最近、純情ロマンチカのOP曲も脳内でまわるようになりました。

なんだか恥ずかしい気分になって、思わず周囲を見回してしまいます。



6月7日分。


PERSONA - trinity soul - 「絆を抱いて」
叶鳴ちゃんは、稀也の目的のためだけに複合体として学校に送り込まれ、目的を果たした後は消えていく。でも、彼女は命じられた影抜きを自分の意志で拒絶することができた。それは、慎たち、親身になってくれる友達がいたからでしょう。
叶鳴の解釈したくじらの話では、少年は心を閉ざし、周りの人を見えなくすることで心の平穏を得た。それは、周りを拒絶し、自分の中に閉じこもって得た幸せだった。一方、叶鳴ちゃんは、最後まで友達に想われ見送られ、大好きな慎が彼女を心配して渡したお守りを手に、その隣で意識を手放すことができた。それが悲しい人生であったとしても、稀也の実験体の中で、誰よりも幸せな時を過ごすことができたのかもしれないと思えるのが、せめてもの救いです。



狂乱家族日記「神と死神の宴」
鬼畜くんマスコットのいる遊園地って、誰が行くんですか、こんな命がけなアミューズメント?手榴弾型観覧車なんて乗りたくないですよ。そんな過酷な戦場でも、凶華様、凰火、死神さんの三人がそろうと無敵です。特に、死神さんの強さが段違い。顔面破壊が趣味なのが玉に瑕の少々過激な乙女ちゃん。本人が思うほど醜くもない、というかむしろ、かなりの美人さんですし、凰火さんにこだわらなければ十分幸せになれそうな人。のような気がします。
つまるところ、凶華様の正体は魔王様だったという、ゆるいオチでした(魔族はみんな猫耳なんですね。いいなあ)。地下帝国時代の、まんま女王様な凶華様も素敵ですが、ご家族のもとへ帰ろうとする凶華様の方が、ずっと凶華様らしいです。凰火さんと死神さんに取り残されて罵倒し続ける負け犬な姿こそが、適度な糖分を取り入れてしまった、乱崎家の凶華様らしい。まだキスすらしていな清い仲の乱崎夫妻ですが、ふたりがベストパートナーであることは、乱崎家の絆の固さ同様、今さら疑うべくもない。凶華様と死神さんも、お互いを認め合って終わったし、今回も無事ハッピーエンド。
EDは二巡目ですか?なぜ凶華様EDをやってくれないんだろう?



あまつき「そして、日は陰り」
そう言えば、白紙の者の話をしてたとき、朽葉は意識を失っていたっけ。薬屋の若旦那、白紙の者に関する、非常にわかりやすい説明をありがとう。黒鳶の妹さんは、兄が自慢するだけあって、真朱ちゃんをなだめる手際といい、場の仕切り方といい、さすがにしっかりしています。いいなあ、こういう大店のお嬢様。沙門の名前を聞いただけで、喜んでるオーラが出てしまう朽葉ちゃんも可愛いらしい。できればその姿を拝みたかった。
とりあえず、平八が生きててよかった。ちゃんと露草が助けてくれたようですね。彼は、夢うつつの中で見た、主殿とキツネのやり取りを覚えているだろうか?



ブラスレイター「陰謀の中で」
局長レベルから融合体に関連していたんですか?ひょっとして、融合体ウイルス伝播に貢献していたんですか?XAT、全然ダメじゃん。ヘルマンは、いつものごとく役に立たないが、今まで影の薄かったアルとブラッドが、ようやく活躍しそうです。特に、ブラッドは女関係で、個人的なドラマを繰り広げそう。
ベアトリスは、単なるザーギンの側近なんでしょうか?ジョセフのお姉さんのなれの果てとか?ベッドの中でメガネしている女って、やだなあ。



仮面のメイドガイ「ファインをねらえ!」
これが神回というやつか。
過去にコガラシと何かあったらしい巫女さん(艶事ではなさそうですが)の神社で、救いようのない馬鹿、なえかさんが、神頼みで成績アップを狙う。だがしかし、相手はコガラシの知り合いだけに、仕える神も完全におかしい。神と文通する女が受け取る神様電波は、テニスを見たいだの、ミニスカメイドが見たいだの、自由すぎです。お稲荷様といい、昨今の神様はおおむねこんなんですか?面白ければなんでも許されるとか、ファインプレー精神はどこいった神様?そんな神様に振り回されるフブキさんは、役立たずのドジっコメイドということで確定したようです。
しかし、ここで出てくるのがロリなリズと熊女とは、もうちょっと色気のある勝負を見たかったような・・・。



