『伯爵と妖精』がアニメ化されるそうで・・・

伯妖は、妖精博士のリディアとタラシで悪党のエドガーがくっつきそうでくっつかないので「いい加減くっつかんとしばくぞおらぁ!」という気持ちになりつつ、ちょっとしたサスペンスと宝石の小ネタを楽しむお話。
自分が唯一コバルトで買ってる作品なんですが、どういう形にしろアニメ化は正直微妙。
何しろ、地の文でふたりの気持ちが語られている部分がキモなので、これを抜かすとわけがわからんし、忠実に再現するとかなりウザいことになってしまうという作品ですから。
しかし、この作品までアニメに駆り出されるとは、既存のラノベ総ざらい体制に入ってますね。



3月2日分。


ハヤテのごとく!「ヒナラブ」
ハヤテはまったく。天然でレディキラーの癖に女扱いが苦手という、ややこしい奴です。登場人物の中では、あまりにも常識人でまともすぎるせいで、つい周りの勢いに埋没しがちなヒナギクさんですが、ハヤテとまともに甘ずっぱい青春エピソードをできるのは彼女だけ、という強みを、今回存分に発揮してくれました(え?マリアさん?だってジェネレーションギャップが・・・)。
そして、ヒナギクさんのおこぼれでタイガ坊ちゃんも登場してくれて私としては満足です。うんうん。花吹雪で舞台を盛り上げてる姿も、勝って無邪気に喜んでるタイガ坊ちゃんも可愛いです。それに比べて東宮と来たら。ちゃんと教育しろよセーフティシャッター。ヒムロの方がよっぽど主人を鍛えてるよなあ(こき使ってるだけですけど)。



AYAKASHI「決意」
いきなり町中がアヤカシをめぐって大混乱。「彼」は町の人々をアヤカシの餌にするという大ざっぱなこと考えていたんですねぇ。まあそれはいいとして、パムが死んじゃった?結局、悠さんを守ったのはエイムじゃなくてパムじゃん。彼女は唯一の和みポイントなんだから、実は無事でした、とかにならないかなあ。



獣神演武「帝都錯綜」
賢嘉爛舞に見初められた途端調子こいて皇帝を追い落としている慶狼さん。一度きっぱり見捨てた麟盟を誘う劉煌。男って・・・。その点、苦難の道を選んでまで皇帝についていこうとする侘姫をはじめ女性陣は、相変わらず生き生きとしております。特に、高所恐怖症の虎楊さんを押し切って気球飛ばしてる燕紀さんが素敵。虎楊さん、自分で作っといて「俺のばかー」はないだろう。なんか、虎楊とか鳳星とか、しがらみなく自由にのん気にやってる連中の姿が救いですね。
いつものことながら、慶狼と劉煌の親子の名乗りも、まったくタメも盛り上がりなくさらっとすませました。この作品で力を入れるポイントって一体なんなんだろう?



3月3日分。


GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-「賢い蛇 純真な鳩」
「憎しみは永遠に打ち倒すことはできない」という言葉が、終わりのない双方の陣営の旅の虚しさを物語り、奇しくも今回の作戦の終着点となるトスカの、喜劇にすら通じる過剰な悲劇が、その愚かさを象徴していました。亡くした妹への償いは、旧交を踏みにじっても止めることはできない。何もかも忘れて、狡猾に生きていくことはできないんでしょうね、ジョゼには。



3月4日分。


魔人探偵脳噛ネウロ「女」
龍神様の祟りじゃー、に続いて、魔女の呪いだー、ですか?オリジナルはとことん基本を押さえたドラマを展開したいらしい。というか日本警察がなぜ南米まで出張ってくる?普通に考えると、弥子ちゃんにくっついて歩いてるジャーナリストが殺された女性の遺児で、遺跡発掘してる鎌田が父親なんだろうなあ、と思うのですが、そうなると、弥子の母親が何しにここに来たのかわからないし、そんな単純なことじゃないのかもしれない。
弥子ちゃんの父親を殺した犯人どころか、ネウロが現れた意味まで解き明かそうとする意欲的と言おうか無謀と言おうか余計なことやってるオリジナルは、どうやらオールスターで締めに入るようです。アニメ版ネウロが、大事なHALの事件を粗雑に扱い原作ファンの怒りを買ってまで描きたかった終幕。その行きつく先を大して期待せずに待て!



素敵探偵ラビリンス「遠い絆」
ミミズがキモいなあ・・・。そして、やはり肝心の時に晴嵐は役に立たないなあ・・・。二男も役に立ってないし、ダメだ。信濃家はダメだ。
長男は、一大決心して信濃家から日向家に養子に行ったのに、途中で用無しと言われて自棄になったということだろうか?それで世界を滅ぼしちゃえということなんだろうか?仮にもマユキくんの親父なら、何か納得できる深謀遠慮があってこんなことしてます、というところを見せてほしい。幸太がマユキくんを気遣っていることに和んだ。