実家に帰らせていただきます。

というわけで、何年かぶりに故郷に帰る休みをとるために真面目に働き、帰ったら帰ったで、実家の低スペックPCと格闘してました。
更新が滞るのはこの日記の仕様なので、本人を含め誰も気にしていないでしょうが、とりあえず、実家に帰る前にチェックできた分の感想だけ書いときます(じゃないと後で思い出せやしない)。
しかし、北海道に来ると、改めて東京のアニメパラダイスぶりを思い知りますな。特に土曜日のTVKの怒涛のラインナップ全滅は非常にイタい。
月曜には東京に戻りますので、それまでしばしの別れです。わが愛しの凶華様(しくしくしく)。



9月8日分。


ソウルイーター「デッドオアアライブ!〜復活と幻惑の狭間で?〜」
若かりし頃のシュタイン博士ミーツマカパパ。
想像はついてたけど、可愛げのない、未来への希望もない、子供らしいところのないお子さんだったようです。冷血狂気女メデューサさんとはまたその歪み具合が別方向のようで、彼女にも理解できないような暗い淵があるらしい。ふわふわしつつもこの世界との接点はぶれないマカパパがいたからこそ、シュタインは現実にとどまっていられたのかもしれない。とにかく、シュタイン博士のタガが外れるとすごいことになるのはわかった。試合には勝ったけど、勝負には負けたという状況なのに、シュタイン博士、嬉しそうですねえ。メデューサさんも、シュタイン博士をおちょくるのを楽しんでたんだなあ。
しかし、ブラックスター。せっかくここまで来たっていうのに、集中力ないくせに最後の最後で集中しちゃったもんだから、鬼神復活させちゃいましたよ。徐々に鬼神の姿が復元されていく過程を、執拗に描いてくれてありがとう・・・。空前絶後のキモさでした。だからこれ夕方にやっちゃっていいのかい。



夏目友人帳「アサギの琴」
たおやかな女性の妖怪に取りつかれてしまった貴志くん、存分に周囲の男どもを魅了しちゃいました☆の巻。
突然友人がキラキラした女性になってしまった青少年たちの戸惑いと焦りは想像に難くないが、大丈夫。キミたちはノーマルだよ。万が一、そっちに目覚めても、それはそれで楽しいかもしれないぞ?
という危うい展開もありつつ、本筋は、無骨で不器用な蛇の目さんの恋物語。蛇の目さんは、ただアサギが好きで、見返りを求めることなんか考えることもなく、彼女の力になりたかっただけだった。そしてアサギは、そのまっすぐな想いに安らぎを見いだし、その想いにほんの少しでも応えるために琴を弾きたいと思うようになっていた。これからもずっと、蛇の目さんはアサギの傍にいることになるのでしょう。
ずっといたいと思える場所。蛇の目さんもアサギも、お互いの中に、自分の居場所を見つけた。貴志は、今の生活の中にその場所が見えた。じゃあ、ニャンコ先生はどうなんだろう?貴志の傍で、随分居心地よさそうですけどね。喉鳴らしてるし。



我が家のお稲荷さま。「お稲荷さま。だいえっとする」
そりゃダイエット中に、体重気にせずにがつがつ食べる男が目の前にいたら・・・・・・。殺意って割と自然に沸き起こるものですよね。
太る暇なんてないくらい生活に追われてる昇くんに理解できないでしょうし、食費が大変なのはわかるとしても、女性に体重のことで意見するのは万死に値します。一方佐倉さんは、そのおかげでちょっと幸せな状況を味わうことになるのでした。周囲は当然佐倉さんの気持ちに気づいているが、昇くん本人はまったく気づいていない。罪な男だ高上昇。どれだけ乙女心を翻弄すりゃ気がすむんだか。
でも、佐倉さん。それだけケーキ食べててまったく体重が増えなかったら、こっちが怒りますよ。



ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜「カラクリロボには108の原則がある」
サブタイの法則が大幅に崩れた。ロボット三原則に合わせたのか。あるいは、重要エピソードということなのか。確かに、デストラクトコードについて、ほんの少し語られましたけど。
それよりも、キリエ、モルテ、トッピー三人のチームワークと、トッピーと28号のコンビネーションの楽しさに心奪われるエピソードでした。特に28号は、撲滅委員会に加わってもいいんじゃないかと思えるくらい、けなげでズレたキャラでした。彼はまた後から登場してくれそうな気がします。してくれるといいなあ。その他、救済委員会のメガネくんの律儀さも心に残りました。まさに役人の鑑。この辛抱強さは見習いたい。偽撲滅委員会の手配書が本物たちを救ったのにも驚いた。



9月9日分。


秘密〜The Revelation〜「カウントダウン」
原作のこの話好きだったんだけどなあ。
天知さんは配属されてきたばかりのドジな女の子で、青木くんをイライラさせて、でも捜査中に・・・という原作なら、第九の人間の反応が冷静だったのもわかりますが、これだけ長い間一緒にやってきた仲間の脳みそ送られてきたら、これほど冷静じゃないでしょう。大体、これは青木くんと天知さんがお互いをよく知らない間柄だったからこそ切ないエピソードになったのであって、いくらオリジナルで天知さんに背景を付け足しても、天知さんをレギュラーにした時点でアウトでしょうが。



恋姫†無双孫策、命を狙われるのこと」
やり手の長女、真面目な次女、策士の周瑜、本オタの陸遜と、孫家にはなかなか面白いキャラがそろっているようですが、今回はなんといっても、関羽のピンチを救った孔明でしょう。毅然とした態度と整然とした論理で弁護を展開する姿は、さすがロリでも孔明。すべては周瑜が謀反人を焙り出すために仕組んだようですが、背景情報がまったくない中でそれを察することができたのも孔明さんならでは。対して、その孔明の才能に脅威を感じた周瑜も、なかなかのものでした。
というか、出ない出ないと思ってたら、遅すぎますよ課長。とうとうタイミングまでボケるようになってしまいましたね。もう次長課長扱いですよ、課長。



9月10日分。


セキレイ「脱出前夜」
引きこもりの松さんが重い腰を上げた途端、とんでもない活躍を見せてくれました。一度行動を起こすと、こういう人ほど過激になるもんで、近代兵器の限りを尽くして暴れちゃってます。月海さんもやっと彼女らしい顔になりましたし、これから、というところで最終回ですか?間違いなく第二期がありそうですね。こういう形式が最近当たり前のようになっていますが、2クール続けてやるように、最初からスケジュールできないものなんでしょうかね?



スレイヤーズREVOLUTION「Keep out しのびよる魔獣!」
ジョコンダおばさん食って、ザナッファーが復活してしまいました。それを自分の目的のために利用するデュクリスには困ったもんだ。要は、自分達が大変なときに、何も知らずに幸せにしていた奴らが許せんということらしいけど、お前だって、他の国の人が困っているときに何かしたのか?悔しくても、自分勝手な論理で憂さ晴らしをしないポコタの方が、ずっと大人じゃないですか。自分のあずかり知らぬところで起きた悲劇にも反省していまうアメリアちゃんも、よい子ですね。
常に己を振り返ることは必要だよなあ、とか食っちゃ寝してだらけてる実家生活の結末に怯えつつ、次回を待ちます!