だいぶ涼しくなってきました。

通勤時に、ひたすら影から影へと走り続けた先週の猛暑が嘘のようです。
ちなみに、そんなことやってるうちに、毎日出勤時間自己ベストを更新し続けてしまった。脳内BGMはレミオロメン
そして、オリンピックの終わりとともに、夏の暑さも終幕を迎えるのであった・・・
どうせ第二、第三の暑さが待っているんだろうけど。



8月18日分。


ソウルイーター「黒血の共鳴戦!〜恐怖に刃向う小さな魂の大奮闘?〜」
いろいろと接し方がわからないクロナくんは、メデューサさんの息子さんですか。そりゃ、ロクな育てられ方してないだろうと思ったら、案の定、ほとんど育ててませんでしたよ、この女。それじゃあ、接し方なんてわからない子供になりますよ。
マカチーム対クロナチームが、双方叫び合いの体張った戦いを繰り広げる一方で、マカたち対黒血の戦いは、精神力勝負。ムーディなセッティングで静かに下される、マカの決断。前半と後半で、すさまじく落差のある構成がたまりません。というか、ソウルの脳内会議に、来ちゃった(てへっ)的気軽さで現れるマカちゃんって、ある意味無敵。
見るからに悪意の塊のような黒血も、マカたちの非常識ぶりに呆れてる様子が妙に憎めない。どうせ、最後にはマカちゃんたちが勝ちそうだし。



夏目友人帳「子狐のぼうし」
熱狂的な貴志くんフォロワー、子狐くん現る。
ひとりぼっちの子狐に出会った貴志の心には、純粋に自分という存在を必要としている、子狐の姿がひっかかる。同時に、おじさんや友達とのやりとりという、日常のほんのちょっとした出来事を経て、彼は、自ら友達からも家族からも距離を置いていたことに気づく。おじさんたちも友達も、押しつけることも急かすこともなく、彼のすぐ傍で待っていてくれた。ひとりぼっちが寂しいなら、振り向けばいいだけだった。
これまでの話の中で抱いていたわだかまりの正体を、彼自身がやっと気づいたような締めでした。とは言っても、いきなりやたら馴れ馴れしい態度に出るキャラではないと思いますけど。
子狐くんの子供らしいひたむきさに、ほろっと来ました。



我が家のお稲荷さま。「お稲荷さま。再び旅行する」
なぜか昇くんとクーちゃんふたりで温泉旅。ちなみに、透くんは事前に危機を察知してパス。弟の方が学習能力あるわ。クーちゃんとふたりきりで、平穏無事な温泉旅ができると思う昇くんに頭痛を覚えます。
案の定、泊まった旅館は奇跡的なくらい外れだわ、一般主婦なみに二時間サスペンスマニアのクーちゃん(金田一少年も見ていたに違いない)が、ミステリーツアー気分で振り回してくれるわと、散々な温泉体験記となったのでした。まあ、クーちゃんの方も、シナリオどおりの感動エンディングを迎えられなくて不満たらたらですが、潰れないのが不思議なくらいやる気のない旅館が安易に客集めをしようとしていたという、愛憎劇も悲しい過去も断崖絶壁もない状況では当たり前です。とりあえず、クーちゃんの妙なノリと、昇くんのトラブル体質と、とことん気合いの入ってないゲストキャラたちを楽しませていただきました。



ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜「仲間には二通りある」
「新天地は目指すものではなく自ら作るものクマ」。トッピーは詩人だな。
世界撲滅委員会の偽物登場という、伝統的なエピソード。偽物に本物の汚名を着せられる本物だが、犯罪やってたのは本物でも偽物でもないという、説明するとややこしいが、いたってシンプルな話でした。偽物たちが必要以上に濃いキャラでも、やはり本物たちの濃さには敵わないということなのか、モルテのスカートの破れに怯えるキリエとトッピーの印象の方が強烈でした。
初めて、世界救済委員会が活躍したような気がします。まあ、活躍というか、半ば以上ヤケで暴れていたという感じでしたが。



8月19日分。


秘密〜The Revelation〜「誰も見ていない(後編)」
やっぱり料理の仕方がおかしい。事件の背景の重さは、原作の淡々とした描き方だからこそ感じられたんだよなあ。メロドラマ調の音楽と、わかりやすく理由づけしてよい子向けに書き下した脚本と、いつもながらの適当な演出のせいで、事件の経過にそれほど差異はないのに、内容はエラく押し付けがましいものになってます。
張が青木くんに、あの時あんたがあそこにいれば(彼女を助けられたかもしれないのに)、と言うシーンがなくなってるのが、何よりも惜しかった。



恋姫†無双張飛関羽と仲違いするのこと」
孔明に嫉妬して、関羽とケンカ別れした張飛は、馬超と再会し、化け物じみたフードファイター許緒にも出会い、張遼という用心棒とも戦い、最後には意地を張っていたことをお互い認めてまた合流。
と流れ的にはそんなんですが、クライマックスは、いずこへともなく消えたはずの趙雲さんが、課長仮面として、張飛のクライシスを救いに来たというところでしょう。趙雲課長、人生なめきってるなあ。張飛にダメだしされた趙雲さんは、もしかして仮面の形状を再考の後、また現れるのだろうか?これから毎回、趙雲課長の新作仮面を見せられることになるのだろうか?そんでもって、張飛はいつその正体に気づくのだろうか?趙雲課長の今後に注目。



8月20日分。


セキレイ「閉ジタ帝都」
OPの一反木綿女は鈿女だったんですね。これで、OPのメンツ全員揃ったことになるのかな。
結と月海が同志としての絆(というか、同じように戦闘バカつながり)を深めていく一方で、鈿女さんは、自らのアシカビのために、セキレイ計画転覆を狙っていそうな一派の手先として働いているようです。つまり、MBI、MBIに敵対する人たち、皆人たちという三陣営にわかれていることになるんでしょうか?皆人の妹さんのところに居候しているのは、くーちゃんのお兄さんだったようで、兄妹スワッピング状態。そろそろお互いの境遇に気づいてもいい頃でしょうね。



スレイヤーズREVOLUTION「Hurry up つっこめっ! いや、つっこむな?」
懲りないインスペクターが、しつこく襲撃。なぜなら、ご近所の奥様のヒーローになれるから。とか言ってますが、裏があるのは間違いない(なかったらある意味尊敬)。ゼロスと意気投合したという名目で、ゼロスにいいように使われるインスペクターは、ひたすらリナを煽る。かたや、すぐ挑発に乗るリナさん。怪しいボタンは押すわ、ボケがくればツッコむわで、リナの性格を読み切ったゼロスならではの巧妙なトラップに翻弄されまくり。ていうか、こうやって見ると、リナさんの行動って、実はものすごくバカです。ついには、最強アイテム、郷里のねーちゃんを繰り出す本気のゼロスさん(錯乱するリナさんの姿に涙を誘われます)でしたが、結局は、ゼロスさんの力技が一番効果的だったんですよね。まあ、そんなのゼロス本人は重々承知の上。単に退屈だったから遊んでみただけという、相変わらず傍迷惑な奴でした。
果たして、すっぱり捕まったリナたちは、活路を開けるのか!?素人宴会芸を披露するピン芸人がわんさか出てるツッコミ不在の番組とか見つつ、次回を待ちます!