヴァルに対抗するのが獅子堂家。そして、秋葉さんはレオパルドと一緒に戦う運命。秋葉さんのお見合い相手って、もしかしてレオパルドだったのか?秋葉の夢に現れた人は誰なんでしょう?



2月17日分。


ONE OUTS「ヤミ信号」
くちびるでぶ・・・。東亜さん、上手いこと言いますね。監督は、たまには自分の頭で考えろ、と思ってたら、最悪のタイミングで反抗。しかも、札束で動く。いかにも小物らしい、身の丈にあった生き方してるところが好感度大。ここでの、渡久地東亜の犬となった!というナレーションが絶妙。ナレーション、最初はアレなだったけど、結構いい仕事してるじゃないか。



2月18日分。


とらドラ!「ずっと、このまま」
みのりんに誤解されないために、竜児の家に行かない宣言をする大河ちゃん。それもあるだろうけど、何よりもこれ以上依存して、また離れていく彼を見る辛さを味わいたくないから、自分のものにはならない竜児を見ているのが悲しいからだろうなあ。好きだから。そう意識したら、北村くんとも普通に話せるようになる。北村くんを想っていた時には、あんなに普通に振舞いたかったのに、上手くいかないもんだよね。
そんなことにもまったく気づかない竜児さんです。大河さん、亜美ちゃんに存分にバカ扱いされてなさい。お前が自覚しない限り、女の子たちの苦悩は決して終わらないんだぞ。