まだまだ残暑ざんしょ。

一時期涼しくなったと思ったら、また疾走しながら通勤する日々が戻ってまいりました。
そういや夏の間、「夏バテしない?」とよく聞かれたもんだった。
夏バテって言うと、暑いよー会社いきたくないよーっていうあの・・・
「うん。それは単なる出社拒否」
じゃあ、スイカ食べ過ぎておなかいっぱいだよー会社いきたくないよーっていう・・・
「朝からスイカはないでしょ」
朝のスイカはおいしいよ?
イカを愛する同志の方にコメントをいただいて、ちょっと調子づいてる今日この頃。
スーパーの店頭からスイカが姿を消すまで、ラストスパートだぞ皆の衆!



9月1日分。


ソウルイーター「封印の社〜不死身の男が仕掛けたからくり?〜」
いや、あの材料でツナとトマトの冷製パスタは無理っしょ。
先週から引き続き、マカちゃんの優しさに泣かされてるクロナくんが、業を煮やした魔剣にボコられる。でもクロナくんも負けてない。魔剣を殴って、力強い声音でマカを見送る言葉を投げかけるクロナくんに、お母さんうれしいわ、と目頭が熱くなったのは私だけではありますまい。その後彼が魔剣相手に生き延びられたどうかは、また別の話。でも、なんだかんだいって、魔剣ってば明らかにマカちゃんに嫉妬してましたし、実はクロナくんのこと大好きだったのか、ツンデレ魔剣。とりあえず、黒血ともお別れ。また必ず顔を出しそうなキャラですけどね。
その頃、大ピンチに陥ってるのは、キッドさん。相変わらず敵ではなくて、自分の精神に自分の精神がタコ殴りされてます。象のお鼻がもげてるぞう、じゃねーよ。キッドがシンメトリーを思い浮かべられるようにガイドするトンプソン姉妹の気遣いに感動しました。
さて、こんなピンチの時にこそ颯爽と現れるのがスターのあかし。魔眼の男を追い詰めるような、ブラックスターの美技に酔わせていただきました。相手は幻でしたがね。相手の手ごたえすらも感じない天才ブラックスター(自称)はともかく、椿さんまで実体を感じないことに疑問を覚えないとは。ブラックスター成長したなあ、ってあんたたちはどんだけ似た者夫婦なんですか?椿さん、どんだけブラックスター好きなんですか?
てな、和む夫婦善哉の一方で、メデューサ側はいよいよ鬼神に迫っていますが、鬼神の狂気が怖すぎて困りました。こんなん夕方にやってていいのだろうか?子供が泣くぞ?その前に私が泣くぞ?マカちゃんの、退魔の波長とかいうもんが、鬼神退治のカギになるんでしょうか?



夏目友人帳「あやかし祓い」
貴志にとって初めての「見える」仲間、名取さんは、とらえどころのない人で、妖怪に対しても突き放したような態度を取り、強硬策も辞さない。なんだかヤな奴、という印象でしたが、彼は彼なりに、蔵に囚われた妖怪にとって最善の道を探そうとしていたんですよね。その妖怪が、幼い頃の自分を救ってくれた相手だと気付いていなかったのに。
「君は優しい子だよ。優しい、ただの子供だよ」
名取が貴志にかけた言葉は、その時点では唐突に思えましたが、蔵の妖怪の回想から、名取がその言葉によって、無意識のうちに貴志の心を軽くしようとしていたことがわかりました。自分の存在を忌まわしいものだと思っていた名取少年は、妖怪のその言葉によって、どれだけ救われたことか。そして、絶望の中にいた妖怪もまた、傷を癒そうとしてくれた少年に希望をもらった。だから、成長したその子のために何かしたかった。
他人とわかりあうのは難しいことだ、という名取の言葉は、人間同士の関係だけでなく、人間と妖怪の関係にもあてはまるのでしょう。単なる「見えてしまう」少年と妖怪のすれ違いに終わっただけだったかもしれない名取と柊の出会いは、お互いの優しい行動が相手と自分自身を救った。柊が人間への憎しみを引きずらなかったのも、名取が妖怪を言うほど非情に扱っていないのも、彼らの出会いのおかげだった。そして、貴志と名取もまた、最後には、ほんの少しだけお互いのことを理解できたのかもしれない。人間同士、あるいは人間と妖怪の間に横たわる溝を完全に埋めることはできないかもしれない。一方で、違うからこそ、お互いを救うこともできるのかもしれない。



