TV番組表ってなんの価値もないよね。

あやうく二十面相の娘を録り逃すところで、放送時間変更スレ見て救われた。
あのスレで情報落としてくれてる人々には、各局共同で菓子折りくらい送っても罰は当たらんだろうと思います。
ヲタクをなめんなよ、TV局。



5月15日分。


今日からマ王!「宴の夜に」
今期マ王で初めて、作画がよいかもしれないと思った。なんですかこれは?サラレギー様マジック?
そんなこんなで、ついにサラレギー様の出番ですが、原作とはまったく違う登場の仕方で、「風呂はいいねえ」のシーンがなかったら、石田彰使ってる意味がないのでは?とは思ったものの、パロティ部分は根こそぎ根絶やしがNHKクオリティだからしょうがないか。だがしかし、まさか陛下に王子様扱いされるキャラになるとは思わなかった。原作ではもうちょっと駄々っ子キャラのイメージがあるんですが、これから原作に近くなっていくのか。それとも、ジュリアさんみたいにアニメ版ではキャラが違ってくるのか。そして、原作でも顔出ししていないはずのアラゾン様は、ラスボスとなるのか。先が楽しみになってきました。
しかしですねえ、陛下。とても可愛らしいんですけど、誰ですかあなた?完全に別人新キャラになってますよ。その割には声が普通に男なんで誰も不審に・・・思わないんだろうな、この世界は。とりあえず、まったく手を加えてなくても普通に女の子に見えるプーのことを気の毒に思うべきなのかもしれない。プーを小脇に抱えて逃走するアーダルベルトがいい感じ。そして、陛下の気配を感じちゃってるコンラートさんのニュータイプぶりに乾杯。
白いカラス猊下の作った秘密結社で、ジェネウスさんは猊下でした。猊下も長い人生で色々やってますね。その割には、猊下一行の変装が単なる仮装になってるのは、人生長くても身につかないことはあるってことですね。
今日の豆知識:カラスのの鳴き声はグーグー。



アリソンとリリア「託された者たち」
街中を飛行機で突っ切るアリソンさん。無謀ですが男前です。
フィオナは本物の王女様ではなかったというびっくり情報をいきなり開示され、さすがのベネディクトさんもびっくりしたので、お返しにアリソンたちが本物の英雄だと告白。飛行機の中で互いの正体カミングアウトと告白合戦。って、操縦桿、操縦桿。ベネディクトさん、少しは操縦に気を使おうよ。いい雰囲気になりそうだとは思ったけど、まさかこんな急激に接近するとは思ってなかった。それはもう、長年ヴィルの気を引こうと苦労しているのに、ちっとも報われないアリソンが荒れるのも無理はない。
独立反対を唱える議員の前で王女を紹介するベネディクト。王女を認めないという議員。しかし、なんでフィオナが身代わりやってるのか?フィオナは何者で、何のためにこんなことをやっているのか?




図書館戦争「図書隊ハ発砲セズ」
笠原と小牧教官という珍しい組み合わせ(小牧さんは、本当にいつも笑ってるなあ)。小牧が語る堂上との昔話が、自分にも跳ね返ってくることをあらかじめ察知する笠原は、己をよく知っています。小牧は、堂上の中に自分にないものを見て、それをフォローするような立場にいて、その成長を見てきたからこそ、笠原と一緒に行動することで、再び若いころの堂上に会えたような気分になって、嬉しくなっちゃったんでしょうね。笠原と柴崎も似たような関係で、だから柴崎は笠原をフォローしつつ彼女を眩しく見ているのかもしれない。そして手塚くん、君は実はこういうときにこそ使える男だったんだね。コネを。誰にも言わずにさらっとやっちゃうところがまた憎い(彼の性格から考えて、コネ使ったなんて言えないだろうけど)。
しかし、市街地で発砲権はないのか。そして、住民からのクレームで戦闘は終了するんだ。ゲームのように制約のある戦いは、たしかに外野から見て馬鹿げたシチュエーションですね。まあ、どうせ戦争やるなら、少しでも理性が残っている戦争の方がいいですけどね。



