かもし中。

mesmerizing2007-12-25

私は玉砕しましたが、ウチの相方があちこち走り回って集めたモネラマグネット。わかりにくいかもしれませんが、オリゼー、セレビシエは少なめで、ボツリナム、O-157密度が高い危険な冷蔵庫の扉になりました。



12月19日分。


DRAGONAUT-THE RESONANCE「強襲-灼熱の使者-」
だから、既存キャラですらまだちゃんと描いてくれてないのに、新キャラを出さないで欲しいなーと。アキラとマキナのコンビは可愛くて好きだけど自由すぎ。ジークリンデも、裏切るなってわざわざクギ刺した割には、裏切ったアキラをあっさり迎えられるところが心が広いと言おうか、こだわりがなさすぎ。自棄になって、ギオとジンをまとめて葬り去ろうとするカズキは、よくまあドラゴノーツに選ばれたものだと感心するくらい短絡的すぎ。と、どいつもこいつも、困ったさんたち。サカキさんが、嫌いじゃない、とか余計なこと言うもんだから、カズキも調子に乗るんだろうなあ。



12月20日分。


もやしもん【最終回】「輝く菌未来」
最初はダメ先輩と思った美郷と川浜が、どんどんいい先輩に見えてくるところが意外なんですよね。それが実感できるシーンといい、直保が自分の未来を真剣に考え直す場面といい、樹先生の思惑や長谷川さんの態度の変化も含めて、このエピソードは実に最終話に相応しいものでした。ただし、直保が菌が見えるようになったシーンは、原作のように菌たちの視点から入った方が好きだったかも。あと、菌たちが自分で食パンをかもすシーンは感涙ものだっただけに、あの時の菌たちの様子は、ぜひ菌劇場でやって欲しかったですね。多分、DVDには入るんだろうなあ。
1クールで終わってしまうのが惜しいくらい、良い出来だったと思います。もうあのOPでノリノリなオリゼーを見れなくなると思うと非常に悲しい。菌たちしか登場しないエピソードもやって欲しかったなあ。次シーズンは絶対あるものと期待してますので、よろしくお願いします。



スカイガールズ音羽、ふたたび」
結構、あっさりでしたね。ワームたちは、音羽を依り代にするということに賭けていたということでしょうか?優希の誘惑を音羽が拒否したらおしまいという、進化した割には結構単純な作戦で簡単に負けてるワームが情けない。最後の方は音羽が完全に主役で、後の4人の見せ場が少なかったのに不満が残りました。せっかく5人でがんばってきたんだから、最後は5人一緒に戦うシーンが欲しかった。後日談にまるまる1話使うという贅沢な構成で、彼女たちにどんな未来を用意してくれるのでしょうか。



12月21日分。


灼眼のシャナII「清秋祭始まる」
気の毒なメガネマンと、キュートなシャナのドロシーがポイントの清秋祭。お騒がせ女フィレスさんがどんどん近付いてくる様子を映像で見るのは感慨深い。というか、原作ではこのシークエンスが不気味さを醸し出しておりましたが、その正体がわかっているせいなのか、描き方のせいなのか、アニメ版では、むしろメルヘンな印象でした。



12月22日分。


ひぐらしのなく頃に解祭囃し編其の拾壱 オシマイ」
園崎家、戦争でもするつもりだったんだろうか?スナイパーだの防弾仕様車だの、園崎家が恐れられてた理由がわかりました。半端な軍隊より怖い。形勢不利と見るや、あっさりと投降する山狗たちがさすがですが、子供たちにしてやられて、ちょっとはプライドが台無しとか思わないんだろうか?まあ、魅音のメンバー紹介に噴き出さなかっただけでもエラかったですよ。だってあれ、絶対ツボに入るでしょう(特に口先の魔術師、前原圭一のところ)。鷹野に関しては、同情すべき点は多々あるものの、彼女が他の世界でやったこと、この世界でやろうとしていたことを考えると、自業自得なのでしょう。組織を利用したからには組織に利用されるのは当たり前のこと。完全敗北で何もかもすべて失った鷹野。それでも梨花が「敗者の出ない世界」と言ったのは、鷹野にも富竹という見捨てないでいてくれる人(鷹野の言葉を借りると、生きていていいよ、と言ってくれる人)がいたということか、鷹野が発症することによって、彼女の理論も証明されたということになるのだろうかと思いましたが、そうではなくて、ラストの展開によって敗者をなかったことにしたということなのでしょうか?つまり、梨花は生き延びることで、時を超えて(?)鷹野の悲惨な運命まで変えることができたということなんでしょうか?それとも、これはまた別の世界で、そこで鷹野を救ったということになるのでしょうか?あるいは、一連の悲劇の最初の分岐点を、悲劇の起こらない方向へと確定したということになるのでしょうか?お子様ランチの旗も、重要なアイテムだったんですね。これだけ見ると、梨花が救われることで、鷹野の人生も真に救われることになるわけで、主人公は圭一や梨花じゃなく、鷹野だったような気もします。でも、どこかで敗者と言えないまでも、損をしている人がいるような気がするのですが。
とにかく、みんなが楽しそうな、誰ひとりわだかまりを抱えていない綿流しの祭、そしてカレンダーをめくってたどりついた7月1日を見せてくれた幸せなEDに感無量でした(神様である羽入が、まだ一緒にいるのはちょっと謎)。しかし、これだけ綺麗に終わったのに、なんで三期もやるんだろう?まだ描いていない部分があるということでしょうか?