UFOはいます。

みんなの心の中に。
くらい言ってよ、しょこたん



12月16日分。


ハヤテのごとく!「危うしハヤテ!機能完全停止!!」
おお、これが噂の姫神くんか。と言っても顔はわかりませんが。この人はずっとこのままなんでしょうか?とにかく、ナギと同レベルの大人気ない執事であったことはよくわかりました。ハヤテと対極のタイプですね。しかし、ハヤテくんが絶不調だと、クラウスさんがまともに有能な執事さんに見えてくるから不思議です。サイボーグ執事の出番はもう終わりですか?



プリズム・アーク「騎士たちの円舞」
人生がかかった勝負の前では、人はとことん醜くなるらしい。プリーシアラブの親衛隊は御本尊の足を引っ張るわ、プリーシアさんは容赦なく他人を蹴散らしあまつさえ必殺技まで繰り出すわ(おかげでプリーシアさんのパンツを拝もう大会に)、先生たちまで大人の余裕をなくしてます。意外なことに、フィーリアちゃんが一番大人だったらしく、プリーシアさんに姫を譲ってくれるという展開に(いい子だねぇ)。魔女なプリーシアさんもセクシーでよかったのですが、やはりこの粗暴な白雪シンデレ姫はプリーシアさんでなくては演じきれないでしょう。結局、プリーシアさんとハヤウェイの公開告白大会になりました。めでたしめでたし。
リッテ先生がスパイだったとはびっくりだが、こんなんでもう最終回という方がもっとびっくりした。マジですか?



獣神演武「北辰記紀
五神闘士というのは取りあえず、みんなで環境破壊する人たちらしい。国の歴史だの、国の未来だの、得がたき友情だの言ってたりする割には、物語のたどり着く先が全力を賭してのシュウマイ争いというところが、頼羅さん曰く「男って」に帰結する所以でしょう。その頼羅さんも、「凄い、バカだけど凄い!」などと賞賛してるんだか罵倒してるんだかわからん驚愕のリアクションしてるあたり、バカどものことは言えません。まともなのは麟盟くらいですか?



12月18日分。


魔人探偵脳噛ネウロ「像」
自分の欲望に忠実な発言を貫き通す石垣くんが清々しい。よく警察官になれたなあ。石垣くんが職務より優先させるホイップ天使ちょこパが気になります。と言っても、今までもそれほど警察が役に立ってたわけでもないので、いなくても大勢に影響はないでしょうね。数少ないネウロさんに対抗できそうなバケモノキャラ、サイくんの健闘に期待します。まあ、どうせネウロさんは食べてるときに隙なんかできないか、隙ができてもなんかすごく強い、とかいう感じでしょうけど。



素敵探偵ラビリンス「プールサイドでドキッ」
マユキくんは二重人格とか霊が取り付いてるとかですか?
季節はずれの水着ネタ。初美さんのメイド風水着にプロ根性を見た(でも多分単なる本人の趣味)。初美さんとさなえさんふたりして、マユキくんそっちのけで保護者争いしてますが、ご本人ドツかれて溺れてますがな。幸太くんはいつものごとく、せっかくの見せ場をすっかりマユキくん人気に奪われて、注目してくれるのは弟だけという寂しい状況ですが、なんだかんだで眼福だったんだからよかったじゃないか。金貨消失の謎が解けて、マユキくんと初美さん、双方気まずくも和やかに終了で、今回は楽しかった。やっぱマユキくんの同級生をもっと出して欲しいです。



ナイトウィザード「さよなら」
柊に弓を向けるくれはの姿に、柊とくれはの幼い頃のクリスマスの思い出が重なります。自分の分のクリスマスケーキをくれはにあげる柊少年の男気に涙が出てきちったよ。この頃はまだ転落人生を歩むなどとは考えてもいなかったに違いない。
エリスを信じ、とことん守ろうとする柊。なんたって、くれはもエリスも世界も全部選ぶ男ですから。魔剣を捨てる柊のバカさ加減にあきれて構えを解くくれは。実は、「よそのウィザードに殺されちゃうくらいならいっそこの手で」とか「腹いせにあんたの恥ずかしい秘密ネットでばらまいてやろうかと」の崖っぷちまで思いつめていたくれはさん。柊の慌て具合から察するに、相当なヒミツを握っているに違いない。これは一生尻に敷かれるな。
一方、和やかな絶対零度の空気が漂うアンゼロットさんとベルさんの会見場。「長生きしすぎてモウロクした?」と、柊だったらミンチにされているようなセリフをさらっと口にだすあたり、ベルさんはさすがに容赦なし。今回の騒動の陰にいるのはゲイザー→シャイマールを復活させて世界を滅ぼすことが目的→誰か協力者がいる。という、ベルさんリオンさんの実にもっともな指摘に、キリヒトの存在に思い当たるアンゼロット。その頃キリヒトは、用無しになったくれはを刺しちゃってますよこらぁ。
キリヒトくんの言い分:これまで守護者たちの長、ゲイザーとして世界を観測してきましたが、絶望した!世界に絶望した!まあそんなわけで、ホントは世界に干渉しちゃいけないんですが、エリスというシャイマールの器を用意しただけで直接手を下したわけではないので、ぎりぎりセーフでしょう。
それはズルだぞ。ていうか、あんたがあしながおじさんか?シャイマールを覚醒に導く絶望を与えるためとはいえ、わざわざあしながおじさん設定を用意して、自分をキャスティングするあたり、案外ロマンチストさんだな、こいつう。
などと柊が思うはずもなく、くれはの命を奪いエリスの心を傷つけられ、怒りのままに剣を向けるが、最強大魔神に敵うはずもなし。エリスもまた、すべてが自分のせいだと言われて、絶望と虚無に覚醒する。「ハッピーバーステー、シャイマール!」(ちょっとこの浮かれキリヒト好きかも)。祝福とともに、宝玉がエリスをさなぎのように包み込み、モスラ化したエリスが世界の破壊を始める。アンゼロットの懇願にも、ゲイザー=キリヒトは嘲笑を返す。「世界を救うためだよ。このできそこないの世界は誰にも救えない。だからいったん壊して最初からやり直すんだ」あんたはガンコ職人か。
てなこって、アンゼロットとベルの会話、柊たちの場面がカットバックして徐々に明かされていくキリヒトの正体は、協力者だと思ってた好青年が実は犯人だったという衝撃の火サス・スタイル。いやしかし、ベルもながら見の視聴者ですらうすうす感じていた真実にやたらショック受けてるアンゼロットさん、ちょっとカッコ悪い。
そして次回。「下がる男、柊蓮司。お前にできることなど何もない」「エリスも世界も、俺が守る!」
下がる男に期待してよいですよね?くれはもエリスも世界も救ってくれますよね?あんたはやればできるコなんだから。