洞爺湖サミットの成果。

滑舌の悪いアナウンサーのせいで、「サミットが東横に!?」と思った人もいるとかいないとかの洞爺湖サミット
サミットの収穫は、銀魂が米国SPにウケてるという事実が判明したことだけだった。
そろそろ、サミットは新たなステージへ!という時代になってきたのかもしれない。



7月7日分。


ソウルイーター「超筆記試験〜ドキドキ、ワクワクソワソワ、ウソーン?〜」
マカちゃんは、根っからの優等生なんでしょうね。あの親父の子とはとても思えない。一度お母上を拝んでみたいものです。
実技ならともかく、筆記試験は使い物にならんだろうと思ってたブラックスターは、期待を裏切らずまったくやる気なし。挙句、テスト問題を手に入れようとして玉砕。死武専でそれは無理だろうと考えるだけの頭もないのか。マカちゃん同様、真面目な優等生の椿ちゃんの努力が台無しですよ。一方、キッドはこういうの得意だろうと思いきや、トンプソン姉の眉の手入れプロジェクトに余念がなく、トンプソン姉妹も端からやる気なし。そして、キッドは自分の名前とテスト用紙の負けたのだった。
結局、バカの東西両横綱、バカのN極S極たるふたり、ブラックスターとキッドがその本領を遺憾なく発揮し、始まる前からぶっちぎりの惨敗ぶりを見せ付けてくれました。カンニングなんて標準的なバカやってるソウルが、ほんっとーに普通に見えます(順位もそれほど悪くないし)。真面目にテストやってたのはマカと椿くらいで、マカちゃん1位おめでとう。椿ちゃんも努力家らしい位置につけました。キリンで2点もらえてるトンプソン妹が謎。
マカちゃんが戦ってる間、パパはパパなりにがんばって応援していたのです。だがしかし、その愛情は無残な形で伝えられ、ついにマカへと届くことはなかったのだった。日頃の行いって大事だよねえ・・・・・・



夏目友人帳「猫と友人帳」
原作未読。妖怪ものですか。お稲荷様もあるし、今期の月曜はアヤカシ系が揃った感じです。
とにかくさくさくっと進む。原作はもっと時間をかけてるに違いないと思わせるくらい急ぎすぎで、ちょっと違和感がありました。ま、一話なのでしょうがないか。
妖怪が見えちゃう気の毒な貴志くんの悲惨な境遇から、ニャンコ先生とのコミカル系やり取りを経て、最後は人情話に落とし込む凝縮構成。貴志のおばあちゃん、レイコさんがタイマン勝負好きだったせいで孫がとばっちり、という気の毒な展開かと思ったけど、実はレイコさんは友達が欲しくて、無理やり妖怪たちを友達にしていたというところが微笑ましく、一方、レイコの境遇を察し、気遣っていたひしがきの姿、「もう一人でも平気かい?」という安堵と少々の寂しさが混じった言葉に、ホロリと来ました。
友人帳は、妖怪を縛るためのものじゃなく、本当に友達の名前を書いただけのものだったんですね。だからこそ、レイコさんは友人帳を自分の都合で使って、妖怪を使役したりはしなかった。
夏にふさわしい雰囲気の一品。これはもちろん継続。



我が家のお稲荷さま。「お稲荷さま。電話をかける」
宅配便に人間が入ってたらヤだなあ。
コウちゃんにとって、あの宅配便屋さんは普通なんですね。昇くん、透くんはそれなりに驚いていましたが、お父さんはこの状況でも呑気で、ある意味大物。犯罪かっ!とか普通思うでしょ、大人だったら。この人を伴侶に選んだ美夜子さんの慧眼に感服。高上兄弟も、最初は驚いたものの、すぐに包帯女のいる日常に違和感を覚えなくなったらしく、明らかに包帯女を捜しているだろう人々(人間外らしいけど)に出会っても、そのことに思い至らないのんびり屋さんたち。高上家、本当に大丈夫なんだろうか?お兄ちゃんがいないだけで、ご飯抜きになる高上家の将来が不安です。
シスターが誘拐犯とは情けない。



ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜「勇者には二通りある」
ゲーム原作らしいので、状況把握に少々時間がかかりました。
獣人っていうから、どんだけの獣が跋扈する町かと思ったら、実に簡単な線で形成された動物さんたちではないですか。人間キャラと獣キャラの芸風にギャップがありすぎます。違うアニメくっつけたみたい。まあ、陣営の区別がついていいかもしれない。世界撲滅委員会のお姉さんも、クマも強いので、弱いのは主人公ばかりなり。しかし、ありがちですが、主人公は何らかの不思議な力を持っている模様。適度な謎と適度な緩さが気に入ったので継続。
ちなみに、猫の鳴き声はニャアでOKですが、クマの鳴き声はクマーではないはず。



7月8日分。


RD 潜脳調査室「波と風」
総集編と環境ビデオという構成で、この作品が視聴者に何を見せたいのかがつくづくわからなくなってきた。新シーズンも始まったので、今さらですが、これは切ってもいいかなという気がしてきた。



秘密〜The Revelation〜「赤いハイヒールの女」
死んだ男をめぐる三人の容疑者の女。彼と赤いハイヒールを送られた彼女たちの間に何があったのか。と思ったら、男の存在はひたすら意味がなく、女同士の関係でしたという真相。死んだ男の影の薄さに泣けてきた。特に珍しい筋書きではないと言え、妖しげな空気が漂うミステリー仕立ては退屈しなかったし、オリジナルとしてはそこそこの内容だったかも。



恋姫†無双関羽張飛と姉妹の契りを結ぶのこと」
これもゲームなんですね。またまた女の子が山盛り。
主人公の関羽がなかなか気さくなお人柄で、理想や正義漢もあるが、それなりに世渡りも上手く、なのに抜けたところがあるのが気に入った。強いのに、情や押しには弱そうなところがいいですね。張飛も可愛いし。庄屋さんも実はいい人だったし。でも張飛さん、大志を抱いても胸はおっきくならないよ・・・
理想を求めて戦う少女が社会の悪を挫く。見た目よりは話の作りが真っ向勝負で、この時点では結構気に入った。この先どうなるかわからないけど、とりあえず継続して見てみよう。火曜の夜の、久しぶりに手ごたえのある作品になるといいけど。



7月9日分。


セキレイ「新屋ノ扉」
空からは落ちたが、棚からはぼたもち。皆人と結は、タイミングよく、人の良さそうな管理人さんのいるアパートにたどり着きました。しかし、世の中はセキレイだらけ。アパートの住人はセキレイだわ、謎のホストだわ、樹木の精だわともう大変。管理人さんももちろんただの人ではないに違いない。謎のホストは、セキレイに敵対する勢力の敵だったりするのでしょうか?この段階ではとりあえず、アパートの住人の行動を楽しむことにします。



スレイヤーズREVOLUTION「Because それはリナ=インバースだから!」
リナさん、軽くムカついたので、ぽろっと国ふたつくらい滅ぼそうと思っちゃいました。
さすがです。仲間から絶大な不信感を寄せられる姿には、思わず頭が下がります(真似したくないけど)。リナのインスペクターに対するツッコミのタイミングがまた絶妙。コンビ芸とはかくありたい。
濡れ衣を晴らすために動き出したリナの前に現れた謎の小動物。追う猿なみガウリイの姿に、頼もしさと一抹の哀しさを覚えます(ガウリイの剣がぼろぼろになってるところが、芸が細かい)。しかし、事もあろうに、リナさんに向かって胸の話をするという神をも恐れぬ小動物に、リナさんのブーストドラグスレイブが炸裂。いやあ。久しぶりのドラグスレイブはやはり堂々としてるなあ。環境破壊やってても、なぜか清々しいなあ。怒りのオーラを放つリナさんの顔の歪み方も凄まじかったなあ。
どうやら小動物は悪い奴ではなさそうです。どう贔屓目に見ても、リナさんの方が悪者です。いいのかそれで?
やっぱ夏はヌーブラヤッホー、などとモエヤンをしのびつつ、次週を待ちます!