今期ドラマは結構見ました。

全話見ることができたのは少なかったけど、4回以上見てたのだけでもプロポーズ大作戦時効警察、特急田中3号、バンビーノ、喰いタンセクシーボイスアンドロボわたしたちの教科書と、自分的には驚異的な数ですよこれは。特にセクシーボイス〜は話の内容も面白かったけど、妙に懐かしいロボット名が続々登場するのが何よりもツボを突かれましたねぇ。
それに比べて、次のシーズンはどうも食指が動きません。原作知ってる花ざかり〜は花ゆめ購読してた時は読んでたけど結局どうなったのか知らんし、ホタルノヒカリは原作結構好きですが、ドラマにしたらありがちな恋愛話になっちゃうだろうし。



6月25日分。


エル・カザド「隠す女」
ローゼンバーグさんは隠しカメラ仕掛けてたんですねぇ。ジョディさん、間抜けな姿を映されちゃってますね。腹がつかえたとことか、メガネ壊したとことか、音声付きで映像が入ってたら楽しめただろうに、もったいない。そこら辺にローゼンバーグの詰めの甘さがあると見た。しかし、「ゲルマン魂」って、エラくキナ臭い言葉ですねぇ。
一方、エリスはついにストーカー少年に追いつめられます(またこの少年はイカれたカッコして)。エリスと少年は、同じ実験で生み出された兄妹ということなんですが、少年はエリスのような力は使えないんで、エリスを崇拝してるところがあります。でもなんかキモいんで、エリスは少年をきっぱり拒否(だってエリスにはナディがいるもんねー)。もちろん彼はストーカーなんで、まったくめげませんけど(エリス、気の毒に)。
タイトルどおり、エリスとナディはお互いに対して秘密を持ってしまった。ナディは何を見たんだろうなぁ。定石として、エリスを何らかの兵器として使おうと考えてる陣営がいるんでしょうけど、やっぱそれだけじゃなくて、宇宙消滅レベルの秘密があるのだろうか?
来週からタイトルパターンが新たな局面を迎えるようです。



6月27日分。


大江戸ロケット「あんたこいつらどう思う」
駿平、源蔵さんに計算を手伝ってもらったんだよね?で、その源蔵さんを探そうとか思わんですか?円周率とか計算できる鳩と源蔵さんとの因果関係は思いつきませんか?
銀次郎の部下が長屋に潜入して銀次郎の秘密を探ろうと画策。ここでも長屋の奴らは銀次郎の心知らずで、台無し行動をとります。ロケット計画におソラさんと、銀次郎もいろいろ秘密抱え込んで苦労するよなぁ。ま、最終的には、理解者が増えたのでよいですけど。仲間がどんどん増えて、江戸中の人間にロケット計画が伝わりそうな勢いです。



6月28日分。


セイントオクトーバー【最終回】「ロリ決着!めくるめくあなたと超運命!」
冒頭の懐かしいカフカさんが、緊迫した状況を和ませてくれます。もう完全におかしいクルツさんたら、ユアンくんを食べちゃって完璧クルツになりました。そしたら、ゴスロリ三人思いのまま。完璧クルツは容赦のかけらもなく三人を追い詰め、真実に気付いたエスメラルダまでも使い捨て。会社社長なんてやってるうちはまだ愛嬌があったが、暴走した狂人は誰も手がつけられない。しかし、ここまで来ても最強なのはユアン様。内部からクルツ乗っ取り。
地上の正義を統治するために生み出された石版たち。しかし、もう人間たちは石版がなくても自分たちの手で正義を見つけられる。(それはどうだろう?)
用無しになった自分たちを裁いてくれというユアン。泣きながら、ユアンに優しいジャッジメントを下す小十乃。そして、ユアンはクルツを連れてお父さんの所へと。ユアンと怒られてるちっさいクルツが異常にかわいくて、役目を終えて帰っていく石版たちの後ろ姿が哀しくて泣きそう。ていうか、泣いた。彼らは結局、人間のためだけに作られた存在だったんだなぁ。
お父さん(預言者)は、消滅した存在も元に戻してくれました(預言者を前面に出さずに、最後まで謎めいた存在として扱ったバランス感覚が素晴らしい)。そうか。このために、特別なドラマを用意したカードだけを消滅させたのか。ぶちょさん、けなげなカフカの前で再生。よかったなぁ、カフカ。ふたりで農業がんばってくれよ。エルロックさんも、おスズ、スズ吉、そしてエスメラルダの所へと帰ってきました。しっかり者の妹にボケた兄。兄妹の新しい生活はとっても活気に満ちて幸せそうです。三咲はヒロシさんと、菜月は猟兵と一緒。小十乃はヨシュアの下へ。つか、功士朗がアルテッサと一緒に暮らしてたりしません!?そんなラッキーがあっていいものなのか?ユアンくんも人間へと転生し、これ以上ないくらいのハッピーエンディング。決して相容れることのない小十乃とアッシュの訣別もきっちり見せてくれましたし、キャラクターたちがみんな、彼らにとっての最上の幸せを手に入れた、気持ちのよい最終回でした。多分、私が見ていた作品の中では、ダントツに泣けて微笑ませてくれた最終回。
途中どうかな、と思った部分もありましたが、折り返し地点からは目が離せない展開でした。特に三咲と猟兵のたどった道程は、思いもよらない紆余曲折。下手に暗い部分を引きずらないで、ヘビーな展開でも息抜きを用意してくれたのもよかった。久しぶりに、文句なしに楽しい作品でした!



