今期ドラマ。

アニメが忙しくてあまり手が回りませんが、見続けるとしたらパズルとキミ犯人じゃないよねのテレ朝二本だろう。
何気に、おせんが気になってます。美味しそうで。



4月15日分。


RD 潜脳調査室「少女」
ミナモちゃんの幼少時の思い出から、波留さんに出会う第一話の場面までをたどったミナモちゃんスペシャル。少々口うるさいが、完璧な朝食フルコース作ってくれるお兄ちゃんが一緒というのは羨ましい。どうやら彼女は大自然とお話ができる不思議少女らしく、電脳世界での波留の行動を、現実世界からサポートしていく存在になりそうです。
ふたりの力で風力発電機が復活する場面まで、せっかく過剰なBGMで盛り上げたんだから、海からの風が風車へと到達するシーンは、風がミナモちゃんを回り込むくらいもう少しドラマちっくな演出でもよかったんじゃないだろうかと思います。



秘密〜The Revelation〜「トップシークレット(前編)」
どうやら第一話はアニメオリジナルだったらしく、原作ファンを不機嫌にさせた模様です。ネウロといい、どうして余計なことするかなあ。どうりで、一話にしては薄い物語だったはずだ。ツカミで掴もうとしないでどうする。
大統領が簡単に暗殺される状況がかなり不自然でしたが、それでもこの仕事に対する青木くんの戸惑いなんかが描かれていたせいか、一話よりは興味を引かれる内容でした。死んだ瞬間の衝撃的な記憶を覗くだけでなく、数日に遡って死者の行動をたどったりする、案外地味な作業だったんですね、この仕事。青木くんが英語の読唇術もOKというのに感心した。



4月16日分。


クリスタル ブレイズ「EPISPDE・02」
ガラス少女にはサラという名前が付けられました。終わり。す、進まない・・・。大筋としては、秘密結社とか政府機関あたりが秘密の実験でガラス人間を作り出して何か企んでいるとかでしょうから、後はそれをいかに興味深く、独自の捻りを入れて見せられるかということに尽きるわけです。がしかし、映像は問題外として、今のところキャラクターが薄くてセリフにもセンスがないので、その過程に興味を抱かせるところまで持っていけておりません。



4月17日分。


今日からマ王!「マ王の決意」
シーズンに必ず一話は入る、マ王名物ナイフ拾い。コメディ要素として扱われていたこのシークエンスが、これほど重い空気の中で展開されたことがかつてあったであろうか?原作準拠の第一シーズンの場面もよかったが、個人的には第二シーズンの畳みかけるようなコミカルな展開が好きだっただけに、今回の扱いはちょっと残念。今シーズン初の上様登場でも、陛下が押えちゃったので、上様名物すちゃらか口上がなかったのが寂しい。唯一、上様が出てくるたびにすっ飛ばされてるコンラートさんだけが、お約束を果たしてくれました。楽隠居した眞王様と猊下がのんびり寛いでるせいで、眞王廟はいつの間にかお茶の間気分。陛下のためにフォンビーレフェルト卿の夢枕に立ったりして、イイ奴化がエスカレートしている眞王様は、これからタキシード仮面ポジションになっていくのだろうか?
そして、最後になって突然作画が崩壊したのはなぜなのだろうか?



アリソンとリリアワルターの戦い」
敵地に乗り込んでも堂々としてるアリソンさんの、とんでもない度胸のよさのせいか、囚われのおじいさんへの到達は、思ったより簡単に成功。しかし、おじいさんは、アリソンたちに未来の平和を託して、仲間たちのいる場所へと旅立ってしまわれました。おじいさん、カッコよかったなあ。彼が畏怖した「宝」というものが何なのかが気になります。



図書館戦争「図書特殊部隊」
正しければ何を言ってもいいというわけじゃない、とは、さすが笑う正論。図書館業務でダメダメな笠原を責める手塚の言葉が正しいと認めてるわけだ。うん、確かに。勢いだけで、苦手分野への努力が足りなかったよね。というか、克服しようと思い付くだけの頭がなかったのかもしれない。もしかして笠原って、本も読まないタイプなのか?まあ、手塚もかなり問題のある性格であるのは間違いない。特にコミュニケーション能力。この告白の仕方はないだろう。
今回は、笠原、柴崎、手塚の新人たちが、それぞれの得意分野を生かして図書を守るクライマックスで盛り上がりました。しかし、本を奪いたいだけなら、本を借り出してそのまま奪うということはできないんだろうか?どうも、良化法と図書館法適用の詳細をきちんと説明してくれてないせいか、そのあたりが理解できてません。



紅 kure-nai「偽者の顔」
紫ちゃん学校探検の巻。紫ちゃんの可愛らしさは天井知らずですね。真九郎が村上さんと意味深な幼馴染会話をしてる一方で、野球部のお兄さんと紫との、違う次元で噛み合ってる会話が絶妙でした。真九郎と紫の電話会話も、噛み合ってるようで噛み合ってない。真九郎と紫がご対面したらしたで、夕乃が加わってるせいで、会話が二重三重にすれ違い、うるさいことこの上ない。取りあえず、真九郎と夕乃が紫と同レベルなのはわかった。
阿呆な学生相手にキレてる紫ちゃんが凛々しいのに比べ、周りの大人たちは情けないよなあ。人のことは言えませんが、小さな子が立ち上がってるんだから、ひとりくらい勇気を出して声を上げようとする人間がいてもおかしくないだろうに。真九郎も、紫を守ることが優先だというのはわかるけど、紫の行動を評価せずに卑屈な姿を見せるだけって、紫の心を守ることをおろそかにしては、真の護衛とは言えないぞ。