母親というものは予想の斜め上をいくものです。

我が母、絶賛滞在中ですが、外出用にパスモを渡したら、見事改札機に突っ込んでスタックさせました。
「するっ、と入っちゃって。てへっ」
嘘吐け!自分もやりかけたことがあるが、かならず入り口で入らなくて気づくぞ!規格的に絶対するっ、とは入らないぞ!あなた、改札機の抗議を力技でシカトしただけでしょう。どんだけ力があるんですか?
いえまあ、元気でなによりということで。



11月25日分。


ハヤテのごとく!「必見!ナウなヤングのための最新オシャレデートスポット完全ガイド2007秋」
いまどき原宿デートってナウなヤング的にアリですか?マリアさんは太古の原宿通。実は、桂先生と同年代なのかもしれない。年の割には地味な生活を送るふたりのドキドキデートと、珍しいマリアさんの私服(水銀燈コスプレも)が楽しいエピソードでした。素敵なアニキを受け止めるのはキツいよなあ。ワタルくんとサキちゃんコンビは好きですが、これって執事通信になってないような・・・



プリズム・アーク「彷徨う騎士たち」
プリーシアさん、それ誤解誤解。あのノーテンキ世渡り上手男が死ぬわけないじゃん。誤解でショックを受けて彷徨うプリーシアさんを助けようとしたご学友は自爆しましたが(やたら長い名前の技を使う奴は自爆タイプであるというのは定石)、謎の女性に助けられました。一方、親衛隊はプリーシア様探し。どんなに情熱が暴走しても、トイレの個室を無理やり開けるのはのはやめた方がいいと、誰か止める奴はおらんのか。というか、神楽は最近、ちっともプリーシアの護衛になってないような・・・。これまで周りのキャラが濃すぎて埋もれていたプリーシアさんですが、今回はいつものタカビーなお姫様態度ながらも、一途さや意外と面倒見のよい一面も見せてくれて、好印象。
次回予告、テレサさんの混乱ぶりが伝わってきました。



獣神演武「渓谷に木霊するは・・・」
渓谷に木霊するは断末魔の叫び。
大丈夫なのかこいつら。破軍だの五神闘士だのは何かの間違いじゃないんですか?鳳星が魂抜けた状態なのはしょうがないとして、ひとりは夕食の食材の小動物1つ捕まえられないし、ひとりはお隣さん家行くのに地球一周するタイプだし、残りのひとりにいたっては、仲間たちを殺る気満々ですよ。頼羅さん、多分あなたのお父さんは、ひとり娘を奪っていく未来の婿を葬り去るつもりだったんだと思いますよ。鳳星も、いくら呆けてたって、好きな子の手作り料理だからって、そんな放射性物質にいちいち律儀に箸を付けるこたない。もっとも、そのおかげで彼岸の師匠とチャネリングして、復活することができたのかもしれない。そう考えると、数々のバイオハザードメニューも、実は頼羅の深謀遠慮であったと見るべきか(なこたない)。劉煌が戻る出口がわかんなくなった場面は妙に納得しました。よくあるよなあ、こういこと。
ベタな展開をひたすら重ね続ける内容でしたが、どんどんエスカレートしていく各キャラの行動パターンに吹き出しまくりでした。今回は、今のところこの作品のベストエピソード。この調子でがんばってください。



11月27日分。


逆境無頼カイジ「回生」
とうとう仲間ふたりともに裏切られたカイジですが、ここまで堕ちてもまだ道を見つけるところが凄い。人間、みっともなくても全力でもがいたもん勝ちということですね。カイジはここから胴元に復讐していくことになるんだろうか?



