そろそろ最終回シーズン。

取りあえずドラマですが、今期は結局、毎回見ることができたのは山田太郎ものがたり探偵学園Qのみでした。


ちなみに、本日最終回を迎えた探偵学園に関しては、内容はどうもぱっとしませんでしたが、男の子を美しく撮ることにかけては他の追随を許さない日テレマジックが健在であることを再確認しました。いやホント、日テレのカメラマジックは凄い。相方と協議した結果、これはやはり、早いうちから漫画原作ドラマに力を入れてきた経験によるものだろうという結論に達しました。対照的に、男の子を汚く撮るスペシャリストがフジのドラマですね。というか、フジは女の子の撮り方も上手いとは言えないけど。



9月9日分。


天元突破グレンラガン「忘れるものかこの一分一秒を」
超銀河ダイグレンは飛び立った。到着先は、でっかいニアの全裸映像。隠すべきところには、ちゃんとモザイク。すげぇなアンチスパイラルの科学力!
じゃなくて、跳んでも跳んでもニアの裸という、アンチスパイラルらしい、なんか勘違いしてる感じのサービスです。螺旋王の疑問、なぜ今さらニアを分析する必要があるのか、というのは何らかのヒントでしょうか?人間の間で育ったアンチスパイラルのニアに、新たな発見があったんでしょうか?人型こそ、螺旋力を最大限に発揮させる形なので、グレンは人型なんだよ、というロボットの理由付けもちゃんとやってるところが、勢いある割には妙に理屈っぽいこの作品らしい。
アンチスパイラルの本拠地へとシモンたちを送るため、ニアの下へと行かせるため、見知った顔が次々に消えていきます。最後の闘いだから、こうなるだろうとは覚悟はしていたものの、死の演出があっさりしすぎてるような、展開が駆け足すぎのような気がします。もうちょっと盛り上げてくれてもいいんじゃないかなぁ。グレンラガンだから、最後はきっと最高のハッピーエンドになるだろうとは期待してますが、来週も悲劇が待っていそうでちょっとブルーです。



ハヤテのごとく!「モテすぎて困る苦労はしたこと無いなぁ〜」
普通こういう話って、ヒロインがモテモテじゃないかと思うわけですが、ナギちゃんモテないよねぇ。やっぱ、ハヤテがヒロインなんでしょうか?ラブコメの定石、誤解の嵐が吹き荒れてますので、取りあえず、ハヤテくんはその飛行石を捨てましょう。マリアさん、あなたもそんなとこでボケ繰り出してる場合じゃなくて。



CODE-E「消えた力と気持のこと。」
あんなに嫌だった力でも、なくしてみて初めてわかる。光太郎にしても園美にしても、斎橋さんにしても、千波美にあの能力があったからこそ知り合うことができた人たちなんですよね。やっと憧れの普通の生活ができるようになったのに違和感を覚えるのは、あの能力もまた、千波美という人間を形作ってきた一部であることに気付いたからなのでしょう。力の消滅とともに、そこで得た関係も失ってしまうような、不安を感じているのかもしれない。一方光太郎は、やっとこさ、千波美と一緒に過ごしていた時間が心地よかったことに気付いたようです。



9月10日分。


エル・カザド「逝く男」
すべてローゼンバーグの計画通りだそうです。L.A.も、エリスを覚醒させるために生み出して、エリスとナディの仲を接近させるために操ってたんだそうです。悪魔的と言おうか、お前ホントにちゃんと計算してたんか?実は行き当たりばったりだったんじゃ?と言おうか。ジョディによると、ローゼンバーグは、マクスウェルの悪魔を実現するために魔女の研究をしていたにもかかわらず、それを横取りされた父親の無念の晴らすために色々やってるんだそうだ。そうなのかなぁ。そんな殊勝な男には見えません。なんか面白そうだったから、とか言われた方がよっぽど納得できる。だってねぇ。L.A.にランボーコスプレさせて、荒野の真っただ中で差し向かいで夕食摂る男ですよ?生粋の変態でしょう。ていうか、どっから持ってきたそのディナー一式。
ジョディさんは、案外人望あったんですね。部下が追いかけてきたのにはびっくりしました。しかし、この部下、全然役に立っておらず、リリオが逃げ出しても気づかずに、親分ともども爆睡です。もっとも、そのおかげで、L.A.の最期に救いがもたらされたんですけど。考えてみれば、L.A.も可哀相な子だったんですよね。ローゼンバーグの道具として使い捨てられるためだけに生まれてきたんですから。しかも、それが最後までエリスに伝わることはなかったというのが余計憐れです。もし、魔女のように人知を超えた存在がいるのだとしたら、あまりにも哀しい生だったから、せめてその終焉は幸福なものであるよう計らったのではないかと思えてきました。リリオは、なぜあそこにいたんだろう?やはり彼女には、何らかの力があるんでしょうか?