二十面相の娘「人間タンク」
チコにも一応、まともな親族がいたんですね。この叔父さんが引き取っていてくれたら、彼女も、平凡で幸せな人生を送ることができたのかもしれない。チコは、単に二十面相に誘拐されたということになっていたはずですが、アンダーグランドでは、二十面相の娘として有名になっていた模様。彼女を狙う犯罪者たちの来襲が予想される一方で、面白そうな友人を得て、一緒に危機を乗り越えていくということになるんでしょうか?生き残った二十面相の一味はどうなったんだろうなあ。



純情ロマンチカ「情けは人の為ならず」
上條とウサギさんは、幼馴染だったんですか。上條さん、子供のころから難儀な子だったんですね。ウサギさんも、子供の頃からこんなんだったんですねぇ。しかも、この頃から、クママニアだったんですね。ウサギさんの作家としてのルーツや意外な素直さ、上條の負けず嫌いぶりや、案外押しに弱い性格など、大人になったふたりの雛型が見える、興味深いエピソードでした。大人モードと違い、肉体関係が伴わないせいか(キスはしてたけど)、子供離れした子供たちの友情に和みました。



6月8日分。


コードギアス 反逆のルルーシュR2「朱禁城 の 花嫁」
なるほど、まず中華連邦支配が先ですか。確かに、中途半端に安定している日本よりは、絵に描いたような権力階級の腐敗を抱え、大男総身に知恵が、という状態の中華連邦の方が、国民の不満を煽って革命を起こすのは簡単そう。でも、スザクさえいなければギアスでぱぱっと、という安易なこと考えてたり、シュナイゼル相手にチャンスを逃すところは、ルルーシュらしい抜け具合ですよね。さすが我が兄上、とシュナイゼルの評価をそのまま自画自賛に持ってくところも、ルルーシュさんらしい。
C.C.はこんな時でもピザに夢中らしく、ルルーシュとカレンはこんな時なのにラブコメやってて、黒の騎士団総じて余裕です。ミレイさんはまだロイドさんの婚約者なんですね。なんだかほっとした。ここで、ニーナとミレイの間にいつの間にか横たわっていた溝が表面化することになるのですが、これに関しては、ニーナの言葉を額面通りにとらえてしまうのもどうかという気がします。ニーナは確かに疎外感や憤りを覚えていたかもしれませんが、それがミレイに対する気持ちのすべてだとは思えません。彼女にだって、ミレイを大事な友達として一緒に学園生活を楽しんだときだってあったはず。ニーナが正気を取り戻すことはあるのか。ミレイがモラトリアムから抜け出すことになるのか。これからの彼女たちの関係に要注目。
一方、シンクーと天子のエピソードは、拍子抜けするくらい、経緯もその見せ方もおざなりで、とってつけたような安易さに、かなり気をそがれてしまいました。ジェレミーが最後を締めてくれなかったらどうなっていたことか。ということで、最後のほんの少しの登場だけで物語全部を持っていった感のあるオレンジの今後の活躍に期待。



隠の王ポルカ雷鳴と雷光」
忍び同士の苛烈な戦いも、近所迷惑のひとことで却下される。常識のある人が傍にいるって心強いわあ。常識人でマイペースで、精神的に強そうな先生の恋人さんは、生徒に泣かされる先生にはぴったり。青少年の友情を後押しする英さん、いいキャラです。
雷光のお付きの少年は、雷光一筋で融通が利かない困ったちゃん。灰狼衆のお姉さんは、寿司屋さんですか。グルメライターに寿司屋と、どんだけ豊かな食生活してるんでしょう、灰狼衆(壬晴くんとこもお好み焼屋だったっけ)。
雷光お兄ちゃんは、私服のセンスに妥協を許さないだけあって、頑なに自分基準の理想を貫く人らしい。それがどれだけ崇高な目的であろうと、短絡的なやり方で解決しようとしたところが、若いとしか言いようがない。自分自身で自分のしたことを完全に納得しているわけじゃないのだから、当然、雷鳴ちゃんを説得できるはずもないですよねぇ。



ネオアンジェリーク Abyss「時の輪舞曲」
ニクスエピソードらしく、厭になるほど背中がむず痒くなるセリフを聞かされた拷問回でした。ニクスさんは不老不死なのか。つまり、長生きしても、羞恥心を覚えるわけではないということですね。燭台でタナトスを追い払おうとしているアンジェリークがプリティでした。
役に立たないジンクス作ったエレンフリートがピンチ!という、(割とどうでもいい)盛り上がりで次回に続きましたが、エレンフリートの本体はメガネらしいので、ひと安心ですね。