週に二度以上書けば週記ではなく日記になる

を合言葉に、今日もお送りします。



11月4日分。


ぷるるんっ!しずくちゃんあはっ☆「ロゼちゃんの王子様を探して」「アセオ君とヨダレ君のお食事会」
Aパートでは、実はドロロンは泥を洗うと光り輝く存在だったという新事実発覚。実際、しずくちゃんたちよりよっぽど神々しいし、イケメンの定義がエラくこっぴろくなっている昨今では、彼の地味顔も十分和風イケメンとして通じるんじゃないだろうかと思います。なんだかんだいって、ドロロンが一番まともだし。
そしてBパート。アセオくんとヨダレくんの食いしん坊コンビが繰り広げる、食への飽くなき妄執話。楽しみにしていた食事を奪われて怒るのはアリだとしても、その憎悪が友人を食らうというところまでエスカレートするのがしずくちゃん流。いやもうこれ、子供向けじゃないでしょ。子供が夜泣きしますよこの内容。ま、こんなところがしずくちゃん、としみじみ思いました。



ハヤテのごとく!「魔物ハンター、ようこそ伊澄、とナベシン
今日はバトルなしの特別構成。OPまでナベシン仕様で、前半があっという間に過ぎてしまいました。というか、なんで日曜の朝から、ナベシンのプライベート話に付き合わなきゃいかんのだろう、という疑問を抱えつつ、マリアさんの保護欲をかき立てる手際は見事かも・・・(いやいや)。懐かしいはれぶたに感動しつつ、気がつけばナギの存在すっかり忘れてた。いかんいかん。
その分後半は、バイキンマン妖怪とか出てたわりには結構まともでした。とりあえず、伊澄に携帯持たすくらいだったら本人にGPS受信機埋めこんどいた方が確実だと思います。西沢さんは、食べ物ネタでしか出てこないなあ。そして、マリアさんの感性はどこまでも謎だなあ。



プリズム・アーク「騎士たちの試練」
ハヤウェイは家事手伝いに魔法を使って台所を爆破するような男ですが、その男気が評価され、学園では人気急上昇。一方、前回登場した神楽さんは相変わらずかいがいしいが、彼女の差し入れのおにぎりの豪快さは、誰かが修正したげた方がいいと思います。殻ごと入ってるよカニ。カルシウム満載。
フェルのお友達とのエピソードはいい話でしたね。ハヤウェイにペース乱されて迷っていたプリーシアさんも、フェルに触発されたハヤウェイの言葉で、迷いを振り切りました。そして、ハヤウェイの魅力に抵抗することも諦めました。はい。プリーシアさん、デレの始まりいっちょあがり。ついでに、必殺技グローラッシュの進化形がミラージュラッシュってことまで決まりました。
「学生にとって学問以外の行動、それすなわち死だ」いや華鈴先生、それはさすがに、学生さんたち可愛そう。



獣神演武「病みし帝国」
先週録画を失敗した割には、予想通り話はそれほど進んでないようで、仲間がひとり加わったというだけらしい。
相変わらずテンプレートの話が続く中、生活苦のための窃盗は正当化されるか否か、という議論が展開されたんで、これを広げてくれるのかと期待したら、最後までその点には触れることなく、宙ぶらりんのままにしてしまいやがった。劉煌と鳳星のキャラを対比させるためのエピソードでしょうが、中途半端な印象が残りました。饅頭を台無しにされた岱燈のショックの引っ張り方とか、オカマの対戦相手の譲り合いなんかはよかったんですけど



11月6日分。


逆境無頼カイジ「興亡」
まだいたんか船井。船井に裏切られたことがきっかけで仲間を得、一発逆転の道を歩んできたカイジ。そこに、船井が仲間を裏切るオイシイ話を持ちかけるとは、なんとも皮肉な状況です。それでも仲間を信じる道を選んだカイジさんの決断は立派。しかし、船井はさらに卑怯な手を使ってきた。なんか船井、無茶苦茶ムカつくんだけど、でもこいつの言うこと説得力あるんだよなあ。これだけ抜け目のない奴なのに、なんでこんなとこまで落ちてきてるんだろうなあ。



魔人探偵脳噛ネウロ「髪」
弥子ちゃんってば、すっかりあかねちゃんと仲良しです。ネウロさんのおかげで、あかねちゃんもお外に出かけられるようになったので、弥子と合体してサラツヤ髪美少女に変身(女性の憧れ、誰もが振り返るサラツヤ髪が得られるんなら、ワタクシもあかねちゃんと合体したいです)。いい子だね、あかねちゃんは、って弥子は言いますが、あんたの方がよっぽどいい子だよ、と言いたい。普通にあかねちゃんとお友達できるんですから。大体、あのネウロに殺意を抱かずにいられるってだけで、超絶良い子に違いない。
今回の犯人は、動物シリーズから、いきなり神になりました。髪だから神で髪の神とはまた、脱力もののハイジャンプで、思わず感心してしまいました。いや、今回も楽しかったです。しかし、美容師復活はないだろう。連続殺人犯ですよ?それ。