我が家のお稲荷さま。「お稲荷さま。パーティーにのりこむ」
宮部さんは、金狼体質だったのか。クーちゃんも、宮部さんの正体を知ってたんなら、なんで最初から彼女のところに乗り込んでいかなかったんだろう?ま、セクシーなクーちゃんのドレス姿が見られたのでいっか。これだけの騒ぎを起こしても、スポンサーだというだけで、お咎めなしとは、保管係もいい加減だなあ。
そして宮部さんは、何のひねりもなく昇くんに惚れたのでした。



ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜「秋には二通りある」
人間と獣人が共存している状況が割り切れないモルテ。苛立つ彼女の傍で、のんびりひとりごとを続けるキリエ(トボけた奴だから気付きにくいですが、彼も結構苦労してきたんですよね)。図書を整理するふたりの姿をゆっくりと時間をかけて描いていたりして、全体的に、とても丁寧に心の動きを見せる演出でした。
最後の幕切れの唐突さもこの作品らしいけど、朝の光が差し込んだ瞬間、心の中に生まれた希望がそのまま映し出されたようで、今回に関しては、その先まで描くのは野暮かもしれないと思えた。停滞した現在の空気の中で、キャラクターたちの思い出だけが強烈な残像を残す。いつもキャラクターたちが動き回るこの作品にとっては異色の、でも心に残るエピソードでした。トッピーも今回は珍しく、最初から最後まで平穏な時間を過ごして幸せそう。よかったね。



9月2日分。


秘密〜The Revelation〜「カウントダウン」
青木くん、女性からアプローチしてるんだから、避けるんなら、もう少し上手く避けなさい。自分たちで爆弾探すとかいうバカを言ってる青木くんの行動は、完全に薪さんに読まれてます。最後に子供を助けなければ、いいとこなしになるところでした。ふー危ない。
推定爆弾犯は、一方的な片思いで殺人を犯して射殺されて、でも彼女のために花火を用意していて、でも彼女は援交やってるような子で、と、とことん気が滅入る、虚しい話でした。



恋姫†無双袁紹、たからを掘り当てんとするのこと」
不自然な湯気が発生するTVの特性を巧妙に使っての文醜さんプレゼンツ、袁紹さんの全裸姿から始まり、宝探しに出かける袁紹さん御一行、温泉旅行に出かけた曹操さん御一行、温泉地を通りかかってしまった関羽さん御一行というオールスターを揃えて、温泉でシメという、わざとらしいくらいのセッティングでした。袁紹さんは宝よりも大切な、友という名の真の宝を見つけたのだ、というイイ話は、一瞬にして通り過ぎたな。
そして、最後に堂々登場は、趙雲課長。課長課長。全裸で仮面は、変態仮面認定をもらいに来たようなものですよ。気付かなかったのか課長?本当になにしに来たんだ課長?というか、どこに向かってるんだ課長?



9月3日分。


セキレイ「脱出前夜」
帝都は4分割されて、それぞれ支配者がいるらしい。そんなに敵がいたとは、全然認識不足でした。しかも、北部を牛耳ってるのは、なんとあの管理人さん。本当にすごい人だったんですね。あれだけ強い月海を笑顔で翻弄するとは、管理人さん強すぎでしょう。そりゃ、瀬尾さんですら、とっても素直に協力するはずだわ。命は大事だものね。
自分の信念を曲げることができないで意地を張る月海に、同じ妻として、くーちゃんがびしっと言ってやりました。・・・妻、なんだなあ。



スレイヤーズREVOLUTION「Judgment 蘇る白銀!」
レゾさん?虎はともかく、わけのわからない生物にポコタを憑依させたのは、完全に趣味ですよね?その方がラブリーとか思ったんですよね?
公爵に誘惑されて、ガウリイ本人はもちろん驚きですが、そのやりとりを耳を巨大化させてまで聞き耳立ててるリナさんに、ガウリイへの愛情が感じられてドキドキです。そして、そんなみなさんの姿を、ポップコーン片手に観戦するゼロスさんには、人生を楽しむ極意を教わりたい。とりあえず、リナさんの大技は、相変わらずワクワクさせてくれます(メイドロボ壊しただけにとどまったので、効果が中途半端でしたが)。ガウリイも、光の剣を得て生き生きしとります。「俺だってバカじゃない」。いやさっぱりバカですが、そう言ってるガウリイはカッコイイ。ズーマは撃退したが、ザナッファー登場だ。次から次へと厄介なものが現れるが、ゼロスは気にしてないぞ!
この混乱の中、ゼロスは何を企んでるのか!?自分自身を客観的に見ることができるように幽体離脱を試みつつ、次回を待ちます!