6月29日分。


英國戀物語エマ「光陰」
ジョーンズ家の事業が大変なことになってますが、エレノア父が裏で手を回してたらしいです。そうか、これがあったからジョーンズ家の金力に頼る必要がなくなったってことか。さすが大貴族。やることなすこと傲慢だ。金策に駆け回るウィリアム。その姿に、あのアーサーまで協力してます。ジョーンズ家の危機を前に、ばらばらになっていた家族もやっと団結したようです。
そんなことは知らずに、ウィリアムのプロポーズに迷うエマ。寂しくても、エマの幸せを考えるターシャがいい子で泣けてきます。エマは本当にいい環境に来ましたね。ケリーさんの幻を見て、エマは決意を固めたようですが、彼女が出かけている間に、彼女に居場所を与えてくれたメルダース家が大変なことになってました。ウィリアムのプロポーズを受けそうな流れだったのに、これでエマの決断も変わりそう。



シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド【最終回】「世界×心」
みんなの闘いを高みの空から見物しながらゼロは言う。「信じてるよみんな」。お前も働け。考えてみればお前、なんもしてないよな。
心に冒険をー♪という感じで心をひとつにした蒼真、霧谷、トライハルトはあっという間に敵を消滅させました。いやあ、話が早くて大変助かる。しかし、トライハルトはいつからこんな正義ヅラしたキャラに転身してしまったのでしょう?異世界登場時の悪の大王キャラが嘘のようですねぇ。キルレインは兄妹そろって世界の罪をすべて封じ込めて番人になるという、どこまでも都合のよい身の処し方で蒼真たち的にも大助かり。
いろいろあったような気もしますが、大して何もなかったような気もするリーベリアに平和が戻ってきた。「やり遂げてくれたんだな、蒼真」。いやだからゼロ。あんたはホントに無責任。トライハルトとヒルダは、もうラブラブな感じでリーベリアに残りました。あれほどゼクティに執着してた霧谷が帰るというのが意外。呉羽と椎名も帰還(宝物もらっときゃいいのに)。そして、蒼真は土壇場でマオの涙にほだされてリーベリアに残りました。
えーーー!?霧谷はどうなるの?てっきり蒼真×霧谷ということで落ち着いたと思ったんですけど。カップリング作っといて次の週であっさり壊すとは、鬼のような番組だなおい。でもまあ、最後ですべて持っていったのは、ジャージ姿で農作業してる青春真っ只中の農業高校の学生さんみたいなトライハルトとヒルダだったんですけどね。
面白かったです。というか、笑かしてもらいました。ただ、笑いについては、蒼真が暴走してた前半の方が著しかったので、後半の大人しい蒼真には不満が残りますね。呉羽や椎名、その他一体何のために出てきたんだ?というキャラが多かったのも、ゲーム原作だと考えるとしょうがないんでしょうかね。



6月30日分。


電脳コイル「夏祭り、そして果し合い」
浴衣姿というのは最強ですわ。ガチャギリたち、勇子の浴衣姿に魂抜かれてます。勇子の命令で優子たちを罠にかけようとしたダイチも、フミエの着物姿にぼーっとなってます。しかし、これだけあからさまなのに、本人には気づいてもらえないダイチが哀れだ。やっと告白のチャンスがめぐってきたのに、一緒に果し合いしませんか、って、どんだけ不器用なんですかこの男子は。優子とハラケンもいい感じじゃありません?ハラケンの死んだ友達、カンナのペットは、ハラケンたちに何を伝えたかったのでしょうか。かわいい犬だったはずなのに、不気味なイリーガルの姿になって、それでもカンナの気持ちを伝えようとしたクロエ。死の直前、クロエの病気を調べていたカンナ。自分を愛してくれたカンナの死に殉じたようなクロエの最期が泣かせました。