素敵探偵ラビリンス「謀略の鉄路」
なるほど、七郎さんは列車ごと動いたと。そんな大がかりなことやってたとは、すっかり騙されちゃいました。これなら七郎さんの顔がわからなくてもいいということですね。七郎さんが最後尾まで動かなかったらどうすんじゃい。そのまま倒れるかもしれないじゃん、とは思ったものの、久しぶりに謎解きらしいことやってくれて、タイトルにふさわしい展開だったのでOK。メイドさんとお姉さんがアクション要員だったとは、ちっとも気付かなかったので驚きましたが、やはりアクション部分はいらんと思うのですよ。



ナイトウィザード「悪夢〜エリス目覚めず〜」
恒例のアンゼロットさん主催の優雅なお茶会も、風雅を解さぬ柊さんには、トイレの芳香剤をしばくのと変わりない。そんなんだから追試も失敗なんだよ。柊さんが「ベストは尽くした」とて、結果が吉とでるわけがあろうか。いやない(反語)。そこに登場したのが、アンゼロットさんに全幅の信頼を置かれる、お茶の味がわかる男、ナイトメアさん。ナイトメアの登場とともに、アンゼロットさんが取り出だしたるは、別口で集められた宝玉。強引に宝玉を触れさせられたエリスさんは、即効爆睡。
アンゼロットさんはびつくりした。しかし、ぐうぜんいあわせたナイトメアさんは、ぐうぜんエリスちゃんのせいしんせかいにはいることができるひとだったのだ。さあみんなでエリスちゃんのせいしんせかいへぼうけんのたびだ!
という、「偶然」の定義についてしばし語り合いたい気分になるアンゼロットさんとナイトメアさんの小芝居に抗議する柊くんを完全無視で、「今のあなたたちなら必ず乗り越えられると私は信じます」という、説得力のなさが心に沁みるアンゼロットさんの言葉に見送られ、みなさんでエリスちゃんの心の中の秘密の小部屋へと落下(下がる男がいるから)。
女の子の夢は、ロマンと希望とお菓子にあふれてる。と言わんばかりに、夢の中のプリティリトルエリスちゃんが逃げる先は、極甘スイーツの世界。期待に違わず、シュークリームに激突する柊さん。しかも、「むやみに突き進むと危険!」と言ってるそばから自らスイーツにけつまづいて彼方へ飛んでくのはナイトメアさん。「ドリーム」口調が気になるが、なかなか二枚目の手錬っぽいじゃないか、と胸をトキめかせたさっきの自分をどこかに埋めてやりたい。張り切ってみなさんを誘導するも、実はナイトメア自身も、どこに向かってるのかさっぱりだったという悲しさ。もう、ダメな子2号で決定。この作品にはこんな男しかおらんのかぁぁぁあっっ!!いえいえ、いました。見た目は子供、頭脳は大人。お子様な外見に老成した発言のキリヒトくんが出てくると、お兄さんお姉さんのバカさ加減がハイライトされ、情けなさも倍増。しかし、期待した割にはキリヒトさん、意味深な言葉を残して去っただけ。何がやりたいんだおまいは。いつも。
一方エリスちゃんは、ついにあしながおじさんに出会う。退廃的な美形のお兄さんとか、シルバーグレーの英国紳士風を想像していた私は、あまりにも普通のおじさんでがっかりしましたが、実はこれ、エリスちゃんが望んだおじさま像だったのです。エリスちゃん、意外と玄人趣味です。しかも、それはおじさまの皮をかぶったエミュレータ。ショックを受けて閉じこもるエリスの心を開くため、柊はナイトメア持参のアンゼロットさん特製、禁断の「下がるお茶」に手を出した。どんな風に下がるのかと思いきや、ちびっこ柊の登場。なんだ、単なるアポトキシンか(アンゼロットさんが黒の組織のボスでもワタシは驚かない)。「とうとう年齢まで下がったのね・・・」柊の姿を見た灯さんの絶望的な声音が物語る、柊のダメっぷりマックス値。ちっさい姿のままで戦う柊は非常に愛らしいものの、いつにもまして役立たず。エリスちゃんが宝玉を我が物としてくれたので、柊もやっと敵を撃破できました。勝利の祝いにドリームから「上がるお茶」をもらって柊復活。「(お茶わたすの)すっかり忘れていたドリーム」とナイトメアは悪びれなく言ってるが、わざとでしょう。さすがアンゼロットさんのマブ。
元の世界に戻って、宝玉5つ目ゲット。残るは後2つだけとは、心配になるくらいのさくさく展開。エリスの夢の中には一体何が?やっぱエリスさんが大魔王だったり?
今回はファンタジーな舞台が大変楽しうございました。あしながおじさんがエリスを連れて行く影絵イメージがよかったなあ。