そういえば、今期のドラマ。

きちんと見ていたのがブラッディ・マンデイ、スクラップ・ティーチャー、流星の絆と3本もあったのは久しぶり。
3本の共通点と言えば、男の子が可愛いことと妙な内容だったということ。そして、3本とも最終回は、ハッピーエンドだけどすっきりしない部分がありました。途中が楽しかっただけにもったいない。まあそれでも流星〜は、犯罪被害者の遺族が悲劇の呪縛から解き放たれて、未来に希望を持てるようになった姿を見せてくれたという点では満足しました。
来期はもちろん、只野仁を楽しみにしてますとも。



12月27日分。


かんなぎ【最終回】「仁、デレる」
仁の背中を押して、恋する相手と恋敵の仲をとりもつようなことをするなんて、つぐみちゃん、最後まで人が好すぎる。仁くんはどんだけ罪つくりなんだか。
神様に見守られて暮らしてきた土地の人々は、神様のことを忘れない。そして、信仰に支えられた存在は、人々の思い出や信頼こそがアイデンティティなのでしょう。ナギちゃんはそういう存在なのかもしれないし、違うかもしれない。けれども、彼女を必要としている仁や彼の周囲の人々にとっては、彼女が何者であろうと関係ない。確かなことは、神様であろうと人間であろうと、誰かに必要とされることが存在の必要条件ということなんでしょうね。
そんなこんなで、ナギと仁は元サヤ。対して、つぐみちゃんは最後まで可哀そうでした。
概ねドタバタやってたという印象の作品だっただけに、最後の二話が深刻なことになっちゃったのが寂しかった。ナギちゃんの正体とかざんげちゃんの事情とか、未解決案件が残っているので、続きもアリでしょうか?続編をやるときは、ぜひ、つぐみちゃんやざんげちゃん、美術部の連中にもっとスポットを当てた話をプリーズ。
とりあえず、楽しませていただきました。ありがとうございました!



純情ロマンチカ2【最終回】「終わり良ければ全て良し」
こんな終幕になって、美咲くんのマンガの好みが特異なものであることが判明しました。
兄の理解と父親の了解を得て、完全無敵の幸せカップルの絆を見せつけてくださったラスト。でもお父さん、美咲くんは木彫りグマ愛好家じゃなくて、単に目上の人に気を遣って話を合わせるタイプなんだと気づきましょうね。息子の嫁になる人なんだから。
前期に引き続き、なかなか楽しませてくれた特殊世界物語でした。時間帯もあってか、前期ほどあからさまな描写がなかったので濃さでは負けてましたが、その分ほのぼの成分がアップしていたし、相変わらずスタッフに愛されて製作されている作品であることが十分に伝わってきました。3組の物語の配分が偏っていたせいで、特に宮城教授カップルのエピソードが少なかったのが残念ですが、そのうちまた・・・と期待(してよいものだろうか?)。とりあえず、お疲れ様でした!



CHAOS;HEAD【最終回】「mission (使命)」
最終回なのに普通にOPとEDをやってる構成が肩透かしでしたが、未練たらしく後引かないところが清々しくもありました。
助っ人じゃなくて敵として立ちはだかってきた星来たん。理想の二次元少女の誘惑というのは、たっくんにとってかなりキビしい試練のはずですが、彼はやすやすと妄想少女を振り切って、彼にとっての現実の少女、梨深を助けに行ったようです。でも、並外れた妄想力は相変わらず。妄想から逃げるために、まんまハーレムな妄想へと逃げ込むという離れ業を繰り出してくれちゃうところは、たっくんらしい。一方で、好きな女のために人類の幸福を犠牲にするというたっくんは、カッコよさ最高潮。そして、たっくんの手をとる梨深の姿は一番最初の光景に重なり、たっくんと拓巳も重なった。
現実と妄想の境目が曖昧で、不気味な主観世界が居心地の悪さを感じさせる作品であったにもかかわらず見続けてしまったのは、妄想まみれのヲタクずぶずぶな鬱陶しい奴の癖に、妙に憎めない主人公がどうなるのか気になってしまったせい。だから、たっくんが自分の存在を賭けられるくらいの女の子に出会って、ヒーローらしい活躍を見せてくれた姿には満足しました。ただし、妄想力が武器の拓巳の妄想の中心にいたはずの星来が単なる足止め役になったことと、彼女をあっさり袖にした拓巳の行動に違和感を覚えたのが残念だったかな。脇キャラの扱いも結構いい加減だったし、2クールくらいでやる作品だったのかもしれない。



12月28日分。


スキップ・ビート!「バトルガール」
先週とは打って変って、勢いを取り戻したなモー子さん。キョーコさんは、モー子さんにとって脅威を感じるだけの存在から、同じレベルで息を合わせることができる、本当の好敵手となりつつあるようです。一方、キョーコさんはというと、自称友達をこれほど堂々と誇らしげに主張する人がいるだろうか?真剣に友達いなかったんだね。椅子相手にウキウキ舞い上がってる姿に、なんだか涙がこぼれます。
しかし、せっかくお嬢様の卑怯なやり口に反撃しようってタイミングで年越しはツライわ。