この間、会社帰りに小学生の集団に出くわしました。

私が小学生の頃は、21時過ぎなんて、TV見ながら鼻ほじってた時間帯だったことを考えると、昨今のお子さんたちは大変だ。
しかも、私の後ろの二人組が大声で歌い出したのは、ヤッターマンの歌ではありませんか。
ほんのちょっとだけ、記憶の彼方の光景に、タイムスリップしたような気分になりました。
って、駅に着くまでエンドレスで歌うのはやめてくれ。



5月17日分。


PERSONA - trinity soul - 「おもいで」
署長の部屋のカオスを前に途方に暮れてる伊藤さんに同情。
洵が結祈であることに気づいた慎。慎が、結祈と洵がふたりでひとりであることを当たり前のように受け入れてくれたから、結祈たちも一緒にいることができた。そう告白する結祈は、洵と同様、慎を兄として慕ってはいるものの、彼女の場合、もう少し違う感情も芽生えていたようです。叶鳴に慎のことを尋ねる結祈の口調には、慎を異性として見ている様子がうかがえましたし、慎と結祈が並んで歩く姿は、初々しいカップルのようにも見えました。すれ違いの恋人たちを巡り合わせてあげることで、結祈は自分が叶えられない分の幸せを託したように思えます。洵もまた謎の少女に惹かれ、それぞれ自我が芽生えてしまったふたりは、もうこれまでのように一緒の体を共有することはできないのかもしれないですね。洵がたどり着いた穏やかな世界こそが、くじらの世界なんでしょうか?そして、行方不明になった人々もまた、この世界で浮世を忘れて暮らしているのでしょうか?諒は、この世界にたどり着きたいと思っていたんだろうか?
謎の少女はてっきり山咲さんの別の姿なんだと思ってたけど、稀也の娘だったんですね。つまり、叶鳴たちが育った施設が、稀也の実験場だったということでしょうか。



狂乱家族日記「狂気の博士と宴の二幕」
凶華様の前説から始まるゴージャス構成。自分をさらった奴の話を真剣に聞いてあげる優歌ちゃんが相変わらず泣かせてくれる子です。家族たちは彼女の救出に一生懸命なんですが、凶華様と千花ちゃんのウエイトレス姿が可愛らしいのに比べて、凰火さんと帝架さんがあまりにも無残な姿なせいか、より必死さが伝わってきます。
結局、優歌をさらった猿渡博士は、偶然にも雹霞を作った人たちのうちのひとりでした(非常識な科学力を考えると、偶然でもないか)。乱崎家のみんなはそれぞれこの世の枠からはみ出した、どこにも属することができなかった存在。だから彼らは、乱崎家という自分たちに許された場所を、当たり前に受け入れることができ、今はそれを守ろうと必死になっている。それは、理性的に振舞おうとしている凰火も同様で、役に立たなかったけど、ちゃんと最後はお父さんしてました。
しかし、今回はなんと言っても月香さんですよ。なんですかこの乙姫さまみたいな人。いやまあ、もともと威厳のある声でしたが、まさかクラゲからこんなん出てくると思わないじゃないですか。みなさんの記憶を奪って家まで送り届けてと、実は凶華様より強かったりしますか?ボサノバ調のEDもスタイリッシュで、単なる寿司好きクラゲを超えた存在感がありました。こうして見ると、凰火さんの存在感が一番薄いんですが、父親って得てしてそういうもんですよね。



あまつき「暁降ち」
女の子に優しくできない男に生きる価値はないよ。と言うセリフに、鴇時くんの好感度ぐんぐんアップ。
鴇時の思い出の中の男性はお父さんなんでしょうか。彼のこの特異な性格は、父の影響なんでしょうかね?どうも、銀朱の呪いは、白紙の者にもどうしようもない類のものらしい。呪いを解くということは、銀朱を殺すということになるからなんでしょうか。それ以上に、呪い自体が何らかの意味を持っているから変えられないとか?なんだか先が見える割には、随分曖昧な物言いですが、銀朱は何をするつもりなのでしょう?それよりも平八は無事ですか?提供絵で出したら、完全に死んだみたいじゃないですか。数少ない気のいい普通人なのに、やめてくださいよ。



ブラスレイター「憎悪の果てに」
マレクへの裏切りを恥じ、もう二度と彼との仲を修復できないだろうと思い込んだヨハンは、とうとう最悪の道を選んでしまいました。その結果、マレクはゲルトが陥った絶望へと導かれることになる。不幸の連鎖はノンストップ。あのいじめっ子たちの末路は、決まったようなものかな。ジョセフはまた何もすることができないのかなあ。本当に主人公なのか、この男。
ついにアマンダはマレクの気持ちを理解することはできなかったけど、彼女を責めるのも酷かもしれない。彼女は彼女ができる範囲で必死になってたわけですから。



仮面のメイドガイ「なえかの剣 鞍馬山修行編」
なんでこんな熊並み女子高生がいるんですか?その熊を刺激してしまったなえかさん、何度目かの自業自得。この子はどんだけ地雷踏みまくって生きているんだろう?今まで後ろから刺されなかったことが不思議なくらいだ。剣道部員とコガラシに踊らされたとはいえ、数々の人外な修行スポットを乗り越える根性は見上げたものなんで、あと必要なのは学習能力だけだ。と言っても、なえかちゃんの教育係になってるコガラシが、そもそも学習能力のない人だからなあ。フブキさんも、ここ数回の動きを見る限り、案外頼りないんじゃないかと思えてきた(とりあえず、ナチュラルにご主人を足蹴にしないように)。
まあ、前回はなえかちゃんのせいでフブキさんがお気の毒だった分、今回はなえかちゃんが可哀そうなことになっているということで、不幸の当番制ですね。



二十面相の娘「現世の夢」
これだけ大掛かりな事件を起こしているのに、集団で移動して怪しまれない時代なんでしょうか。検問とかはナッシングですか?と官憲の心配ばかりしていたら、虎にまんまとやられました。アンジーもやっぱり虎の仲間だったんですね。次々に奪われていくチコの家族たち。ハンスや船長まで、あっという間に退場していく展開には、悲しいというよりも唖然としました。無愛想にチコに接していたムタさんも、チコをかばって笑顔で逝き、二十面相までチコを守って炎の中に消えていく。これは辛いだろうなあ。その上、たまたま一緒に列車に乗ったのが叔母さんの雇った探偵だったという、悪魔的な不運に見舞われるし、彼女の前途が危ぶまれます。 またあの地獄に逆戻りとかないですよね?



純情ロマンチカ「禍転じて福となす」
こういうのって、男女ならよくある修羅場ですよね。女性が年上のカップルとか。そう考えるとこの話って、普通の男女シチュエーションばかり出てきて、案外、男同士ならではの恋愛シチュエーションとかないような。
と言ったら、相方に「いわゆるBL ATフィールドってやつです」と言われた。つまり、ホモの周りはみんなホモで、男同士の恋愛が普通に受け入れられる環境なので、成立する恋愛も普通恋愛と変わらないんだそうだ。勉強になるなあ。
まあ、しかし大学図書室ではいかんですよ。どんな後始末だったのかわからんですが、上條は、一生この教授に頭上がんないだろうなあ。