「パソコンって絶対有害な電波出てるよね」

と突然、憔悴した様子の同僚に言われた。なぜ今さらそんな基本を?
「昔さあ、変なエプロンとかあったよね」
ああ、あったあった。フィルターとかね。結局、心配することないとかいう結論になったんじゃなかったっけ?
「きっともう、そんなものじゃどうしようもないところまで来て、みんなその話題には触れないようにしてるくらい大変なことになってるんだ。きっとそうだ・・・」
おーい。どーしたー。
天候が不安定だと、人間の精神状態も不安定になってくるもんですねえ。



5月29日分。


今日からマ王!「黒のジェネウス」
今日はちょっと恐怖作画。毎回毎回、作画のバリエーションが豊富な(不安定な)作品です。
猊下の脱出作戦の詳細も聞かずに大シマロン中枢に乗り込んだんですか、コンラートさん。この人の案外考えなしなところが、陛下の名付け親らしいですよね。一方のアーダルベルトさんは、大シマロンの食客だったときに必要なことはちゃんと調べ済みと、意外に堅実な人だったりします。もっとも最終的な敵は、見るからに小悪党なランジールではなく、陛下を助けようとしていた気配もあった、ジェネウスさん。しかも、その素顔は懐かしのキッスメイクした大賢者様のそっくりさん。上様と猊下の合体技(具体的にどういう技だったのかは謎)のせいであっさり倒されたので、何をやりたかったのかよくわかりませんでした。眞魔国のみなさんも、なぜだかジェネウスに事情を尋ねることなく、人質にすることもなく、あっさり逃走してしまったし。上様の攻撃で、競技場周囲の人間があれだけ吹っ飛ばされてたのに、なぜ競技場内の人間が平然としていたのかということが気になったり、ファンファンの余裕ある生活が眩しかったり(商才のある人は羨ましい)、考えなしの陛下と同じく考えなしの弟たちの尻拭いをしてるグウェンダルさんに同情したりしつつ、とりあえず当面の危機は去ったのでした。
しかし、「眞王、帰ってきてるよ」と、本来大ごとである眞王様帰還を、ペットのポチが帰ってきました的カジュアルさでカミングアウトする陛下はどうでしょう?そらもう、あれだけ上を下への大騒ぎがあったんだから、みんな驚きますって。もう少し気を使いましょう。グウェンダルが脳梗塞でも起こしたらどうする気だ。



アリソンとリリア「元戦場に架かる橋」
アリソンたち4人組は、大陸横断列車で優雅にご旅行。もっとも、アリソンのお父さんの死には複雑な事情が絡んでいたことが明らかにされたりして、終戦を迎えたとはいえ、そこで起こった悲劇はまだ近い記憶であり、両国を結ぶ鉄道にも、微かな影がつきまとっているようです。でも、死んだのは本当にアリソンのお父さんなんでしょうか。もしそうだとしても、その背景は、伝えられているものより複雑そうですね。ヴィルは真相を知っているような口ぶりでしたが、ストーク少佐の正体と関係あるのでしょうか。献花するときの、「受け取れっ」がアリソンらしくてよかったです。まだ即位してないからと言って、こんな自由に旅が出来て、フィオナさんは本当に村の人たちに愛されてますね。
珍しいアリソンのドレス姿が可愛らしかったりするのですが、それでもヴィルはアリソンに気がない様子。フィオナはベネディクトさんと一緒の部屋に泊まるほどの仲になってるのにねえ。



図書館戦争「恋ノ情報探索」
図書館も組織の例に洩れず、派閥争いがあるんですね。それに巻き込まれた形の笠原ですが、彼女をバックアップする人たちがたくさんいるのが救いです。朝比奈をさっくり切った柴崎の姿に、溜飲が下がる思いでした。一方、これだけひどいことされても、まだお兄さんのことを嫌いになれない手塚は、いい意味でも悪い意味でも、育ちの良いお坊ちゃんなんでしょうね。そして笠原は、王子様の正体に気づいたようです。鈍い。
しかし、女性より男性の方が身長が低いと、特にそれが上官だと、いろいろ大変なことがあるようです。せっかくの素敵な頭なでなでシーンが笑いに転じてしまうのは、誠にお気の毒でした。