紅 kure-nai「女」
真九郎さん、いつの間にかロリコンのレッテル貼られてますよ。紫本人にまで。どこまでも気の毒な男子だ。
紫ちゃん、環さんの学校に行く、という話なんですが・・・環さん環さん。幼い紫ちゃんの前で、醜い女の修羅場を見せてしまうのはどうだ?子供に何を教えてるんだ?冷静に男を分析する目を持ちながら、理性で行動できない女性の矛盾した姿を見せてどうしようってんだ?いやあんた、いくら紫ちゃんができた子だからって、ライバルに対する防御壁に使うってどうよ?ああ、環さんもやっぱり五月雨荘の女ですね。常識はずれてます。そして、そんな環さんを気遣ってあげてる紫ちゃんに涙です。環さんが言うとおり、誰よりもいい女だよ紫ちゃん。だから、夕乃の存在に不安を覚えてなくていいから。今からそんな男女関係に思いをめぐらせなくていいから。
という人間関係など、九鳳院の因習に満ちた狂気の空気に比べれば何のことないのかもしれない。とうとう蓮杖が紫ちゃんの居場所を突き止めました。この男に生涯振り回され続けた蒼樹が可哀そうなのはもちろんとして、性格に問題ありまくりの和子でさえ気の毒になってくる。とことん身勝手な蓮杖に、誰かひと泡吹かせてやってください。だから弥生さん、携帯占いとかやってる場合じゃなくて。さみしいのはわかりますけどね・・・



5月9日分。


ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜「片羽と踊れ」
冒険と言ったらドラゴンですがな、と、前回に引き続き、お約束の設定を持ってきたお話。なぜかドラゴンを目の前にしても、竜殺しのニーバさんは動かないんで、焦れたジルはケルブに協力を直談判。エトナさんがチャンスをくれたんで塔頂者を集めようとするが、何しろ直球勝負なので誰も協力するわきゃない。そこで、カーヤの意味不明の理屈になんとなく説得されて立ち上がった仲間たち。カーヤは胸の力で、アーメイはギャンブルで仲間を集める。極めつけは、通販番組さながらに、ドラゴンの使い道をまくしたてるマーフィク―パ。見て。見て。と言わんばかりに、ドラゴンを手に入れた輝かしき未来を聴衆の脳内に展開して見せる稀代の詐欺師。使えるなあ、ジルの仲間たち(あれ?メルト?)。
結局、みんなの協力と、なぜいまさら?のタイミングでニーバがドラゴンの弱点を教えてくれたおかげで、見事ドラゴン退治に成功。ニーバはすっかり英雄です。なのに、もらった金はすべてエトナに返すとは、欲がないなあ。真っ正直に正義を貫くジルと、それを実践面でフォローする仲間たちという組み合わせが、ナイスバランスですね。
しかし、ニーバが何を考えてるのかわからん。ニーバにとりついてる幽霊もよくわからん。



マクロスFRONTIER「ファースト・アタック」
アニメTVで、May'nのインタビューを見て、随分キャリアの浅い新人さんなんだと驚きました。第一話でやった、シェリルがアルトに抱かれて歌う演出を、自分でもやってみたいそうです(確かに、あれは印象的ですよねえ)。そして、今回のような構成だと、楽曲の良さと彼女の歌いこなしっぷりが輝いてます。「射手座☆午後九時Don’t be lateオリコン三位も無理はない(トライアングラーも三位でしたっけ)。サビの飛翔感とVFの攻撃のシンクロぶりは、実に美しいマリアージュ。VFにはできない規模でのクォーターの活躍もクライマックスを盛り上げてくれました。
バジュラを生み出した謎の敵のひとりらしい新キャラも気になりましたが、やはりお楽しみ回になりそうな次回の展開の方に気持ちがいってしまいます。