アメリカ映画協会のアメリカ映画ベスト100が改定されたらしい。

でもやっぱり1位は変わらず「市民ケーン」らしい。
「市民ケーン」また1位…「最も優れた米国映画」改訂


市民ケーン」は、うわオーソン・ウェルズすげーという素晴らしい作品ですが、ウェルズの意に反してスタジオが付け加えたラストシーンがひっかかるんだよなぁ。
私にとっては今回2位から転落した「カサブランカ」が、時代を映し時代の恩恵を受けた、あの瞬間でしか製作できなかった奇跡のプロパガンダ映画として、オールタイムナンバーワンなんですけどね。



6月18日分。


エル・カザド「撃つ男」
魔女とかゆうてるカルト集団の一部が先走ってナディたちを襲撃。しかし、先週の祭りの続きのように、いらん装飾を付けた非実用的な扮装なのが、こういった宗教的な人たちの不思議なところです。そして、バーガーブームもまだまだ続き、ジョディ姐さんも一瞬だけバーガーレディ姿を見せてくれました。単なるサービスだったようですが、悪くなかったですよ。うん。髪を降ろしたクールなファッションもいいですけどね。
今回のゲストは、ガンマニアの頼りなさげな男。弱気になる男をおだてまくって上手く乗せるナディと、それを見習ってほめ殺すエリス。エリスたんは、こうやって女の処世術も覚えてゆくのですね。頼もしい。
なんか唐突な終わり方だったのですが、そろそろ折り返し地点で大きく話が動きそう。



6月19日分。


神曲奏界ポリフォニカ【最終回】「シンフォニー 虹の神曲
あっという間に最終回。なんかいろいろ中途半端だったなぁ。半端じゃなかったのは、みてくれのひどさですかね。キー局放送のアニメとは思えないくらい、魂の入ってない絵と演出。最終回もクライマックスの場面は感動的なはずなんですが、どこまでもいい加減な絵と演出が足を引っ張ってて非常に気の毒でした。私的好きだったのは、初見の2話とプリネシカの話。コーティの女王様バージョンが少なかったのも甚だ不満でした。



6月20日分。


大江戸ロケット「もしも悩むのが嫌だったら」
駿平の自分探しという骨組みはあるものの、結局、オールスターキャストで脚本も演出も心のままに走り回ってたお遊び回。御隠居の話は行き当たりばったりだし、どっかの兄弟が出てたり、悩んでるボクこそがボクなんだ!という結論ははっきり言ってどーでもよくなる楽しさでした。そして、夕日をバックにして走る山手線が、不思議に違和感なくしっくりくるファンタジーでもありました。いやだから、源蔵はそろそろ元に戻してやって・・・



6月21日分。


セイントオクトーバー「ロリ激戦!信じて見つめて超正義!」
これまでの経過の集大成をきちんと見せていただきました。
三咲の恋人がヒロシさんに生まれ変わってたというのは、なるほどという種明かし。だからこそ、前世の教訓を生かして今度は助かったというのが嬉しいですね。やっぱり三咲ちゃんがここに来たのは、無駄じゃなかったんですよ。一番悲惨そうなアルテッサと功士朗の闘いで、次々と明かされる功士朗の女運の悪さ(というか、そういう女を選ぶ功士朗が悪いのか?)。しかし、彼も無駄に打たれ続けたわけじゃなく、無敵の打たれ強さを身に着け、カッコいいのかカッコ悪いのかちょっと判断に迷うものの、一応勝利。文句なくカッコよかったのは菜月ちゃんですね。よかったなぁ、猟兵。こんなめげない女の子に拾われて。もちろん、ヨシュアが小十乃に敵うはずももなく、小十乃のスーパーパワーでヨシュアも含めて大浄化。しかし、最強のユアン様はついにクルツの手に落ちて、石版にされてしまったのが小気味よい、いえ、気の毒です。真実を知らされたエスメラルダのことも気になります。ま、この回でみんな実質的に自分の敵に勝利を収めたわけですから、最終回もロリっと解決してくださるでしょう。



6月22日分。


英國戀物語エマ「窓辺」
エマが傷心を癒すためなら利用されてもいいなんて、ハンス、お前いい奴だなぁ。でも、当たり前だけど、あわよくば、という気持ちも絶対あるはず。対するウィリアムも、ついに衆目の前でエマに告白。さて、エマはどうすることになるのやら。ハンスの方が好感持てるということを差し引いても、ハンスとくっついた方が障害が少ないのでワタクシ的推奨。どちらを選ぶにしても、どちらも選ばないにしても、前期は寂しく終わったので、今回はどんな形であれ、よかったねぇエマ、と言いたくなるエンディングが欲しいです。



シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド「光×闇」
ほがらかに高笑いしながら走ってくるキルレイン最高。
ケーブルを切れ、とトライハルトに言われて素直に切ろうとする蒼真と霧谷。君たちホント、頭使ってないよね。ゼクティに言われるまで、ケーブル切ったらトライハルトが危ないかも、なんて思わないんだもん。しかも、蒼真ときたら、最終的な決断を霧谷に上手くなすりつけてるし。蒼真くん、この世界に来て、世渡り上手になったようです。しかし結局、トライハルトはこの世界で何したかったんだろうなぁ、単にキルレインを暴走させただけのような気がするんですがね。一番身近に探しているものが見つかる、という青い鳥現象がそこかしこで発生して、トライハルトの聖杯はヒルダちゃんが持ってましたし、霧谷の聖杯相手はゼクティと、ここら辺は妥当。こっから先ですよ、見どころは!蒼真の心剣は、こともあろうか霧谷くんですよ!
何この特殊視聴者層狙い撃ち萌え展開?何この新郎新婦の愛の奇跡をご覧いただきましょう的思い出探訪?何このトライハルトがヒルダから心剣取り出すときより力が入った演出?そして、何このヒルダの大絶賛?あんたも腐ってたのか?というか、シャイニング・ティアーズってそーゆー話だったのかぁ・・・
心剣を三つ揃えて走り出す3人。俺たちの闘いはこれからだ!シャイニング・ティアーズの次の作品にご期待ください!!
え?まだ最終回じゃなかったの?



6月23日分。


電脳コイル「出動!!コイル探偵局」
強気な一匹狼勇子の隙が、ちょっとだけ覗けました。特に、必死で京子を助けようとしていた姿は、いつもの超然とした彼女とは対照的で、本来の彼女の顔が垣間見えた気がして魅力的だったなぁ。優子とのやり取りでも、場合が場合だけにただ拒絶するだけじゃなく、ちゃんと耳を傾けている部分があったし。先のことは誰にもわからない。勇子がいつか優子の彼女たちが手を取り合うときも来るのかな、という未来が見えた、いつもとは違う意味でワクワクさせられたエピソードでした。
あのイリーガルに関する勇子の話は完全なホラ話なんでしょうかね?彼女は、ただお宝というだけでキラバグを見つけようとしているわけではなく、個人的な理由がありそうです。何らかの復讐をしたいのなら、捕えずに破壊すればいいだけなんで、イリーガルの中に、彼女がどうしても欲しい何か、あるいは会いたい誰かの軌跡があるということでしょうか?