オリゼーたちです。

mesmerizing2008-06-23

ウチの相方がゲーセンでとってきたストラップ。
「似てるから、あげるね」
と火落ち菌をくれました。・・・火落ちはな、本当は美形なんだぞ。
「ほら、オリゼーとニガーとボツリヌスが並んでるところなんて、まるでPerfumeみたいにキュート」
だから、ナチュラルに火落ちを省かないで。



6月21日分。


テレパシー少女蘭「蘭、テレパシー!〜ねらわれた町〜」
原作未読。主人公は彼氏持ち。しかも、筆箱拾って爽やかに去っていくような恥ずかしい彼氏だ。ちっ。
というのは別として、想像していたジュブナイルドラマよりもかなり不気味な雰囲気で、見ていて気持ちのよいスタートではなかったですね。微妙なところですが、一応、2、3回見て判断します。



PERSONA - trinity soul - 「謂れなき喪失」
叶鳴ちゃんの消えた後、彼女の存在自体が幻であったように、残された部屋にその痕跡を見つけることはできない。けれども、形にはならなくても、慎たちの中に、確かに彼女の記憶が残っている。
こうなってみると、叶鳴が解釈したくじらの物語は、まるであの日、何もかも忘れさせられて、何も知らない生活の上に幸せを築いてきた慎の人生を予見していたようですね。ペルソナが、隠していた、隠されていた自分自身だという拓朗の言葉が真実なら、慎も自分自身のペルソナとつながることができるのかもしれない。諒や洵を助けることができるのかもしれない。
慎が夢見た世界には、あの日の事件もなく、家族みんなが仲良く、幸せそうに生活していた。成長した姿の結祈がいて、諒は警官ではなく教師になっていて(ぴったりの職業かもしれない)、諒と映子が結婚の報告をして。そんな、決して叶うことのない眩しい光景が哀しかった。



狂乱家族日記「雹霞の初恋」
凶華様に、ご奉仕するニャン、とか言われていったいどうすればいいんだ、と気持ち的には個人メッセージを受け取ってドキドキです。眠気吸引マシンは私も欲しいです。でも、プチ凶華様も欲しいです。
雹霞が出会った、パチンコ屋というパン屋を営む娘さんは、雹霞を怖がるどころか、なぜかバカウケ。この初めての体験は、雹霞のハートにジャストミート。乱崎家の良心的な面々は、その事実をひたすら凶華様から隠そうとするが、こんな面白そうなことに凶華様のアンテナが反応しないわけはない。大々的におちょくって、「ものすごく邪魔でうっとおしい」と息子に一刀両断されてますが、子どもの反抗期にヘコむようなママではない。息子の恋愛経験値を上げるという名目上の理由で、恋愛講座という名の凶華様ショーを開催。もちろん、ことごとくあさってなセッティングなのはご愛嬌(とばっちり優歌ちゃんがお気の毒)。大体、意中の本人相手にスキルアップレーニングしてどうする。受験日を模試扱いするようなもんだぞ。
そして、今回のド外道大賞は、語るだけで胸糞悪くなるゲボック。雹霞が葬った気持ちもよくわかる。人間の感情を学習中の雹霞にすら、自分がやったことの恐ろしさがわかるってのに、このおっさんは救いようがない。発展途上の、無防備な感情そのままにつづられた雹霞の切ない手紙。その雹霞の気持ちを思いやることができるキリコちゃんに脱帽です。そんなに簡単に許すことができるんだろうか、とも思いますが、雹霞が惚れた女の子だから規格外なのは間違いないでしょう。
この話の後の雹霞EDは、無条件で泣ける。



あまつき「児手柏の両面」
夜行が勝手に今様の心を操って躍らせただけで、主殿は静かに逝けたんですね。ほっとしました。悪いのは人間の側だけではなく、むしろ善意の人が、主殿を救ったことになるのですね。しかし、あんな目に遭わされてもなお、あやかしたちを無駄死にさせないよう、止めようとする平八には頭が下がりました。今回は、完全に平八が場をさらってました。
天網が書き換わるのは、鴇時の気持ち次第ということになるんでしょうか。じゃあやっぱり、無意識のうちにどんどん書き換えていくということになるんですね。



仮面のメイドガイ【最終回】「さらば愛しきメイドガイ
背景をすっかり忘れて単なるチチ女だと思ってたけど、一応、なえかちゃんは、財閥の財産継承者でしたね。そんなことが思い出された最終回。最後だけあって、ちゃんとフブキさんを強くカッコよく描いてくれたところは、出血大サービス。だがしかし、コガラシをテイミングできてないところは、最後までドジっコメイドのままでした。そして、立てばドラキュラ、座れば不死鳥。歩く姿はイモータルなコガラシさんの化け物ぷりを堪能して幕。
謎が残りつつ、ドタバタなままで終わってしまったので、これは続きがあるのでしょうね。とりあえず、それを期待しつつ、デカチチにこだわり続け、ワタクシの神経を逆なでし続けてくれた愛すべき作品にしばしの別れを。



二十面相の娘「白髪島」
ケンにいちゃんは、見た目も性格も、鬱陶しい奴になりましたね。大人になったってことなのか。
チコを襲った人間外は何者なんでしょう?改造人間?大体、二十面相の出自自体が、まだ謎なんですよね。やはり科学者とかだったんでしょうか?



