ニュータイプロマンスを買った相方が言った。

「なんかエラい男前がひとりいるんですけど・・・」
見せられて思わずつぶやいたね。
斎賀はワシのムコ。
なんか、その他の男性声優が気の毒になりました。
え?女性?またまた、ご冗談を。



10月20日分。


ソウルイーター「復活のメデューサ!〜蜘蛛と蛇、因縁の再会?〜」
あーあ。メデューサが復活しちゃった。しかも幼女姿で。シュタイン博士、またいぢめられるぞ。
これからの時代に必要なのはチームワーク力。ということでのシュタイン博士の実践授業ですが、個性のありすぎる死武専の生徒たちに、パートナー以外との協力体制を期待する方がムリ。ブラックスターなんか集中的に肛門攻撃に遭ってるし、どうなることやら。
メデューサとアラクネ姉妹がギスギスしすぎて心が冷えました。来週は楽しそうなので期待しよう。



キャシャーン Sins「苦悩の果てに」
キャシャーンさん、初めて人間と会う。これまで出会ってきたロボットたちとは違い、諦観しているわけでも、攻撃的なわけでもない。お気楽に見えるアコーズが今までどういう生き方をしてきたのかは想像するしかないけど、彼のつぶやきを通して、キャシャーンは、不合理な人間の感情に触れることができたのではないでしょうか。矛盾した生き方を受け入れることができる矛盾した存在。死を恐れながら死に場所を探していたアコーズが死を受け入れることができたのは、自分を覚えていてくれるであろう存在に出会ったからかもしれない。彼の眼を閉じたのは、誰の手でしょうか?ルナ?
そして、フレンダーさんがパートナーとして合流。敵とも言えるキャシャーンにとどめを刺すことなく佇んでいたその背中に、漢を感じた。



ヴァンパイア騎士 Guilty「瑠璃玉の肖像〜ミラージュ〜」
わがまま藍堂くんと優姫ちゃんと零くんという奇妙なトリオが残された学園寮。しかも、料理作ってるの零くんですか。言いたかないが優姫ちゃん、あなたも料理せんでいいんですか?裏切られてもいいから玖蘭先輩を信じるという、幸薄い女の典型のような優姫ちゃんの発言が引っ掛かりますねえ。
今回は、長い間背景化していた、ヴァンパイアクラスの人々の生い立ちだの私生活だのが紹介され、その上、この世界のヴァンパイアの歴史までが詳らかになるという、なかなか重要な回でしたが、メインディッシュは玖蘭命の藍堂くんと玖蘭の出会いエピソードでしょう。出会った頃は、今とは立場が逆のようなふたりが意外でした。玖蘭さんが突然変わったのは、両親の死で何かを知ってしまったということなんでしょう。
今回は息抜き場面も多々交えた、なかなか面白い脚本でした。



喰霊-零-「邂逅砌―かいこうのみぎり―」
前回登場した義姉妹の関係がわかりやすく紹介された過去話。
これだけ仲よく育ったふたりなら、神楽ちゃんのショックもわかる。一方、黄泉の神楽に対する気持ちが複雑なものになっていったのは、彼氏が神楽のことを好きになったからとかでしょうかね?ついでに、環境省が怨霊たちと戦っていることも、そのメンバーたちも紹介され、今までの展開が嘘のように、唐突さのない普通の話でした。
ところで、第一話の人たちはあのまま放置ですか?それとも同じように過去話で紹介してくれますか?



10月21日分。


ONE OUTSワンナウツ契約」
デッドボールって汚くね?とは思ったものの、多分、優等生の国民的ヒーローがデッドボールという無様な手を使ってまで勝とうとしたのは初めてだろうし、そこまで児島を追い詰めた東亜がすごいってことでよしとしよう。ワンナウト契約とは、また面白いことを考えるもんだ。現役の野球選手もこの方式を取り入れたら、緊張感が出てくるのかもしれない。



魍魎の匣「羽化登仙の事」
少女のドリームと怪しい拝み屋とレトロなSFに出てきそうな研究所。映像にすることで、頭のおかしさ具合がより強烈に伝わってきました。これリアルタイムで見てたら、絶対悪夢にうなされる。



