今期の新規アニメ。

とりあえず出そろったわけですが、安全牌の夏目友人帳ドルアーガに加え、いよいよエンジンがかかってきた感のある宇宙をかける少女と、話よりもネタのエスカレートぶりに注目が集まるまりあほりっくに期待。



1月20日分。


ONE OUTS「1人内野」
いくらオーナーが首にしないからって、毎年Bクラスでも監督変えなくて、それでよくリカオンズのファンは怒らないなぁ。ちなみにワタクシは、ワンポイントリリーフ制度ってのをあまりよく理解しておりません。でも楽しんでます。
とりあえず、三原監督は東亜の悪魔のささやきに乗せられた挙句、監督としての欲が出てしまい、犬の立場を捨ててしまったようです。大丈夫かね?結局、最後は机上の論理を力でねじ伏せた東亜さんの勝ち。城丘さんは期待した割には、途中から完全にギャラリーと化していましたね。がっかり。年棒42億円かあ、いいなあ。



1月21日分。


とらドラ!「踏み出す一歩」
ついに北村君をいぶり出すための大河さんたちの計画が始まりましたが、生徒会長選挙というより魔王選挙のようですよ、大河ちゃんの選挙活動。こんなん許されるのか?学校的に。
北村くんは、やっぱり生徒会長ラブだったらしい。しかし、北村くんと生徒会長の出会いは衝撃的だなあ。普通の女子高生はスカート姿であんなとこに立たないですよ。それは惚れるかヒくかどっちかしかないですね(普通後者だけど、北村くんなので前者)。悩んで迷って、けれども最後に背中を押してくれたのも会長さんでした。選挙演説で告っちゃうてのも北村くんらしい。
その結果、卑怯なかわし方をした会長に殴りこむのがまた大河ちゃんらしい。ふたりのバトルは女子高生レベルじゃないでしょ。でも、会長さんのこんな本音を引き出せるのは、大河ちゃんの単純バカなまっすぐさならではですね。結局、北村くんが会長に惹かれるきっかけを作ったのは大河ちゃんにフラれたことだってのは皮肉なもんです。
そして、亜美ちゃんからみのりんへの言葉が意味深でした。みのりんは、大河の傍でまっすぐな恋心を見続けてきたから、そういったものに正面から向き合えない自分に罪悪感を感じていたということなんでしょうか?今回の会長のことでそれが軽減された?



1月22日分。


今日からマ王!「真の力」
アニシナさんは今日も大活躍。法力ホイホイとりたろうくんは、衛星アンテナとか使う最新型システムで、アラゾン来訪を敏感に察知。いざというときに役に立つところが、失敗発明だけじゃないアニシナさんの底力だ。きっと。
そんなアラゾンさんの突撃訪問をも歓迎する懐の深いマ王陛下。みなさんの期待(不安)を裏切ることなく、聖砂国のために神剣を使お、と決めちゃうところが、ちょっと大人になっても基本おバカちゃんな陛下さん。みなさんご苦労様です。しかし、そこでナイスな邪魔をしてくれたのがサラさんでした。サラさんが神剣の使い手だったらしい。神剣の使い手を求めていたのに、自分の息子が使い手だったってのが、アラゾンの人生の皮肉。それとも、もしかしてアラゾンさんは最初から知ってたんですか?サラさんは母親に捨てられたと思って、それでもアラゾンを振り向かせようと神剣を振るったのかもしれませんが、アラゾンはサラを守るために、サラに神剣を持たせたくなかったのかもしれない。
というか、サラのギアスが利かない陛下が凄いんですが、あれって根性だけで跳ね返せるものなんでしょうか?



明日のよいち!「脱いだらすごいんです」
任務にかこつけて夢に見た普通の学校生活を長引かせようとするつばめちゃんと、任務に燃える従者アンジェラという、かみ合わない主従。武芸家の一族ってのは、みんなこんな時代錯誤な隠遁生活送ってるものらしい。そりゃ学校生活は嬉しかろう。恥ずかしい目に遭うと戦闘力全開というところがまた気の毒なつばめちゃん。加えて、わっさんはまた何か誤解してるし。しかし、つばさちゃんはその誤解野郎の行動にメロメロ。お互いにある意味幸せな脳みそしてるらしいんで、お似合いかもしれません。



黒神 The Animation「シンクロ」
契約って、心臓取り換えることなのか。乱暴な。で、契約した同士が一緒だとパワー倍増。逆に、そうやって味方というか武器を増やすこともできるわけですね。とにかく、クロと慶太がシンクロすると、出力最大で戦えるらしく、目をそらそうとしてた慶太くんも、自分だけいい思いしようとズルする奴を目の前にして、さすがに逃げてるわけにはいかなくなったようです。