魔人探偵脳噛ネウロ「締」
人気歌手に握手を求める吾代くんの意外なプリティぶりにびっくり。アヤの歌に感銘を受けるということは、彼も世界でひとりきり感を味わってたんですね。泣かせますね。でも、その悪人ヅラでその勢いで迫られたら普通人だったら心臓止まると思いますので気をつけましょう。今回のネウロのポケット発、イビルストリンガーはなかなか面白い機能のアイテムでしたが、容疑者がこれだけ暴れまくってるのにぼーっと見てる刑事ふたりはどうかと思います。珍しく続きもので、アヤさんの正体が気になってたところで、あっさり正体が割れました。そうか、頭脳は大人だったのか。犯人はお前だ!を楽しみにしてます。



素敵探偵ラビリンス「許されざる罪」
だから、どうやって大の男を女が運ぶんですか?バイオリニストは実はとっても力持ちですか?アクション部隊は音楽の才能まで奪えるんですか?まあ、これは推理を楽しむものではないというのは重々承知なんですけどね。じゃあ何を楽しむのかっていうと、マユキ様と晴嵐の怪しい関係じゃなくて、お子様たちの冒険物語でしょう。というわけで、また双子とかみのりちゃんたちとかが活躍する話をぜひ。



ナイトウィザードパンドラの匣〜ベル対アンゼロット〜」
寝言は「俺を学校に行かせろぉー」。登校時は「朝から平和に登校できるってのが一番の幸せだぜ!」泣けてこね?笑っちゃってる場合じゃないですよエリスさん。しかし、くれはさんと灯さんは、柊に余計な気を遣わない間柄のせいか、卒業できないだの追試の結果だののNGワードを連発。柊のビジュアルが不吉な影に埋もれそうになったとき、地獄の使者ぼくらの味方、アンゼロットさんがどこからともなく現れる。いつもの二択を迫られる前に、渾身の力で「ノォォォーーーッ」と叫んだ柊は完全無視の方向で、アンゼロットさんはウィザードプラスワンのみなさんをお屋敷へとご招待。そこに集まってるのは再登場のドリームとメガネっこウィザード。いよいよ大詰めか!という緊迫した空気よりも、アンゼロットさん家のリビングに並ぶ仮面の肖像画群と、ど真ん中に陣取るラブリーなアンゼロット様胸像の方が気になって話に集中できないのでなんとかしてください。しかもこのお屋敷、土台は宇宙船なので、最後の宝玉「希望」がある土星まではお屋敷ごと移動という、ものぐささんにはもってこいのデザイナーズ屋敷。まさに大船に乗ってます、というオヤジギャグをアンゼロットさんがやりたかっただけじゃないのかという疑惑は置いといて、ついに来ました最終決戦。時々コメントで登場するだけだったぐーたらな蠅の王、ベール=ゼファーも乗り出してきます。柊とエリスが宝玉ゲット部隊、後は防衛のはずですが、ベルとお友達率いるベル部隊にことごとくしてやられてます。ドリームさんたちもあまり活躍してるように見えず、ついに宝玉を手に入れちゃったベルちゃん。大魔王に対するは、柊とくれはのみ。しかし、彼らのバックアップは万全だ!
「柊蓮司、当たらないで・・・」と一応つぶやいてみてから、柊とベルのいる方に向って派手にガンナーズブルームをぶっ放す灯さん。声掛けとかテレパシー飛ばすとかで警告するという無駄はやらないのが乙女のポリシー。よく当たらなかったな柊。結構すごいぞ。その無茶苦茶なチームワークにビビったベルが宝玉を手放し、エリスの手の中へ。しかし、最後の宝玉がブレスレットに収まった途端、異変が起こる。エリスちゃんお得意の「私の光」は、実はフルネーム「すべてを滅ぼす私の光」さんだったらしく、強大な魔力がエリスから溢れだし、土星の衛星をぶっ飛ばす。暴走しそうになったエリスさんは、柊さんに抱き締められて我に返った。
「もしかして私は、パンドラの匣を開けてしまったというの?」
まーたまたアンゼロットさん。わかっててやったくせにぃ。思惑どおりシャイマール様復活おめでとう!これで派手に柊をいたぶれるよねっ☆
いつも益体もないことしか言わないキリヒトさん曰く、エリスの光は真の希望の光なんだって。それは世界を滅亡させて新たに作り直しちゃう希望とか言わないでしょうね?柊のプライベートな不幸話で済んでいるうちは平和だが、人類規模の不幸話へと発展しそうな気配です。重い空気になる前に、ここは一発、柊の追試エピソードでも挟んでクライマックスを盛り上げるというのはいかがでしょうか?