ちょっと一息つけました。

なので、溜まっていた録画分をこの休み中に一挙消化。
RD潜脳調査室が、感想書くのやめた途端、結構面白いエピソード続きになったのは、何らかの嫌がらせだろうか?美食倶楽部もソウタとホロンの話もよかったけど、特に、蒼井家勢ぞろいのエピソードが、こういう家族っていいなあ、と思わせてくれた、心温まるお話になっておりました。
このレベルの話が継続してくれればいいんですけど。



8月2日分。


薬師寺涼子の怪奇事件簿 「表参道を這う蟲」
涼子さんに口で負けてない、泉田くんの従姉妹の真奈ちゃんが末恐ろしい。子供とはいえ、恋する女ですからね。一方、子供相手に手を抜かない涼子さんも、らしいと言えばらしいが大人げない。涼子さんの気持ちに気づいてるのは、同じ立場の真奈のみ。当人は鈍感です。
プログラムされたとおり、危険な人間を排除して、危害を加えない真奈を守ろうとしたムカデロボットが、ちょっと悲しかったです。



狂乱家族日記「決戦はメロンパンでお願い」
優歌ちゃんが帝架くんに教える、へこんだ時のおまじないがあまりにも後ろ向きすぎて、彼女の過去を感じさせて切ないです。帝架くんの方が力が強いのは明らかですが、そんなこと関係なく、弟の帝架くんを姉として守ろうとする優歌ちゃん。彼女の存在は、乱崎家のやすらぎの象徴していて、幸せな気分になります。
一方、乱崎家対マダラ。人間対動物の世界の覇権を賭けた戦いにおいて、人間としての武器をひけらかす凶華様にうっとりです。卑怯な真似を恥ずかしくないのかとマダラに糾弾されても、「いや全然」と悪びれない様子。獣のような膂力はないけど、代わりにどんな手を使っても家族を守るというのが、人間の汚さでもあり強さでもあります。生物の根源的な欲求を突いた凶華様のやり口に比べて、理性に訴えかけたマダラの主張の方が、より人間に近いというのは面白い。
平塚さんにデカメロンさんに、なぜかゲボックまで加わっての大騒動は、帝架の幸せを保証する、凶華様の母親としての力強いお言葉と、素晴らしい怪傑ズバットぶりを見せてくれた、美女バージョン月香さんによって、ハッピーエンドライオンラブコメへと収束したのだった。またまた凶華様を惚れ直しました(照明やってるプチ凶華様もグー)。月香さんはケタ違いに最強すぎて、この先がちょっと怖い。



ブラスレイター「獣の咆哮」
死んでいった者たちの想いを伝えて、ヘルマンの目を覚まさせたアマンダ。彼らのやりとりは、最後まで人間としての尊厳を捨てなかった、アルやブラッドをはじめとするXATの隊員たちの姿に重なって、感動的なものになっておりました。



二十面相の娘「少女探偵団」
強引な春華ちゃんが勢いに任せて作った少女探偵団。勝手に役割ふってますが、実質的に百戦錬磨のチコが活動のほとんどを担っていて、春華ちゃんが一番何もしてないような気がします。もっとも、本人満足してて、チコも楽しそうなのでよろしいのでしょう。巻き込まれたトメさんはかなりヒき気味ですが、叔母さんの屋敷にいた頃に比べると、やっぱり幸せなのでしょうね。
今回は、狸の置物探偵の思わぬカッコよさにシビれました。二十面相や明智のような能力もスマートさもないけれど、戦争に奪われた大事なものを取り戻すために、後悔に決着をつけるために、彼なりの方法で未来のあるチコを守ろうとする。叔母に対する行動と別れ際に放った言葉に、大人の覚悟と懐の深さを見せていただきました。



ストライクウィッチーズ「はやい・おっきい・やわらかい」
音速の夢を追いかけるシャーリーさんのお話なんでしょうが、変態飛行の夢から始まって、言動がどんどんアブノーマル化してる芳佳さんの将来の方が気になりました。完全に変な方向に目覚めてしまったようです。環境ってコワい。リネットちゃん、ヤバいです。いつか芳佳ちゃんに襲われそうだ。



Mission-E「北の大地で大作戦!」
いつの間にかすっかりバカップルな千波美ちゃんと光太郎くん。下手にかかわりあうのすらバカバカしいと言った風情の園美さんは、大人の対応ですね。でも、これだけあからさまなのに、やることもやってないというところが、こいつららしいのかもしれない。好きなのは千波美の能力じゃなくて彼女自身、とてらいなく言えるようになった光太郎には、一応の成長が見られましたから、ナマコの歩みくらいには進展しているふたりなのかもしれない。少なくとも、似た者同士の恋人たちの姿に、麻織ちゃんは、確かな絆を感じたようです。
外人姉弟のお姉ちゃんは、意識不明のままなのか。



8月3日分。


コードギアス 反逆のルルーシュR2「土 の 味」
枢木神社でランデブーのルルーシュさんとスザクくん。心がほっこりするようなじゃれ合いっぷりで旧交を暖め合い、スザクってやっぱ友達だ友達っていいな♪とルルーシュが思ったのもつかの間、スザクを尾行してきたシュナイゼル殿下の配下に囲まれたルルーシュは、裏切ったなぁスザク!おまえなんか嫌いだぁ!バーカバーカバーカ、と走り去り、スザクも、あちょ待っルルー・・・まいっか、と諦める。その後ルルーシュくんは、信じたのに裏切ったスザクコロス!と殺意をみなぎらせ、スザクくんも上司の命令があるので、宮仕えだもんしょーがないよなー最終兵器でルルーシュぶっ潰すかあ・・・ということになりました。相変わらずのふたりの関係が微笑ましい展開でした。簡単に尾行されてるスザクと、ルルーシュをコーネリアだと思って助けてるギルフォードさんも笑いどころ。しかし、ナナリー救出をロロに任せていいんですかね?シャーリーの二の舞になるぞ。
一方、天王山となったエリア11をめぐる超合衆国対ブリタニアの戦いですが、ここぞという時にヴァルトシュタインさんが、よりにもよって伝説の聖剣エクスカリバーを出してくれちゃったもんですから、それまでの展開がすべて吹っ飛びました。なんてことしちゃってくれたんですか。この時期にこのネタを持ってくるとは、さすがナイトオブワン。侮れない。おかげで、やっと頭の中から振り払ったエークスカァリバー♪の歌声に再び苛まれるハメになりました。