紅 kure-nai「貴方と私と」
九鳳院は近親相姦の上、名目上の母親は政略結婚で決まるらしいです。なんか変です九鳳院。というか、明らかに異常です。これだけ衝撃的な事情を聞かされて、紫を守れるかどうかも自信がない状態で、それでも危険を冒してまで、最後に闇絵さん環さんとの別れまで紫に与えようとする真九郎。ただ紫を九鳳院から解放するだけじゃなく、人間らしい、普通の生活も味あわせてあげたいと思うその覚悟が伝わってきました(しかし、焼肉までするか?そこまで寛がんでも)。
この年で、死んだ人はもういない、と言い切れる紫ちゃんは本当にオトナだなあ。生来の賢さだけでなく、そうならざるを得ない境遇だったのだと思うと切ないです。だから、兄の前で人が変わったように委縮している姿が痛々しかった。一体何様なんだこの兄?こんなんばかりなのか、九鳳院の男。



5月23日分。


ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜「イレブンナイン」
このタイトルは、どういう意味なんでしょうか?
橋が崩れたもんで、塔頂者たちはいい感じにパーティシャッフルへとなだれ込みました。ニーバに心酔しているファティナとジルの相性は最悪。ファティナは相変わらずジルを新入り扱いで、罵りまくり(最後はちょっと見直していたけど)。対するニーバとカーヤのコンビは、お互い好悪の感情がゼロなもので、ビジネスライクに道を切り拓き、さくさく進みます。ウトゥ、カリーはク―パと遭遇したおかげで、おいしいお食事でアットホームな雰囲気になっている一方で、自堕落なメルトと生真面目なエタナのコンビは微妙な空気ですねえ。アーメイとケルブが一緒になったおかげで、アーメイが元ケルブの部下で、ウルク軍にいたことが明らかにされました。そして、前回の塔頂で大切な人を亡くしたことも。実際、多かれ少なかれ、シャッフルのおかげで、それぞれの背景がちらっと見えてきました。ジルは敵前逃亡したとされる父の汚名を晴らすため、一生懸命になってたんですね。しかし、貧しい故郷を豊かにするために塔を目指したというカリーの背景が明らかにされたのは、カリーがパズズの毒牙にかかった結果であった・・・。
って、えええええっ!!こんなに簡単に脱落ですか?本当にカリー死んじゃったんですか?ニーバの指示で死んだふりしてたりとか、実はパズズの仲間で死んだふりしてるとかなしですか?こんな風にして、これからニーバのパーティのメンツが次々にいなくなって、最後にその魂ひとからげにして、ジルが敵に向かって投げつけたりするんですか?
ニーバがまた意味深なこと言ってました。この人は一体何をどこまで知ってるんでしょう?そして、ジルが出会う三度の裏切りのうちのひとりが、カーヤになるんでしょうか?これまでの彼女の行動を考えると、それが絶対にないと言いきれないのがつらいところ(また仮病とか)。



マクロスFRONTIER「フレンドリーファイア」
アルト姫はもともとお子様ですが、大人に見えるミシェルでさえもまだまだ若い。ミシェルのお姉さんの過去話がずいぶん生々しくて、確かにこれはトラウマになるわ、という内容ですが、そうやってミシェルが我を忘れてアルトとケンカしだすと、気の毒なのはルカくん。前回に引き続き、ルカくん受難の回でした。
そういや、クランはミシェルと幼馴染なんだっけ。ゼントラーディの女のビンタは、洒落になりませんね。素手でVFを破壊しそうだ。それでもクランは可愛いです。一方、謎の宇宙人は艦内に潜り込んだり、宇宙空間で戦ったり、何でこんなに出入り自由なんだろう。テレポートでもできるんだろうか?