今期のアニメED。

今期はなぜか、EDに好きな曲が多いのが特徴。一番のお気に入りは、ドラゴノーツのED曲。福井裕佳梨の歌は決して上手いとは言えないけど(というか、下手の部類に入ると思うけど)、変に上手い人に歌われるより、あのほわほわした歌い方が、曲に独特の魅力を与えているような気がします。
その他、しおんの王もやしもん、素敵探偵と、ついついEDに聞き入ってしまう作品が目白押しで、ナイトウィザードにいたってはOPも好きだし、OP、EDともにお気に入りと言えば、前期からのひぐらし電脳コイルもそうだし、バッカーノのEDもいいし、ハヤテの新OPも好きだなあ。と、本編以外でも楽しめる要素があると、それだけで作品に対する好感度がアップしてしまうものだと思うこの頃。



10月31日分。


DRAGONAUT-THE RESONANCE「交錯 -降り出した雨-」
ガーネットの胸がとんでもないボリュームで、あれでよく戦えるなあ、という印象が一番強い話でした。えーと、後はジンとギオがすったもんだありつつもトア探しを再開し、ISDAが世間にドラゴンの存在を公表したというくらいだったかな。キリルさんがなかなか強烈なキャラクターで、要注目であることもわかりました。



11月1日分。


バッカーノ!【最終回】「不死者もそうでない者もひとしなみに人生を謳歌する」
そんな唐突なことやってるからおまいはいつもフラれるんだよ、てな感じのクレアのプロポーズに、ジャグジーとニースの絆、フィーロとエニスのウレシ恥ずかし自己紹介と、あちらこちらで花が咲いて、バッカーノらしい大団円となりましたが、やはりどこまでも場をさらってしまうのはバカップル。最後に彼ららしいハッピーなオチをこの物語につけてくれました。
4冊分の、しかもバッカーノというとんでもなく複雑な人間関係の話を1クール分に収めるという暴挙をやってくれたわけですが、思っていたよりまともに仕上がっていたのは快挙と言えるでしょう。もちろん不満を言わせていただけばたくさんありますよ。ダラスの存在を宙ぶらりんにしないために1932まで入れたんでしょうけど、その分ほかに割くための時間が削られてしまい、無理やり入れた1932も適当にアレンジして処理していたのが哀しい。ラックの見せ場がなくなっていたし(ついでにキースも)、レイチェルのお父さんの話とか、これを外すかあ?という部分がてんこもりでした。一方で、きちんと納めた分に関しては、概ね納得できる結果になってましたし、最終回のバカップルとチェスくんのシーンや、チェスくんとマイザーの再会場面は(アニメ版になっていたけど)、原作同様泣けました。とりあえず、ここまで頑張ってくれたスタッフさん、御苦労さまという感じです。後のエピソードがDVDオンリーというオチさえなきゃ、最高だったんですけどね・・・



もやしもん「あちこち菌祭り」
オリゼーの存在がどれだけ大切かわかりました。オリゼーの出番が少ないと、どうも盛り上がらない。農大生の生態は面白かったんですけどね。ナチュラリストとは程遠いワタクシとしては、かなりきっつい生活でした。どんなに益虫だと言われても、ミミズは嫌です。



スカイガールズ「侵入者」
音羽さんの弟の謎が忘れた頃にやってきた。弟を連れ去って行った光る球は、蛹状態のワームだったんですね。というわけで、成虫となったワームが攻龍艦内に侵入。ワームは巨大な脅威であるというこれまでの概念を覆し、身近な恐怖として迫ってくると、これはこれでかなりコワい。だがしかし、わらわら現れたワームの目当ては音羽さんで、通常なら春が訪れたとも言えるモテモテ状態。でも相手はワーム。なのに、音羽に大人しくついてくるワームが、ちょっと可愛いとか思ってしまいました。ワームはゼロを仲間として認識したらしいのですが、ワームに連れ去られたはずの音羽の弟がゼロに宿っていることと関係があるのでしょう。よくわからんが。ワームの生みの親の少女が現れたので、ワームの謎もいよいよ明らかになるはず。



11月2日分。


灼眼のシャナII 「家族の食卓」
反抗期のお嬢さん相手で、新米お母さんヴィルヘルミナさんは大変。なんとか事態を打開するために、スーパー主婦、坂井千草さんに相談するが、最強のお母さんですらも、坂井家キッチンを破壊され、料理の基本だけ教え込んで換気の特訓には気が回らないほどの、壮絶な経験をしたらしい。しかも、それだけやった結果が、徒と戦ったときよりボロボロな姿のヴィルヘルミナさんとキャベツの姿煮。ヴィルヘルミナさん、あんたどんだけ・・・。でもまあ、シャナに美味しいと言われたときのヴィルヘルミナさんの嬉しそうな、可愛らしい表情を見ると、その努力は十分報われたようです。ちゃんとヴィルヘルミナの不器用な愛情を受け取ったシャナもエラい。
そして、ここで原作の勉強会につなげるわけですね。



11月3日分。


ひぐらしのなく頃に解「祭り囃し編其の四 謀略」
入江さんはお父さんの経験があって、この道に進んだということらしい。誠実な志をもって医師として振る舞おうとする入江が、精一杯鷹野に抵抗しようとする姿が、後の運命を考えると憐れです。一方、鷹野さんは梨花の両親まで殺していたとは、こうなってわかるその鬼畜ぶりに唖然とさせられます。せっかく鷹野を追い落とせたはずなのに、これまで現れなかった影の支援者まで登場して、彼女の悪運の強さは底知らず。こりゃ、梨花が今まで勝てなかったはずだわ。圭一の存在と仲間の団結と、羽入という要素まですべて完璧にそろえて、初めて鷹野の「神」に対抗することができるというわけですね。



しおんの王「鬼手」
いよいよ本格的に将棋の対局を見せられまして、結構ついていけない部分も多かったのですが、紫音ちゃんの勝負に対する姿勢に引き込まれました。しかし、歩さんが男の子なのか女の子なのかよくわからん。男の子だったら女流戦に出られるわけがないと思うものの、どうも紫音ちゃんとの間に流れる空気が、ボーイミーツガールな感じがして混乱。