先週MXでやってたバッカーノ!ナビ見ました。

話題が遅いとお思いでしょうが、この日記のテーマは温故知新ですから。今決めました。
キャストインタビューとかありましたが、バカップルふたりのキャストは自由にやらせてもらってるようで頼もしい限り。ラッド役の藤原啓冶も楽しそうですねぇ。
今のところかなり順調にバッカーノワールドを展開してくれて、ファンとしては嬉しい作品になってくれてますので、この調子でみなさん、慎重かつ大胆に大宴会を繰り広げていただきたい。



8月2日分。


バッカーノ!「老婦人の不安をよそに大陸横断鉄道は出発する」
つい最近も原作に登場した勘の良い老夫人の予感通り、いよいよ列車内のバカ騒ぎが始まる。というか、バカップルが全開です。
いいっ!バカップル、いいっ!!この作品のキーノート、こいつらがいなければバッカーノは成り立たないという重要キャラにして、一番意味のないキャラ。その彼らの、意味のないバカ会話に意味のないバカ行動に意味のないバカ含蓄が画面から溢れ出てます。和みます。うぇるかむとぅざバカワールド。列車班キャラも一通り紹介されて、いよいよ大殺戮が始まる、というところで、いきなりフィーロ登場。今度は無印エピソードに跳ぶことになるのでしょうか?まあそうしないと、フィーロの出番ないもんなぁ。どうやら原作と違って場面の裏側を小出しにしていくようですので、こういった構成も原作でネタばらしまでに一定期間が置かれていた効果を担っていることになるのでしょう。とはいえ、フライングプッシーフットの話をここで切ったら、次に登場したとき内容思い出すの難しくなるじゃないか。視聴者の記憶力を試す作品ですね(まあ原作自体がそうだけど)。



モノノ怪「海坊主二の章」
何しろ人外傾向のある人ばかりがそろってるので、加世ちゃんがいるとほっとします。加世ちゃんもレギュラーになってくれないかなぁ。もっとも、化猫の時は薬売りと加世ちゃんの猥談がよかったのに、今回は真面目でちょっと物足りない。
あやかしだの物の怪だの、百鬼夜行の海の上。魚頭の海座頭の造形が非常に気色悪く、恐ろしかったです(声は笑いを誘いますが)。さて、中心となるのは、海坊主だけにお坊さん。彼の代わりに犠牲になった妹に許しを乞うためという事情が明かされて、なんだかまた哀しい話になりそうです。結末にあの魚頭がどうかかわってくるのか、というのがこの話のカギでしょうか?



スカイガールズ「よろしく!ゼロ」
みんな足りないところを補い合って、チームとして固まりつつある三人。しかし、零神、ゼロは音羽の心を汲んでソードを使わせた。音羽が一番納得できる方法を選んだとしてか思えません。音羽とゼロのシンクロ具合といい、ゼロの成り立ちには、音羽の思い出の中の男の子が関係してたりするんでしょうかね?そしてどうやら、音羽たちの知らないところで、戦いは始まっているようです。やっぱそうなるよねぇ。デモフライトだけのチームだったら平和だったんだけどねぇ。



8月4日分。


電脳コイル「最後の首長竜」
確かにイリーガルって、あれだけさっちーに消されてもこれだけ次々に出てくるというのは、どこかにイリーガルポケットがあるとしか思えない。
イリーガルであっても、電脳ペットと同じように子供たちにとっては大事な友達のような存在ということもある。人間の都合で勝手に生み出されて、迷子になって絶滅していくイリーガルたち。犬や猫であったらこんなことにはならないであろうと考えると、生命の定義というものが曖昧になってくるような状況です。大人しくデンパについてくるクビナガの可愛らしさと、工場の煙突に仲間たちの幻を見てしまう姿に泣かされました。さびしかったんだろうなぁ。この工場の煙突というのもまた、勝手に生み出され、邪魔になったら壊されていく存在であったという皮肉が利いた結末に、さらにやるせない気持ちにさせられました。



さよなら絶望先生「身のたけくらべ
スペシャルゲストは、早速の絆創膏さんというタイムリーさ。OPのカオスレベルたけー。
身の丈にあった生き方というのは大事ですが、未来のある学生たちに、人生の先が見えた大人の身の処し方を教えていいものだろうか?定番の温泉ネタでも、このクラスの病んでる率の高さを露呈しただけで色気も何もあったもんじゃない。ファーストフードがどれだけ恐ろしいものかは分かりましたが、保険が使えるBJ先生は便利でいいと思います。新井先生と小森さんは一体・・・



ひぐらしのなく頃に解「予定調和」
梨花というのはどういう存在なんだろう?いまだによくわかりません。彼女がさまざまな死のシナリオを経てきたというのは分かりますが、沙都子の努力に協力しようとしないのは、彼女が既にすべてを試みた後だからなのか?一体何度死を経験したのか。そういった存在がいて、なお変えられないシナリオというのは、そのままひとりの人間が出来ることの限界を思い知らせるためのものなのか。それとも、いつかどこかに出口を見つけるための存在なのか。彼女の役割がホント、読めません。