10月22日分。


伯爵と妖精「メロウの島」
突然ペースが上がったような気がします。つながりが不自然で不親切だったんで、原作知らない人には唐突な展開続きに思えるんじゃないでしょうか。
エドガーが阿呆の子のように連射する砂糖菓子なセリフが醍醐味とは言え、耳から聞くとおぞ気が走って楽しくなってきますねぇ。レイヴンくんは悪い子ではありません。まったく空気が読めないだけです。とりあえず、トムキンスさんの姿が見られてうれしいです。私が抱いていたイメージよりも、もうちょっとキモかわいい系の魚人になっておりました。



とらドラ!「あのときの顔」
竜児くんは本当に掃除が好きなんだなあ。こんなにトイレ掃除する姿に命の輝きを感じさせる高校生、初めて見た。
北村くんの写真。それだけでトキめく大河ちゃんがオトメです。しかし、北村くんにおはようが言えずに、おっはーになってしまうわ、合同弁当会食会でいっぱいいっぱいになるわ、挙句、竜児くんとの弁当の仲を告白しちゃうわ、シャッターを押せば心霊写真を量産するわで、ここまではないだろうというくらいの不審者になってる大河さん。この子の不器用さはちょっと異常。
だが対する北村くんは、不審少女相手でもまったく動じず、単に心底ニブいのか、気を遣ってるのかわからんわ、とか思ってたら、実は大河ちゃんに告白玉砕という過去があったとは、竜児くんじゃなくても、おい待てこら、と大河ちゃんを問い詰めたくなりますわ。なるほど。告白されて意識して、好きになったというすれ違いパターンですか。あれ?じゃ、何で大河ちゃんの告白を断ったんだろう。もしかして、大河ちゃんの気持ちは、「自分を認めてくれた北村くん」に対するインプリンティングに近くて、恋ではないと気付いているからなのか?はたまた、単純に別の好きな子ができたのか。4人の人間関係が乱れる中、やたらとキャラの濃い生徒会長が現れたんですが、この人も関係をかき回す要因になるのでしょうか?



ヒャッコ「3コメ 牛飲馬食虎食」「6コメ 虎は虎連れ」
たとえ女の子であっても、そばはちまちま食うより、豪快に食べて欲しいと思うのは私だけだろうか?美術の時間が、いつの間にか本格的な撮影会になっとりますがな。モデルさんもすっかり入り込んでますがな。そして、バイの生徒会長の情熱に火が点いておりますがな。この学校は、変態じみた女子高生しかおらんのですか?
自分結構おもろいこといったんじゃないかという自分基準は、大抵間違っているものである。



10月24日分。


今日からマ王!「選ばれし者」
プーさんが、馬上で剣に炎を走らせてる新技は、本来ならカッコいいはずなんですが、作画と演出に突出して手抜きが見られたせいで台無しでした。お兄ちゃんまで上様なみの魔術使ってますが、水で漢字を作れないようではまだまだ。
せっかく助けられたエルちゃんがヒューブを見て泣き出すところは、仕事熱心が仇になる世の父親の悲哀を感じさせました。でも、ニコラが励ましていちゃいちゃしてるので、ここいらは放っておこう。一方、お迎えに来たコンラートとプーを珍しく大歓迎な陛下ですが、再会できてよかったよかったじゃなくて、使い勝手のよいボディーガードが転がり込んできてラッキーくらいの扱いでしかないところが、意外と薄情。そんなだから、猊下に面と向かってバカ扱いされるんですよ。
ウルリーケの前だと大きな姿になるカッコつけの眞王様。夢を見ていた、とか突然言い出して、とうとうボケたかと不安に思ったに違いないウルリーケがんばれ。多分、眞王様の夢は偽ジェネウスに関係してるんだろうと思いますが、結局彼は何者で何をしたいのやら。勝利兄ちゃんを洗脳でもするつもり?



夜桜四重奏「フリカエル」
おにぎりの具に焼きそばはいかんだろう。人として。すっかりラーメン屋の店員さんが板について、秋名とも談笑できるようになった鈴ちゃんの姿には癒された。
どうやら、桜真町の敵のメガネ狐は、明名とヒメちゃんの友達に取りついた、エンジンさんらしい。何者でしょうか、エンジンさん。仲よくつるんでいた頃の三人の姿が微笑ましかったです。