世界最速のスパイダーマン3観てきました。

そういう煽り文句に弱いんです。
関係ありませんが、上映前の予告で「ファンタスティック・フォー」と「トランスフォーマー」を観て、「面白そう」と呟いてた私の並びの女の子。隣の彼氏が「どこが?」と冷笑交じりで返したのに無性に腹が立ちました。
お前絶対モテないぞ!!
いやまあ、彼女連れなわけですけど・・・



スパイダーマン3」
*ネタバレにはなるかもしれないので一応伏せときます。とりあえず、見て損したということはない作品だと思います。
まず、アクションシーンに関しては、文句なしに燃えました。しかも今回は敵が多く、それぞれの戦いのパターンを楽しめる(特に冒頭の、カット数の多いバトルはモロに好み)。ラストなんかは、まさにWay to go!という感じ。
ただし、その「敵が多い」という部分がストーリーに響いてしまって、エピソードが多すぎるという印象になってしまったのが残念。逆に、それら個々のエピソードをきちんと追って、決着をつけた点はさすがというべきかもしれませんが、各エピソードを成り立たせる最低限の要素を入れるのに精一杯という印象も否めない。一番比重の小さかったヴェノムは、次回作に回してもよかったんじゃないかなぁ。
それと、ピーター。いくらダークサイドに落ちてるからって、いろいろマズいだろう?ダークな味付けがサム・ライミの持ち味とは言え、一応は正義のヒーローなんで、改悛の場面がなかったのが後味悪かったかも。
と、不満がないわけではないものの、やはり総合力が高い作品であることは確か。面白かったです。
ところで、MJっていつも衣装が微妙と思ってたけど、今回、ハリーとのシーンの白いブラウス、モスグリーンのスカートは赤毛とマッチして、拍手もののコーディネートでした。これでネックレスかパンプスが赤だったら言うことなし(ついでに、このシークエンスがあまりにもよかったので、もうMJはハリーとくっついてもいいんじゃね?という投げやりな気分にさせられました)。



4月30日分。


エル・カザド「着る女」
ローゼンバーグは修道院でのやりとりを一部始終偵察済み。L.A.かとも思ったけど、あいつはこんなマメなことしないか。となると、別口で彼女たちを追っている隠密がいると。何しろナディは思わぬトリックスターで、その行動はジョディにもローゼンバーグにも予測不能ですから。ジョディはいいんですかね?こんな不確定要素に大事なエリスを一任してしまって。しかも、ローゼンバーグもナディを知っているような印象を受けましたが、気のせいでしょうか?エリスは、ずいぶん自然にありがとう、と言えるようになってるような気がします。
てなわけで、今回のゲストは、都会に憧れる典型的な田舎の女の子。実際に憧れの街に放り込まれたときその根性を貫けるのかという意味で、彼女の再登場もあり得そう。というか、見てみたい。



5月1日分。


ぼくらの「強さ」
コダマみたいな奴って本当にいるんだよなぁ。悪意のかけらもなく、ただ単に生まれた時から選民思考を刷り込まれちゃった人間。怖いですねぇ。結局、操縦担当者が生き残る可能性はなくなったわけで、ワクやコダマにとってジアースは希望に満ちたものであったけど、それが単なる死刑台であったと知らされた残された者たちは、これからどうやってジアースと向き合うのか。やっぱり全滅?泥沼になる前に切ってしまった方がいいのか悩み中です。