1月23日分。


テイルズオブジアビス「崩壊の序曲」
ヴァンに勧誘されたティアさんの回想セレクションがおかしい。どう考えてもおもしろ場面大特集なんですけど、あなたの中のお仲間イメージってそこら辺に尽きるんですか?
大好きなジェイドさんに会えて大はしゃぎのディストさんは、ジェイドさんの愛情溢れる拷問を受けて、情報を吐きまくったようです。ディストさんにとってはそれも幸せなことなのかもしれない。なんか泣けてきました。



黒執事「その執事、競争」
こういう料理アニメには、てきめんに腹の虫を刺激される夜中です。ミーナさんの「カリーは辛くてなんぼなのよ!」という叫びが妙に心を打つ真夜中です。子爵のリアクション大将ぶりに涎を垂らす丑三つ時です。こういうのを夜中にやっちゃいかん。
まあ原作のミーナさんはこんな大暴れ女じゃないし、変なスパイスとか出てこないはずなんですけどね。魔犬女は結局、単に大混乱を起こしたかったのか、女王陛下が来ることを見越して女王に危害を加えることを狙ったのか、その意図がイマイチよくわかりませんでした。アニメ版もいいけど、このエピソードはしっかりカレーにロックオンしてた原作の方が面白かったですね。悪魔は、優しさも完璧な優しさなのか。



空を見上げる少女の瞳に映る世界「逃げること」
突然自分の生い立ちからべらべらしゃべり出すような男に大切な親友はやれません。今すぐ去ね、と私なら言うけどな。カズヤくんのトークもそれに聞き入るユメミちゃんたちの気持ちも、思春期を記憶の彼方に置いてきたおばさんにはついていけません。ついでに、不器用なんだろうとはわかってても、ムントの傲慢なしゃべりもイラつく。どうも目指している方向性が、私にとって興味深いものではなさそうなので、パスすることにいたします。



1月24日分。


鉄腕バーディー02 DECODE「Somewhere in Time」
避難所取材に出かけた報道研究部一行。しかし、被害を受けて失意の中で暮らしている人たちが、お気楽に見える彼らの存在に怒りをぶつけたくなる気持ちもわかります。
提供絵がえげつなさすぎる・・・



鋼殻のレギオス「電子精霊ツェルニ」
やっとOP、EDが揃った。しかし、何で途中が英語になってるんでしょうか?英語の人たち誰たち?
レイフォンは、大層な称号を持ってる重要人物だったんですね。レイフォンさんの目指す何かは、武芸では達成できないものだったんでしょうか。そんなレイフォンさんの学園生活は、同級生メディアにプライベートを追われ、マイペースすぎるフェリ先輩に翻弄され、と苦労が絶えません。
ニーナさんは電子精霊の命と引き換えに命をもらったから、その分、電子精霊の分も都市を守ろうとしているのでしょうか。大体、電子精霊って何ですか?人口知能のようなものでしょうか。そもそも、そんなものに守られている「都市」ってのはどうやって発生したんでしょう。レイフォンの故郷では、女王様が優雅にマイペースな生活を送ってます。この人も、レイフォンがグレンダンを出た理由のひとつなのかなあ。
総じて分かりにくい構成で、やる気あんのか?それともやっつけなのか?と聞きたくなりますが、レイフォンくんは周りに翻弄される性質なので大変です、という基本を押さえておけばいいのかもしれない。そういうことしよう。



ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜「夢の国メルトランド」
前説でネタばれされてしまった。
氷の地獄、油断したら凍え死ぬ。金剛の宮を前にして、経験者ジルさんは、厳かにそう語った。そしてトンネルを抜けるとそこは、スキー場だった・・・。都市開発ってすごいよね。しかも、そこかしこに、事業家メルトさんの顔写真付き広告が。クーパはすっかりデキル系秘書の姿。メルト様は、ドルアーガ退治の英雄としての名声を最大限に利用して、酒池肉林の贅沢三昧。こういうのって、思いついたもん勝ちだよなぁ。パーティの他のメンツは、良くも悪くもそう言う方面に疎い人たちだから、独占ビジネスですよね。大人しいローパーまでいいように使い、挙句の果てにウラーゴンに昔の仲間売りましたよ、この男。
Bパートも、雪崩オチへのカウントダウンで始まる。囚われのジルたちにとっては、気分は24というよりプリズンブレイクとか大脱走だが、なぜジルがそんなことに詳しいのかは謎。子供ローパーの可愛らしい泣き声に、大人ローパーたちは王蟲の群れと化して雪崩を起こし、みなさんで一気に脱獄。何度も踏まれる子供ローパー気の毒。メルトは自業自得。楽して儲けようという人間の末路が明るいはずもなく、ウラーゴンのパシリと化してしまった彼がうなだれてオチ・・・・・・
なんかこう、厭な汗が流れた。うん。いやでも、実にドルアーガらしい話だったわ。つまり、頭悪そうなバカ話だったということで。
脳内で触手プレイとかしてるジルさんはアレだったが、それを敏感に察したウトゥさんの考えも五十歩百歩だったに違いない。