純情ロマンチカ「好きこそものの上手なれ」
上條、敏感すぎ。あそこまで派手な恋愛を繰り広げておいて、まだ後ろめたさがあるのか。まあ、こんな狭い人間関係の中で、同じようなアブノーマルな恋愛関係が生まれているとは、誰も想像はしませんよね。しかし、結局はなるようになるもので、宮城先生の服つかんで、泣きながら歩いている忍くんが可愛かった。よかったね。その調子で、料理センス磨こうね。主食を重ねたお重を作っちゃだめだぞ。ちなみに、あんたが料理の本から学んだことって何よ?
若かった宮城先生の未来を閉ざさないように、辛い言葉をあえて口にした初恋の人のご両親があまりにも立派な方々で、じーんと来ました。



6月22日分。


コードギアス 反逆のルルーシュR2「想い の 力」
人間関係に気を使う感じのいいルルーシュという、あり得ない影武者を演じていたのは咲世子さんでした。なるほど、便利な変身アイテムのある世の中なんですね。
中華連邦の化け物たち相手にすると、まるでゼロが正義の味方のようでずいぶん違和感でしたが、実はブロードキャスト用のパフォーマンスだったという、ゼロらしい計算でした。さすがゼロ。逃げ道と中華連邦掌握と教団調査と、一石で二鳥も三鳥も落とすだけあるわ。コンソール操作前の準備運動を忘れないだけあるわ。
と見直した途端、逃げましたよこの人。恋愛ごとからスタコラ逃げました。面倒ごとを避けただけだと思いきや、本当に恋愛を理解していなかったんだなお前。しかも、シャーリーに相談してるし。シャーリーも、マフラー編んだりまではいいが、滝に飛び込んだりまでしてたのか?そして、そんなバカ乙女行動に感心しているバカがここにいますよみなさん。違うでしょ?あんたのナナリーに対する気持ちは、恋愛じゃなくて兄妹愛でしょ?それとも、本当に恋愛感情だったんですか?「君という人間が少しだけわかってきた」。え?そうなのか?シンクーと、そこでわかりあっちゃったのか?
ナイトオブラウンズまで転校してきて、アッシュフォード学園は大騒ぎ。誰が収拾するんだ、この事態。アーニャは、ゼロの血縁だったりするんでしょうか?



隠の王「意思」
ら、雷鳴ちゃん。通りすがりのおじさんの手握ってボランティアしてどうする。雷鳴ちゃんやっぱ可愛い。壬晴くんも、こんな可愛くてけなげな子に思ってもらえる幸せを少しは噛みしめてください。
壬晴くんと宵風の会話はシュールだなぁ、とぼんやり見ていたら、いつの間にか壬晴くん、ちゃっかり灰狼衆に入ってました。そして、なんだかとっても楽しそうです。お好み焼きも、グルメライダーにべた褒めされてるし、先生たちと一緒の時より、ずっとハマってるような気がします。だって、小太郎さんは相変わらずえげつないし、先生は仲間の四方八方から弄ばれてるし、敵からはボロくそに言われるような人だし。暗いし。
だがしかし、芸人ばりの服装センスを持つ雷光さんの、死神ばりの運転センスのおかげで、その生活もあえなく潰えたのだった・・・。なんて斬新な最終回だ。
と半ば感動しましたが、どうやら最終回ではなかったらしい。



ネオアンジェリーク Abyss「囚われのアンジェリーク
ジェイドが頑張ってる間に呆然としてる男3人が、まるっきり使えなくて苦笑もの。しかし、アンジェリークが誘拐された結果の男4人での日だまり邸の生活、という展望のなさに戦慄を覚えたのか、レインたちは、アンジェとのスイートな日を取り戻すために立ち上がる。そして、あっという間にロボット二号に吹っ飛ばされる。結局、最強アンジェさんのパワーをもらって、なんとかロボット二号を撃退することができました。フェイントなのがバレバレな笑いを浮かべて攻撃してるヒュウガとかレインが笑かしてくれました。
アンジェリークのペンダントを見てベルナールが気づいたのは、彼個人のアンジェとの思い出か。それとも、アンジェリークの血筋なのか。
次回が最終回のようですが、すぐに第二期が始まるので、安心して見てられます。