電車の中のバカップル。

お前が彼女とチチくり合うのに夢中なのはよくわかったが、さっきからお前の肘が私のチチに当たっとるんじゃバカタレ。
何か?私の胸はそんなに存在感ないってか?



10月16日分。


逆境無頼カイジ「勝負」
バランス理論、恐ろしいですね。なんか無意識にこういう考え方しちゃいそうですね。油断すると、あんな風に溺れちゃうもんなんですね。気をつけよう。バランスの悪い持ち札という逆境をチャンスに変えたカイジが素晴らしい。人間追いつめられると、意外な才能を発揮するもんなんですねぇ。



魔人探偵脳噛ネウロ「笑」
新キャラ、死体のあかねちゃん登場!髪とシルエットだけで、新キャラと言ってよいのか悩みますが、なかなかに使える死体らしいです。なんだかんだ言いながら、あっという間に順応して、あかねちゃん扱いしている弥子は、さすがネウロ様の下僕なだけあります。というか、警察、黙って見てないでなんかしろよ、という感じですね、毎回。ゲスト声優のキャイーンが違和感なく演じていてちょっとびっくりでした。



素敵探偵ラビリンス「斜塔の冒険」
マユキくんがモテモテで嫉妬する幸太。しかし、マユキくんは単にマスコット扱いされてるだけで、男として見られてないんですが、それ羨ましいか?モテりゃ何でもいいんですか?一方、必死にヘタレ否定するマユキくんは、ちゃんと意地が見えて好感度大幅アップ。きちんと男の子してるじゃないか。妙に大人びた子だったんで、なんだかほっとしました。夕日の中、廃墟となった東京の姿が奇妙に美しいシーンも印象的。
最後がいきなりな展開で何でしたが、今回の話はよかったなぁ。下手に探偵やらアクションやらに走らない方が面白いんじゃないかな、この作品。



ナイトウィザード「二つの炎〜堕ちてメガラニカ〜」
新たな仲間、灯さんをパーティに加え、ちゃっちゃとゴーレムを片付ける展開の早さが気持ちよし。
「油断すんなよ」とみなさんにトラップへの注意を喚起していながら油断していた柊くんは、入口からトラップ総まくりして帰ってくる小粋な野郎。「何かに触るときはまず柊で試してから」は、パーティの鉄則。エリスちゃん、覚えときましょうね。たったひとりの男性として、騎士としての使命感に目覚めたのか、トラップセンサーの称号を意識したのか、その後もめったやたらにトラップを引き当て、身を挺して女の子たちを守る憎い奴、柊。しまいには、「超若造りのおばはん」と遠く離れた遺跡で呟かれた柊の言葉が、時空の障壁を超え、アンゼロットさんの下へと到達。トラップをトリガーした柊さんの頭上には見事金ダライが着地。なんかもう、何に驚いたらいいのかわからない。アンゼロットさんの呪い?アンゼロットさんとメガラニカ文明の連携技?柊の才能?その後も、柊さんが重しになってエレベータ発動するし、下がる男とかトラップセンサーとかそんな次元じゃない。ここまでくると、魔剣使いなんて単なる余技にしか思えません。エリスの危機に降ってくるのも、常識を超越してトラップの底から天井へと到達した柊さん。さすが、アンゼロットさんお墨付きのダメな子だよなぁ。
一方、エリスさんはまたもやカグヤの中にお弁当ごっそり入れてきてるし(いい嫁さんになるぞおまい)、バトルの最中に授業の復習始めるし、危機感という言葉が居場所を失うほどの豪胆さ。これもまた、ひとつの才能でしょう。しかし、その化学のお勉強が役に立って宝玉ゲット。やはり学校の勉強って大事だよねぇ、というメッセージが込められた、文科省が推薦してもおかしくない作品になってきました。
偽物が現れた灯さんは、仲間を信じるパワーで敵を撃退してましたが、エリスさんが、「灯さんのこと大嫌いなんです!」「ふたりともやっつけちゃってください!」と、やけに生き生きと宣言していたのが気になります。素敵な人間関係になりそうです。
うむ。今回も楽しかった。これは思わぬ拾いものかもしれない。