朝食食べてますか?

同僚が言いました。
「最近暑いし、朝食べる気なんてなくなっちゃう」
えっじゃあ、毎朝ご飯に前の晩のおかずに味噌汁に、二杯目は納豆かけたりして、茶碗洗った後、フルーツつまみながら紅茶を飲んで出かけてくる私って?
「ねえよ」
基本的に寝起きの私の脳みそはいつにもましてボケてるんで、入れようと思えばギャル曽根の夕食分くらいは入ります。んで、食べてから1時間くらい経つとさすがに目覚めるらしく、はっ!腹が苦しい!?またやりやかったな!!とか脳みそが言ってくるんだけど、ボケてたあんたが悪いんだろが、と思うわけです。
朝食は一日の基本です。



8月22日分。


大江戸ロケット「脱線は三度まで」
源蔵は忘れた頃にやってくる。もう最終回まで(人間型では)出てこないであろうと諦めてた源蔵が突然復活。もっとも、長屋の連中は最初から存在の認識すらなかったのでちっとも驚きません。しかし、女装をしたことで俄かに脚光を浴びる源蔵。源蔵が1分以上人様の興味を引いたのは、生まれて初めてじゃなかろうか。女装とはいえめでたい。このまま一生女装してりゃいいのに。ていうか、この人すごい才能があるんですけど。人々の認知度に反比例して、源蔵さんは皆さんのことをちゃんと見てますから、ソラの気持ちを自然に汲んで、ソラの気持ちになりきって本音を引き出しました。だからさぁ、源蔵は使える奴なんだって!みんなそろそろ気づいてあげようよぉ。
源蔵スポットライトついでに、座付き作家の中ノ島さんも登場。ドリルとともに現れた、どっかで見かけた懐かしいノリに、ちょっと涙がこぼれます。おかげでEDのキャストが大変なことになっておりました。



8月23日分。


バッカーノ!「ジャグジー・スプロットは泣いて怯えて蛮勇を奮う」
フィーロの儀式とか、セラードじいさんたちの寄り合いとか、結構地味目のエピソードで構成された印象がありますが、これはバカップルの出番が少ないせいでしょうね。不死者が相手の存在を吸い取る場面とか重要ですしね。そして今回タイトルとなったジャグジーくん。周りの連中の派手さに埋もれがちですが、この人も、自分の信念に命がけで忠実という点では、立派にバッカーノの狂人キャララインナップに名を連ねる資格があるんですよね。



モノノ怪「のっぺらぼう後篇」
結局、すべてはお蝶の心の中で起こったことだった。心の中で憎い夫の一族を殺して、その罪で自身を牢に閉じ込め、その罪を赦してくれる物の怪と一緒になって、幸せな自分に生まれ変わる。そこは欺瞞で覆った彼女だけの城だった、と。彼女が殺していたのは実は彼女自身の心であり、それを隠すための妄想にのっぺらぼうを利用した。本当の物の怪は、自分を殺し続け、偽りの幸せの中で生きていこうとした彼女自身の心だった。しかし、のっぺらぼうは、その彼女の心を知っていてもなお、彼女に利用された。愛した母親にすらその心を省みられることのなかったお蝶に、無償の愛を捧げてくれたのっぺらぼうの心に、初めてお蝶は自分の心を解放し、母親への執着を振り切って、心のままに生きていくことができた。
ということでしょうか?もちろん、のっぺらぼうとは、自分の顔を捨て去ってしまった彼女自身を指すとも考えられるわけで、色々と解釈の余地はありますが。とにかく、薬売りのやったことは、彼女自身の心に向かい合わせただけで、一応変身してたけど、切るまでもなく、彼女の中の物の怪は彼女の自覚とともに消えうせたんじゃないか?それとも、切ったのはのっぺらぼうの方だったんだろうか?まあ、なかなか変則的な物の怪退治でした。



スカイガールズ「温泉へ行こう!」
タイトルどおりの小休止回。露天風呂で一方的に攻撃されてる男性陣が気の毒でした。特に、慌てて逃げてるたくみくんは、とんだとばっちり。ワームの脅威がいよいよスカイガールズに知らされることになって、ちょっと微妙な展開になりそうでしたが、そこはまあ、みなさんにご奉仕するスカイガールズということで、ゴネてた音羽も納得して、とりあえず収まりました。軍の仕事とはいえ、契約と違うじゃん、という音羽の気持ちも分かりますけどね。こののんびりとした雰囲気をそのままキープしていただいて、あまり深刻な方向にいかないといいんですが、事態が事態だけに無理かなぁ。



8月25日分。


さよなら絶望先生「私は宿命的に目撃者である」
可符香ちゃん、陰の薄い人を人外扱いするのは、それはそれで失礼だと思うんです。大体、魂のステージって何よ?どこの用語?日蔭者にもランキングがあるらしく、絶望先生にまで否定されたステルス男、臼井くん(だっけ名前?)がひたすら可哀相なエピソードでした。
ネット社会にさらされてる今の子供たち(大人もか)には、非難訓練って確かに必要だよなぁ。



ひぐらしのなく頃に解皆殺し編其の弐 運命の変え方」
圭一には他の世界の記憶が残ってて、前回も悲劇を回避するために無意識に行動をしてたってことなんですね。圭一だけじゃない、レナも、詩音も。さまざまなシナリオの芽が摘み取られて行く様子に、こちらも期待してしまいます。お互いを信じることができたらこんなことにはならなかったのに、とさまざまなシナリオで誰もが後悔した分岐点で、最良の選択が行われている。いやぁ、新展開ですねぇ。しかも、鷹野さんまでイメージが土砂崩れになってます。そりゃもう、幾星霜生きてきた梨花ちゃまたちをドン引きさせるほどです。入江先生たちが組織の仲間だとは知りませんでした。
しかし、運命が梨花の味方になっているように見えるからこそ、恐ろしいとも言えます。羽入の心配もよくわかるし、大体、羽入の本心もよく分からない。彼女の意思が、今までの悲劇に加担していなかったという保証もない。疑い出すときりがないとはいえ、ひぐらしですからねぇ。すべてを変えたからこそ、新たな悲劇が用意されているという可能性も捨てきれません。