知人に裁判所からお手紙が来たらしい。

「最初に見つけたのがダンナで、アタシが何かしたと思ったらしい。ヒドいと思わない?」
まあ、突然裁判所からお手紙が来たら、普通の人は驚くわな。
ということで、あの倍率で、こんな身近に裁判員候補が出るとは思わなかった。
とりあえず、今がくじ運ぶっちぎりであることを確信した彼女は、年末ジャンボ買うつもりらしい。



11月29日分。


かんなぎ「恥ずかしい学園コメディ」
前回の続きです。大鉄が攻めとか、気軽に役割づけするのはやめなさい、秋葉くん。こんなこと真剣に学習するのはやめなさい、先輩ども。秋葉くんも、一応一通りの知識を入れておこうとするところはヲタクの典型だと納得できるが、実際に黒羊本まで買っちゃうところは、一線を超えているような気がします。思ったよりディープなヲタク根性。ある意味、鑑。そんな人々に囲まれたつぐみちゃんは、巧妙に人の道を外れた方向へと導かれています。この環境は、素直な女の子には非常にヤバい。仁くん、早く隔離しときなさい。
などと言う間もなく、当人が大変危ない立場に立たされることになったのでした。ホモ疑惑を払拭しようと女好きをアピールすれば、バイ疑惑へと昇華するだけであったという罠。実に恐ろしい罠でした。



純情ロマンチカ2「恋は思案の外」
やっとこのカップルですか。
とりあえず落ちつけ、宮城教授。いつの間にこんなに忍くんに翻弄されるようになったんでしょうかね。美咲くんもそうでしたが、忍くんも、体面を取り繕うという考えもなしに、感情をストレートにぶつけてくるところが楽しい。おじさんたちは、こういう裏表のない少年たちにメロメロにされるもんなんでしょうね。おかげで、教授もついに、先生の墓前で忍君を紹介できるようになりました。安心してください先生。彼はさっぱり幸せです。まあ先生も、まさかバトンを渡す相手が男になるとは想像していなかったでしょうがね(案外、予想してたかもしれんが)。
とりあえず、この作品の男スタッフに敬礼。



CHAOS;HEAD「linkage (連動)」
拓巳さんたち、とうとう敵の本拠地に乗り込む。そこで研究者であった父に母を犠牲にされたというセナさんや、集団ストーカー被害に遭ってた梢ちゃんのヘビーな過去が明らかになったりしつつ、終始役立たずのへたれ拓巳くんの究極のへたれぶりが、自分と仲間を守る力となる。へたれパワー、恐るべし。
あの下っ端刑事がスパイなんだろうというのはなんとなくわかりますが、彼が野呂瀬社長の手先なんでしょうか?梨深ちゃんは、セナたちとも社長とも違う陣営、将軍の手先のようです。将軍が社長に敵対してるのは間違いないようですが、だからといって、セナたちの味方かというと、そういうわけでもなさそうですね。



ケメコデラックス!「ばとるろわいやる?」
はじめて海に来た三平太くんの妹さんの熱狂的なはしゃぎっぷりに、なんだか心が痛くなります。苦労してるんだね・・・。森の猫耳管理人に殺されそうになって、三平太くんのふたばパワーがさく裂。管理人は美咲ちゃんのお姉さんだったようですが、バツイチってことは出戻りなのかなあ。金持ちというのは、とかく庶民には理解できないシュミを持つ人々だということを再認識しました。



11月30日分。


まかでみ・WAっしょい!「なんか妹が来てデートなんですけど。」
ナリはアレだが、この作品中では割とまともそうなエーネさん。しかし、彼女の妹分、フィネアちゃんは、とてつもないシスコンらしく、その情熱をいいように佐久間先輩に利用される。これまでの鬱憤を晴らすかのように、フィネアちゃんをハプシェルへとけしかける佐久間先輩。あんたオニだ。しかも、エーネさんの愛情たっぷりの躾まで喰らうフィネアちゃん。エーネさん。多分、あなたのやったことは、普通は家族にはやらんことだと思います。佐久間先輩に召喚されても平然と居続けるだけあって、エーネさんも案外まともでもなかったということが判明したのでした。



スキップ・ビート!「天使の言霊」
本当は愛しているのに、愛されていると信じたいのに、その気持ちが裏切られることを恐れるあまり、父親を遠ざけようとしていたマリアちゃん。しかし、キョーコさんのアドリブ芝居は、マリアちゃんの口から本当の気持ちを引き出すことになる。
何も知らない他人に父親の人間性を否定されるようなことを言われて、父を愛している娘が反発しないわけはない。父を擁護する過程で、怖くて触れずにいた自分の感情や行動に初めてきちんと向き合ったマリアは、気づこうとしなかった父の想いに気づく。
お見事ですよ、キョーコさん。これが計算ではなく直感で導き出した答えなのだとしたら、演技云々を超えて、社長が驚愕するだけある逸材ですね。